ほぼ、毎日書きます。たぶん。

 ほぼ日刊糸井新聞(https://www.1101.com/home.html)という、糸井重里さんが運営しているサイトがありますが、糸井さんは、ほぼと言いながら毎日欠かさず20年近くトップページのコラムを書いています。


 毎日書くコツは?という質問に「いいこと書いてやろうと思わないこと」と言っていました。これ、大好きです。(毎日、感心するようなことを書いてらっしゃるんですけどね。)


 小さい子どもは「絵が描けない。」て言いません。自分が「描きたい絵」と「描ける絵」に落差があるなと自覚する年齢になって初めて「絵が描けない。」て言う子がで始めます。そんだけ成長したってことなんですが、ちょっと残念ですよね。


「とにかく毎日書く」とか誰でもがんばればできそうなことを、ずーっとやっていたら、どこかにたどり着く、ていう考え方は、誰も希望の仲間外れにしないので好きです。


 アメリカの超有名なコメディアンのジェリー・サインフェルドさんも「コメディーを面白くしようと思ったら、ネタ(Joke)を面白くしなくちゃいけない。ネタを面白くするには、とにかく毎日ネタを書くこと。」と言っていて、いいなと思いました。


「継続は力なり」という言葉が好きになったのは、かなり年齢が行ってからです。若いときは説教くさいと思って好きじゃありませんでした。みんなを平等に応援してくれる言葉だと思うので、今では好きな言葉の一つです。


 逆に若い頃に信じていて、呪いのような効力を持っていたけど、大人になって解放された考え方もあります。「四当五落」「No pain, no gain(痛み無くして得るものなし)」「苦労は買ってでもしろ」とか、根性系のやつ?


「最初っからそんなに敷居を上げなくても……。」て思います。あと、痛いのも我慢するのも嫌なので「だったらいいや。」と投げてきました。もういい大人なので「こういう考え方は自分の好みじゃない」と思えるようになりましたが、若いときはそれが正解だと思っていたので、解放されてよかったなと思っています。今の高校生とかはたぶん違うこと教わってますよね。


 このエッセイの一話目は魂を込めてかなり熱く語ったので、根性系の人と思われたかもしれませんが、かなりのヘタレ系です。睡眠時間は死守するタイプです。糸井重里さんを真似して、とにかく(ほぼ)毎日なんか書いていこうかなと思います。たぶん。


 蛇足:「千里の道も一歩から」も好きです。

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