第12話 小さな失敗と魔王覚醒

ハチコが推理を披露して数分。

ヌルはハチコと改めて相談し、せっかくなのでエリアボスが判明した森林を先に探索をする方針に変更する。

ハチコの推測にすぎないため誤算の可能性も大いにあるが、仮にボスがおらず、想定した地点に何もなくても探索自体はプラスにはなるという判断に基づく。


ハチコの案内のもと、着実に魔方陣の核へと進行する。

しかし、魔法樹を通り過ぎる度に出現するモンスター。

これらの出現数が魔方陣の核に近づくにつれて増え、クセのある動きが目立ち、難易度が増してくる。

初めこそ修行の手ごたえを感じていたヌルだったが、徐々にてこずり始め、対処に時間をかけてしまうようになる。

「飛んでる敵…アイツは撃ち落として、じゃない、ええと遠距離スキルを持ってない敵だから…」

「状態異常のモンスターは隙をついて…このスキルとあのスキルは一緒には発動しない!?」

「あ、フェイント! コイツ、じゃなくて先にあっちを狙わないと…。」

敵に翻弄されるヌルを心配そうにハチコは見ていた。



十数本目の魔法樹に近づくと、突如として12体のモンスターが同時に出現する。

「数が…多いっ!」

こちらを囲むように様々なモンスターが展開する。

「こういう時はまず強化する能力を持っている敵を探す…、じゃなくて先制攻撃してくる相手をけん制、いや、全体が俺をターゲットするように…?」

「きゃあっ!」

悲鳴を聞いて振り向くと、ハチコがサソリ型のモンスターに毒を浴びせられている。

「ああっ!」

判断に時間を要する事態の上からさらに緊急事態が追加され、ヌルの思考が停止しかける。

「どうすれば、ええと、あのサソリを…いや。」

「ヌルさん! 撤退です!」

ハチコの即断を受けてヌルは指示どおりの行動に切り替える。

全速力でハチコに駆け寄ると彼女を抱える。そして探索した道を逆順に戻る。



魔法樹を4本ほど遡った地点でハチコを下ろした。

「ハチコさん、すいません。俺…失敗しちゃって…。」

「いいえ、ヌルさん。」

「はは…情けないな。…もっと上手くできるはずなんです。」

「あの、ヌルさん!」

「本当はあそこの場面での正解は…」

ハチコの声は届かなくなっていた。

護衛として頼られる自分に理想があったヌルにとって、護衛対象が攻撃を受けることは失敗である。

たった数日、動画と攻略記事でノウハウを勉強した程度で完璧にこなすなど到底不可能だが、ヌルは足りない経験を責任感で埋めようとしていた。

結果として”どういう行動をするのが正解であるか”に振り回されている。

ヌル…無流はまだまだ若い人物である。

人生において顔から火が出るほどの失敗や、穴に埋まって消えてしまいたい経験をしたことがない。

言い換えれば「失敗という経験値が浅い」。

期待に応えたいという思いが失敗をより強調し、この世の終わりのような気分を演出する。

「……ヌルさん。」

ヌルがそんな状態であることをハチコはなんとなく察する。

人との付き合いはあまり多くないが、だからこそ気持ちを察する事ができる場合がある。

そして、内向的パニックに陥っているヌルを立ち直らせるために…。


ハチコはメニューからフレンドリーファイアの機能を”オン”にした。


メイン装備から宝の地図を外す。

一発しか撃てない「使い切りグレネードランチャー」を装備する。

ランチャーを構えて、未だに俯いている頼りなさげな魔王に…。


バゴォォォォン!!


轟音と光、熱と暴風がヌルを包む。

レベル255の身にはダメージはほとんど無いが、衝撃で我に返る。

目の前のハチコの名前が赤色になっている事に驚くも、ヌルの反応よりも先にハチコが口を開く。

「しっかりなさい!」

ヌルより頭一つ分以上低いハチコがヌルの空虚な顔を掴む。

「私があなたに護衛を依頼したのは、あなたと一緒に冒険したかったからです!

上手な人だから、強い人だから、それなら魔王城の魔物たちを連れて行けばいいだけです。

私は、私達はフレンドです。

一緒に冒険を楽しみたいから誘ったんです!」

ハチコの目端に涙が浮かぶ。

人を叱咤することに慣れていない証拠である。

「…あなたは、ヌルさんは私と一緒に冒険して楽しくなかったですか?

私はとても楽しかったです!

