第13話 新たな四天王

ダークドワーフ達によって小屋ではない拠点、すなわち見た目も城の魔王城の建設が進められている。

そんな姿を眺める。

ヌルの主観で完成度は7割といったところか。

石垣の上に漆喰や瓦屋根が組まれており、どう見ても日本式の城である。

ヌルは日本の城には詳しくないが、嫌いではないため、今のデザインに文句はなかった。


ヌルとハチコは次の冒険こそ当初の目的地である砂漠地帯に行く事を再決定した。

だが、地盤固めもまた重要だと考えなおし、魔王城の環境整備に力を入れていた。


ハチコは次の冒険を楽しみにしているが、前回の冒険では戦闘面において足手まといもいいところだった。

戦闘に役立たないまでも、迷惑をかけるのは申し訳ない。

せめて自分の身は守れるくらいでありたい。

そんな思いから戦闘訓練も少し試している。

とはいえ、彼女の職業は戦闘向きではないし彼女自身も戦いに向かない性格のため、どちらかと言えば四天王としての訓練と言える。

「召喚:イビルプリズン! 敵をとらえなさい!」

ハチコの手にした本からイビルプリズンが出現し、ハチコに向かってくるホワイトオーガを捕獲する。

「レイスフォッグ!」

ハチコの周囲に漂っていた赤い煙が、気体とは思えない俊敏さでイビルプリズンの内部へ到達する。

「焼き尽くしなさい!」

ハチコの命令を受け、煙に「ポッ」と火が付く。

すると瞬く間に燃え広がり、牢獄型モンスターが灼熱のグリルと化す。

燃えカスすら残さず牢獄内の一切を焼き尽くすと、赤い煙はハチコの傍に戻る。


ハチコの配下には大きく分けて3種類のモンスターがいる。

『暗黒童話集』を始めとした、本の魔物。

『イビルプリズン』のように本に収納されている魔物。

そして『レイスフォッグ』のようなハチコの代わりに攻撃を担う魔物。

秘書である暗黒童話集にイビルプリズンを収納するのは、かえって効率が悪いと判断し、ヌルに頼んで「檻の書(1巻)/悪行名鑑」というモンスターを作成してもらった。

1巻なのはイビルプリズンは常に増え続けるため、それを収納する書物も増えることが見込まれるのだ。


いずれ領地を持つだろうハチコの元へ、光の軍勢が侵攻してくることは間違いない。

本来であれば四天王の配下になったプレイヤーとともに応戦する内容である。

しかし、彼女自身のレベルは低い。彼女に従うプレイヤーを探すよりもモンスターを使役したほうが確実である。

そのため、現在のようなモンスターを扱った戦闘の訓練に落ち着いたのだ。

ヌルに慣れてしまったためか、使役するモンスターのデザインが恐ろしくても選り好みせずに性能だけで決定している。

そのため、ハチコの配下のモンスターはグロテスクなものも少なくない。

なので親衛隊のようなポジションのレイスフォッグは見た目はマシなほうである。


一方、ヌルは新しく手に入れたパーツを検めていた。

前回の冒険で30を超えるパーツを入手した。

100体以上のモンスターを触手で倒したため、妥当な量といえる。

ヌルはパーツを確認するうちに部位ごとに効果の方向性が決まっていることに気付いた。

腕パーツは攻撃に、足パーツは防御に、それ以外の頭などはスキルに影響を与える。

刃をもつ腕パーツを装備すれば触手に斬撃属性を付与できるし、毒を操るモンスターの足を装備すれば毒に対する耐性が1段階上がる。

火を吹くモンスターの頭は火炎放射器の様に使えるし、鋭い眼光の目玉を装備すれば隠れた相手が見えるようになる。

そして、それぞれ同じ効果のパーツを複数装備することで効果量も上がる。

自分に装備できる25枠を使いこなすことで、更なる強さを得る事ができると知ったのだった。

それゆえ、彼はパーツの検分に余念がなく、場合によってはハチコの知恵を借りるつもりでいる。

彼女の訓練が終わるのを待ってから話しかけてみよう。と思案していた。

…突如メニューが表示されるまでは。


『条件を満たしたプレイヤーから四天王加入申請を受けました。

満たした条件:モンスター「ギョン」の討伐

プレイヤー名:ティオ・フォルデシーク

種族:Lv.71 妖精

職業:Lv.5 アイドル

所属ギルド:ティオ後援会

加入を承認しますか? 

[はい][いいえ]』


「…ん?」

突然表示されたメニューを認識し、その内容を理解するのに数秒。

「えっ、ちょっ。ハチコさん! ハチコさぁぁぁん!」

訓練の終わりを待つ暇もなく、大急ぎで四天王兼参謀の元へ相談に駆け出すのだった。


ーーーーーーーーーーーーー


「うそぉん。」

横からヌルのメニューを見たハチコの第一声。

「ですよね。レベル70代でどうやってギョンを倒したんでしょう…?」

魔王の評判について知ろうとするなら、おのずとギョンについての評判も目にする。

そして、ヌルはギョンを強くし過ぎてしまった事を理解していたし、今では誰も挑戦していない。

はずだった。

しかし、目の前にはそのギョンを倒した人物名が表示されている。

ヌルの疑問に対して、ハチコはかぶりを振る。

「強さも勿論なんですが、この方、とっっっても有名な人です。」

「そうなんですか?」

ヌルはユニバース内の有名人を親友以外には知らないため、ハチコの驚きを共感できない。

「ええ、そうなんです。職業と種族を見てください。」

アイドル/妖精フェアリーとある。

職業も種族も見たことがないものだ。

職業についてヌルは多くを知らないが、種族には思い当たる点がある。

「あれ…、妖精?」

ふと思い出す。

ユニバースを始める前、キャラを作成するにあたって何度も選択可能な種族を目にしてきた。

結局は合成獣を選んだが、ファントムにしようと選んだ過程において、妖精という種族を見た事がない。

「妖精なんて種族、選べましたっけ?」

「いいえ。普通は選べません。ゲーム内イベントで3位以内に入ることで貰えるアイテムで妖精に種族を変更出来ます。」

「ゲーム内イベントで3位…!? ユニバースで3本指に入る強さのプレイヤーってことですか?」

もしそうならピースフルに匹敵するプレイヤーということになる。

「そうじゃないです! イベントは強さを競うものだけじゃないですから!」

「あっ…そうか。」

「ええと、このティオさんという方は、ユニバース内でアイドル活動をしてるプレイヤーです。アイドルは歌や踊りでバフを扱う職業であって、実際のプレイスタイルのことではないのですが、彼女は本当にアイドル活動をしているんです。」