今まで一人で冒険してきたことを後悔しているくらいです!」

運営チームのGMに理詰めで迫った時と異なり、感情を表に出したぎこちない本音。

感情を言葉にすることにも慣れないのだろう。

それでもハチコは言葉を続ける。

「私はあなたにも楽しんでほしい!

あなただけの楽しみ方を見つけて、その上で私と一緒に冒険してほしいです!」

ヌルはゆっくりとハチコを見る。

合成獣に瞳はないが、ハチコと目が合った気がする。

「俺は…。」

ブレインゲームをプレイしてほしいと言われたからプレイし。

魔王になってほしいと言われたから魔王になり。

パスタとして冒険してほしいと言われたから冒険に出た。

なんとも虚無nullな存在。

そんな存在のために涙が出るくらいに勇気を出して言葉を紡いでくれる。

しかし、ハチコが特別なわけではない事をヌルは思い出す。

親友が学食で本音で話してくれた時、きっと自分にもユニバース楽しんで欲しかったからだろう。

「どうかヌル・ぬる様だけの遊び方を見つけてくださいね。」そう言ったのはアンブレラだ。

頭の中で“正解だと思う行動”が、何度も映像で混ざり合って再生されていた。

そのぐちゃぐちゃに混ざったイメージをハチコが破壊してくれた。

そこに残ったのは…。

「俺、やってみたい事が沢山あります。ちょっと振り回しちゃうかもしれませんが、許してもらえますか?」

ハチコは笑う。

「ドンと来なさい! 私は四天王ですよ!」


ーーーーーーーーーーーー


とあるビルの一室。

「うう…ううう…。」

運営チームの内、魔王と四天王のピクニックをモニタリングしていた人物が歯を食いしばって涙を堪えている。

通りがかりの同僚がその姿を見かけて駆けつける。

「ど、どうしたぁ!?」

さらにその声を聞きつけたメンバーが数人集まる。

「なんだなんだ?」

「ヌルさんにまた何かあったのか?」

「辺見くん、大丈夫?」

名前を呼ばれた男、辺見は堪えきれなくなった涙をこぼしながらキーボードを操作する。

「ぐぐ…ごのふだりにぃ、ぢあわぜにぃな”っでほじぐでぇ」

泣きじゃくりながらもモニタリング録画のここ数分を呼び出して、ヌルが12体のモンスターに囲まれたシーンから再生する。

辺見は感動しいな人物である。

モニタリング対象のプレイヤーに入れ込んでしまうことが多々あるが、彼は直接プレイヤーに干渉できる立場にない。

初心者なのにバグによって魔王という役職を押し付けられてしまった人物。

それが温厚で丁寧な青年だったと笠原に聞かされてからは、彼の担当を申し出た。

そうして、ヌルが四苦八苦する日々を眺めつつ、彼のファンとして応援してきた。

彼が運営チームにとっての恩人、図書館の英霊を四天王に任命した時には大いに喜んだし。

”傀儡の指輪”のチェックには並々ならぬ熱意を注いだ。

辺見はこの魔王と四天王の2人には幸せになってほしいと心から思う。

そんな辺見の心中はともかく、うなだれる魔王がハチコに励まされる場面をメンバーが目にする。

「はぁ…さすがだなハチコさんは。」

「実際こっち側の人間なんじゃないかって噂されてますもんね。」

「でも、そうか。ヌルさんは若いんだな…。」

「辺見も昔、ポカやったときに落ち込んだもんな…。さては、昔の自分に重ねてるな?」

辺見は頭を上下させる。

「はい”っ。よがっっだでず。どぅるさん。よがっっだ。」

辺見の安堵はほかのメンバーにも同意できることで、確かにヌルが失敗から立ち直れなかった場合に、ユニバースそのものをやめてしまう可能性があった。

万が一、魔王が失踪した場合という対応はマニュアル化されているものの、その手段に頼りたくないのが人情である。

「もう、いつまでも泣いてるなよな。仕事に戻ろうぜ。」

メンバーの一人が横から辺見のキーボードに手を出し、映像を現在の中継に戻す。

「それで? ヌルさんはどうやってここを攻略するんだろうな。」

「撤退するんじゃないか? プリズンにハチコさんを匿うとか?」

「いやいや、どうかな? お、進むみたいだな。」