もちろんゲーム内なので現実ではデビューしていませんが、とハチコは加える。

「一昨年のパフォーマンスを競うイベントで優勝して以来、爆発的に人気が出て、彼女のファンで結成されたギルドは今では千人を超えています。」

「せっ千人ですかっ!?」

驚きでヌルの触手がウニのようになる。

「ええ。種族が妖精になったのはその大会よりも後でしたが、妖精になったことでさらに人気を集める結果となっていました。

それ以降、パフォーマンス系のイベントには必ず参加していて、そこを新曲の発表の場にしたりと精力的に活動しているようです。」

ハチコが所持品から一枚のチラシを取り出してヌルに見せる。

虹色のラメ加工の文字で『第6回ティオちゃん新曲発表会イベント!』とあり、緑色の髪の少女がこちらに微笑みかけている。

「以前、ギルドの方に渡されました。」

「…なんというか、すさまじいですね。そんな人がなんで魔王軍に…。というよりもどうやってギョンを倒したんでしょう…。」

「そうですね。私も気になります。でもそれは…。」

ハチコがヌルを見据える。

ヌルはハチコに顔を向けて言葉を待つ。

「本人に聞いてみたらどうでしょうか?」

ヌルはハチコに対し、幹部として新しい四天王の加入を認めるかを聞きたかったのだが、もはや答えは出ていた。

表情はないが納得した笑みでヌルは答える。

「…そうですね。では承認します。」

メニューの承認を押す。


ややあって、ヌルとハチコの前にチラシで見たとおりの女性が姿をあらわす。

妖精といっても体の大きさをコントロールできるため、ハチコよりもやや低い程度。

緑色のショートカットにあどけなさの残る顔つきは、キャッチコピーの「そよ風の精霊」がまさに的を得ていると思わせた。

ティオは転移を認識すると、魔王城を右から左へと見渡し、やがてヌルで視線を止めた。

「もしかして、もしかしなくても、魔王サマですか?」

すこし緊張しているのだろう。ささやくような忍び音だったが、それでもよく通る声は普段から聞こえやすさを意識していることを感じさせる。

対してヌルは覚悟を決める。

ハチコとの初対面は散々だったのだ、今度こそフレンドリーに挨拶を完了させる事を目指す。

「はい。ようこ(そお越しくださいました。魔王をしています、ヌル・ぬると申します。あなたを歓迎します。)…。」

という言葉がヌルの中にはあった。

実際には5文字までしか聞いてもらえなかったが。

「くうううぅぅっ!!! センパーーーイ! 会いたかったです~~~~!!」

ティオは叫びながら魔王に抱き着くと、禍々しい宝珠のある胸に頬ずりする。

「ああ、逞しい…。しゅき…。」

二人目の四天王をして、またしてもヌルの思考は真っ白になった。

相手は千人のファンを持つアイドルである。

一方、お世辞にもヌル…無流の女性経験は豊富とは言えない。

人違い・スキャンダル・責任問題・魔王退任・アカウント凍結。

様々な悪い言葉が一瞬にしてヌルの脳内を駆け巡る。

無いはずの顔は蒼白になり、空気の塊を飲まされたような圧迫感を覚える。


『肉体に著しいストレスと心拍の乱れを感知しました。90秒以内に正常値に戻らない場合には強制ログアウトを実行します。』


またしても黄色いメニューが顔を出した。

ヌル自身パニックになっている自覚がある。

いつものルーティンを活用しようとする。

しかし、例えば、蛇に噛まれたまま冷静を取り戻そうとする人間は少ないだろう。

同じように現在形でアイドル妖精は抱き着いたまま離れない。

「フヒヒ…。センパイ…。」

面識のない相手に先輩と言われれば人違いだと返すべきだが、真っ白な頭はそれすらも思い浮かばない。

言葉は出ないが、非情にも警告メニューの秒数は止まることなく1づつ減っていく…。

もはやヌルでは収拾のつかない事態に対し、救いの手を差し伸べたのは信頼すべき四天王だった。

「魔王様が困ってますよ。ヌルさんもぼーっとしてないで自己紹介しなさい。」

ハチコの声が響く。

睡眠からたった一音で起こされるように、それぞれ己の世界と思考の渦にとらわれていた二人を呼び戻す。

ハッとしたヌルは自分を取り戻すと、するべきことに立ち返る。

「…すいませんが、離れてもらえますか? 自己紹介ができないので。」

「あっごめんなさい、テンションが上がってしまって。」

アイドル妖精はパッと離れると数歩下がってヌルを見上げる。

未だペースは乱れたままだが、ヌルは自分の平静を取り戻すために声を出す。

「ヌル・ぬると申します。おっしゃる通り魔王をしています。よろしくお願いします。」

肩だけでお辞儀をする。

一応魔王の方が偉いのと、握手をすれば殺してしまうためにヌルなりの挨拶である。

一方、自分の番が回って来たティオは、

「届けそよ風、あなたの癒しを司る妖精、ティオ・フォルデシークです!」

慣れた動きでクルッと回って決めポーズをとる。

ティオを中心にキラキラとエフェクトが出る。

癒しどころか混乱を与えられたが、相変わらずヌルに向ける視線は熱い。

我関せずハチコが発言する。

「一人目の四天王に任命されたハチコ・リードです。それで、ティオさんはどうしてヌルさんを先輩と呼ぶのですか? ヌルさんは面識があるようには見えませんでしたが。」

ヌルは言い淀んでいたことを真っ先に尋ねてくれたことに心の中で感謝する。

ハチコの言葉を受けてティオは首肯する。

「それはですね、ボクが四天王に加入した理由にもなるんですけど―――」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