辺見とその周囲のメンバーがヌルを注視する。

立ち直った彼が言った「やってみたいこと」に興味がある。

やがて、画面の中のヌルは両手でハチコを抱える。

いわゆる、お姫様抱っこだが、護衛対象を守る姿勢としては間違っていない。

防御力のあるキャラが自分の体を盾にする行為であるし、両手がふさがった状態でも戦える装備・種族であれば問題ない。

そして再び12体のモンスターがうろつく地点へと戻った。

そこまでは見ていた人々にも予想がつく範囲の内容だった。


しかし急に、ヌルが縦横無尽に宙を舞うようになった。


全員が目を疑ったし、全員が声をそろえて言った。

「「「…えっ?」」」

全部で25本ある触手のうち、十数本を木に引っ掛けると高速移動をはじめた。

彼の全速力なのだろう。目で追えるギリギリの速度で黒い残像を映して線を描く。

ある軌道は巻尺が戻るようにまっすぐと。

ある軌道は稲妻のようにジグザグと。

ある軌道はブーメランのように緩やかな半円を描く。

時に海底を歩くタコのように触手で地面すれすれを移動し。

時に地面をたたきつけて大きく放物線を描いて跳躍する。

そうして、無軌道に思えるかのような移動を繰り返しつつも、モンスターとすれ違いざまに数本の触手でモンスターを叩く。

スキルではない。ただ、叩くだけ。

しかしダメージは恐ろしい数値を表示している。

振り回すだけでも高ダメージを与える触手が、超高速で迫るのだ。

しかも、モンスターの視界から消える動きを織り交ぜて背後から奇襲するケースが多く、考えなしにやっているのではないことがわかる。

皆が啞然とする中、みるみるうちにモンスターの数が減っていく。

モンスターは目まぐるしく動く攻撃対象を捉えることができない。

追尾する攻撃も残りの触手に叩き落とされる。ハチコを守るために残しておいたのだろう。

「魔王が…覚醒した…。」

運営チームの一人、バランス班の鏑木かぶらぎがつぶやいた。

「ああ…。」

「たしかに…。」

「まずいぞ…これは…。」

もしも今のヌルをモンスターとして実装したらクレームの嵐となることは間違いない。「こんなモンスター倒せるわけがない。」と。

このような戦い方はゲーム上、想定されていない。

スキルにスキルで対抗し、あるいは装備で有利をとる。

地の利を生かして相手を罠にはめて攻撃し、仲間との連携で敵の防御を崩す。

その環境下にあって、身体能力だけで全部を解決する化け物が誕生した。

メンバーたちは苦い顔をする。

ハチコはとんでもないものを呼び覚ましてしまった。

青い顔をした鏑木が大急ぎで自分のデスクへと向かっていく。

多くの者が自分の担当分野に干渉する事項がないか、そう確認しながら仕事へと戻っていく。

しかし、辺見だけは泣きはらした顔で笑っていた。

「ヌルさん。頑張って!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


魔王城の下方に広がる森。

縦横無尽に動き回るようになったヌル。

次々に消滅していくモンスターたち。

そんな中、一番不幸な存在を探すとしたら間違いなくハチコだろう。

あなたを守るためにお姫様抱っこをさせてほしいと言われ、ドキッとしたのも束の間。

彼女はめっぽうやたらに動き回るジェットコースターに乗車してしまったのだから。

なんとか意識を保っていられるのは、冒険家が野外でのみ使用できるスキル「イーグルサイト」によって、上空から自分を見下ろす視点で俯瞰しているからだ。

もしこれが無ければ、宇宙飛行士訓練に突然参加した一般人の如く乗り物酔いしただろう。

それでも次々と屠られるモンスター達を見て、ヌルが自分らしい戦い方ができている事を喜ぶ余裕はあった。


一方、ヌルは、自分が思い違いをしていた事に気付いた。

レベル255の超火力をもつ化け物。

それが自分である。

このパラメータに甘えてはいけないと思っていたが、本当は活用して限界まで性能を引き出すべきであり、動画や他のプレイヤーの戦い方をマネせずに自分なりの戦闘方法を立て上げるべきと悟ったのだ。