遡ること数日。

ティオの所属するギルド『ティオ後援会』では定例会議が開かれていた。

”後援会”だが、ゲームの性質上ギルドマスターはティオ本人である。

ギルドの運営はティオと円卓と呼ばれる12人の幹部によって行われており、幹部だけが彼女と意見を交わすことができる。

円卓は半年に一度、それぞれギルド貢献度とメインAIによる人物評定、そしてギルドメンバーによる投票で再選出される。

議長であるティオから次回のライブ方針や活動内容が申告され、それを助けるべく設置されたのだった。


「みんな揃ったね! 始めます。ライブビューイングのみんな~! みえてる~?」

議長席横のカメラに手を振る。

基本、この様子は配信されており、コラボなどの極秘の案件を除きギルドメンバー全員が視聴可能に設定されている。

司会進行役の幹部がパネルを起動すると口を開く。

「ティオちゃん、今後の活動方針は決めたか?」

ティオはうなずくが、言葉を続けない。

「……?」

普段と違う様子に皆の心配げな視線が集まる。

ティオは意を決すると立ち上がる。


「みんな! ボク、魔王軍にはいりマス!」


一拍、静寂が支配した。

「「「なんだって!!!???」」」

ほとんどのメンバーが同じ顔で同じ声を上げた。

「ままま、待っておくれよう。魔王軍って、あの魔王? 極悪非道と噂の人物じゃないかぁ。危険すぎるよう!」

「まあまて、彼女なりの深い考えがあるのだろうさ。聞こうじゃないか。」

盛り上げ派という派閥のトップの発言に対し、父兄派と呼ばれる派閥のトップが制する。

「いやいや、黙っていられないでござるよ。我々にも関係のある話でござろう。」

「ふん、黙って聞くこともできんのか。これだからは…。」

「アタシはどんなプランであろうと受け入れてやるがねぇ。」

「ははは、姿勢だけは協力的だなぁ。点数かせぎか?」

一気に会議は踊り始める。

無論、ティオのために働く気は満々であるが、彼女のためを思えばこそ黙っていられない者、どんなことでも容認しようとする者など、派閥ごとのスタンスに意見が分かれる。

そんな中、ティオが手を挙げる。

それを目にしたメンバーから順に口を閉じはじめた。

やがて、一応の静けさを取り戻した空間に話しかける。


「魔王軍に入ることを認めてくれないなら、ギルドマスター強権によって、今日限りでギルドを解散します!!」


一拍、静寂が支配した。

「「「なんだって!!!???」」」

今度はすべてのメンバーが同じ顔で同じ声を上げた。

皆がまとまらなかった時のもしものために用意された権限。

今まで一度も使われたことがなく、彼女が主権を持っていることが皆に安心感すら与えていた。

それを引き合いに出して、なおかつギルドの存在そのものを人質に取られた。

そんな皆の気持ちを司会者が代弁する。

「…そこまでして、そこまでして魔王軍に入りたいのか?」

「はい。ボクには大事なことです。」

即答したティオの様子から、それぞれのメンバーは彼女の意志は曲がることがないと悟る。

考え込むメンバーが多い中で、怜悧な印象の男が手を挙げる。

「わかった。キミの頑固さは我々もよく知っているとも。だが、我々自身の今後の身の振り方にも影響する話だ。どうして魔王軍に入ろうと決めたのかくらいは教えてもらいたいものだ。」

その声に、考え込んでいたメンバーたちも同意する。

最終的には彼女の方針に従うつもりでも、納得を得たい。

それぞれを見渡していたティオは首肯する。

「もちろんデス。でも、この話は”私”がアイドルをやっている目的と同じくらい大切な話なので、あまり…多くの人に知られたくない。…かも?」

いじらしい様子で答えるティオに、司会者が声を張り上げる。

「緊急決議! 本話題の極秘案件化に賛同する者!」

一斉に幹部たちの手が上がる。

幹部は任期中に一度だけ緊急の提案をすることができるが、司会者は惜しげもなくその権限を行使する。

パネルに賛成12という数値が表示される。

緊急決議にティオは口出ししないルールであるため、彼女は賛成も反対もしない。

パネルと室内を見渡したのち、司会者はティオの近くにあるカメラに写り込む。

「満場一致を確認した。すまない同志たち、人の口に戸は立てられぬのだ。」

配信用カメラをオフにする。

映像が切れたことを確認すると、一様にティオに視線が集まる。

ティオもまたカメラを確認すると、深呼吸をし、口を開く。

「…ふー。私ね、みんなには明かしてないんだけど、始めたての頃に初心者狩りにあってるの。」

それぞれが驚きの表情を浮かべる。

アイドルとして活動を始める前の彼女については多くが謎に包まれている。

しかし、彼らの驚きはティオの過去よりもその内容だろう。

「私は、ほら…意地っ張りなところあるじゃん。

それで、アイテム返してもらわなくてもいい! ってギルド加入を断って、一人で進めたんだけど…1ユニもない状態だとホントに何もできないんだものね。あれは、ツラかったなぁ…。」

天井を見上げてしみじみと語る。

「あの頃はまだ、初心者救済を掲げるギルドも無かったし、ご存じの通りバトルは弱いからね。苦労しました。

なんとか快々晴々を抑止できないか? って相談した時、初心者に優しいねって皆は言ってくれたけど、私自身が元々被害者だったの。

…このギルドはユニバース屈指の規模を誇るよね?

だけど未だに初心者をあの人たちから守れるわけじゃない。それがずっと引っかかってたんだ。」

ぽつぽつと語る言葉に一人の女性の姿が見え隠れする。

そして、魔王軍に加入したいという思いの裏にあるものを察する。

「私がこれだけの人を集めてもできなかったことを、まだ四天王も揃いきってない中で成し遂げた人がいる。

善とか悪とか以前に、その人の助けになりたいよ。」

そう言って、静かに笑う。


余談ではあるが、妖精にも、アイドルにも「言葉によって相手の心を揺さぶる」というスキルが備わっている。


ティオが語り終えた時、半数以上の者たちが涙を流していた。

普段の快活さからは想像もできない切なさを込めた独白に心を打たれた者たち。

もはや、ティオの計画に口出しする者は一人もなく、配信を再開した際には幹部総出でギルドメンバーにただ信じて欲しい旨を告げた。

そして、どうやって四天王への加入条件を満たすかという議題へと移行した。


────その後、1人1個しか所持できない『採掘用ダイナマイト』約800個をギョンの周りに敷き詰めティオが着火した事で、ドルッサ村もろともギョンを吹き飛ばし、四天王加入の権利を獲得したのだった。

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