そこで触手に思い当たる。


彼は触手を活かす術を日頃から練習していた。

魔王メニューを始め、メニュー操作や日常動作なども触手で出来るようになったし、25本全てを使い分けることができる。

ここまで使いこなせるとなると、達人の域である。

もし人類の両腕が合計27本だったら、彼の器用さは世界レベルだっただろう。

しかし、ほぼ全人類において、四肢の他に動かせる器官を25本追加される機会などない。

彼を除いて。

そう、ヌルには才能があった。

仮想の感覚器官を自在に動かすという、特異すぎる才能が。

ゆえに、ハチコを守りながら12体のモンスターをこうも翻弄しつつも殲滅できる。

そしてそれを彼は「イメージ通りに出来た。」程度にしか思わなかった。


ヌルの覚醒を契機に、魔王と四天王の快進撃が始まった。

モンスターはどんどん強く手強くなる筈だが、ヌルには関係なかった。

ダメージを99%カットするモンスターも、カットしきれない1%が致命傷である。

周囲を強化するモンスター見つけては空高く放り投げて無力化する。

視界を奪われれば触手をアンテナにし、接触毒のモンスターには他のモンスターを振り回して殴りつける。

そして解決法が思い浮かばない時には一旦退いてハチコと相談する。

ゆえにヌルは凄まじい速度で成長をしたし、ハチコも足りなかった戦闘知識をどんどん蓄えていった。


やがて、魔法樹を過ぎるたびにモンスターが魔王成長の糧となることを十数度経たあと、目的地へと到達した。

魔方陣に当てはめたマップの核にあたる地点。

そこには大穴があった。

直径4mほどの円が地面にぽっかり空いている。

丁寧に石造りで装飾を施されたそれは、大穴とはいえ遺跡を思わせる。

「これは…!」

ハチコが声を上げる。

周囲に敵がいない事を確認したヌルがハチコを下ろす。

すると、吸い寄せられるようにハチコがまっすぐ大穴へと向かっていく。

穴のフチにかがむと、調べ始める。

「この装飾の様式…。きっとそうだわ。でも、ここまで来てボスが出現しないということは…。ヌルさん、こっちに来てもらってもいいですか?」

「あ、はい。」

辺りの警戒を続けていたが、ハチコの元へ駆け寄る。

「お手数なんですけど、穴の中央に向かって歩いてもらえませんか? おそらくですけど、空中を歩けると思います。」

ヌルは首肯する。

ハチコがたぶん歩けると言えば、空中も歩けるのだろう。

ヌルは言われた通りに大穴に足を進める。確かに歩くことができる。

言い換えれば、穴の中に入ることができない。

「ハチコさん、これは…?」

言いながら中央に到達すると見たことのない系式のメニューが表示される。


『ダンジョン:写術帝の隠れ井戸

攻略可能人数:5~30

推奨レベル平均:140以上

報酬:幽紋の核(一例)

踏破条件:エリアボス「????」の討伐』


とある。

このメニューはパーティ全員に表示されるようで、ハチコがフンフンと鼻を鳴らしながらメニューを凝視している。

「写術帝! やっぱりそうだわ。じゃあこの森…いいえ、この世界はそういうことだったのね! 歴史的大発見…!」

ハチコは手帳を取り出すと一心不乱に書き始める。

「ふふ…ふふふ…。つまり忍者の源流はこっちで間違いないわね。おそらく古代の亀裂事件はこの世界を…。…! そうか! 森に虫型のモンスターしかいないのは…。」

イキイキと考察を重ねるハチコ。

若干置いて行かれたが、彼女がとても幸せそうなのでヌルは良しとする。

ダンジョンというものの存在は、知ってはいたが入ったことはない。

パスタとしても最初のダンジョンには到達していない。

メニューにもう一度触れると内容が切り替わる。


『以下の条件を満たしていません。:攻略可能人数

 ※規定人数以上で行動している場合はパーティを統合してください。』


そうしてメニューが元に戻る。

どうやら最低でも5人の仲間を集めなくてはいけないらしい。

作成した魔物をパーティに加えれば条件は満たせるのかと思案していたところで、ハチコが自分の世界から帰ってくる。

「ハァハァ…。ヌルさん、ありがとうございます。」

「え? あ、はい。どういたしまして?」

何のことかわからないが、お礼を言われたので返事をする。

開いてはいけない箱をあけるような気持ちでヌルはハチコに尋ねる。

「ええと、何かわかったんでしょうか?」

「聞きたいですかっ!? 実はこの世界はですね…!」

ハチコの目が輝いたのを見て、開いてはいけない箱だったと確信する。

それでもヌルにとっても利益となる情報がある。

ハチコ曰く、この世界はパスタで冒険しているVer.2とは別の世界である。

ほかのプレイヤーが到達するのはかなり先になると思われる。

他のエリアもダンジョンがあるとするなら、早めに位置を割り出すべき。

など、今後の作戦の判断材料となりそうな情報も多い。

ただし、この情報をヌルが理解するまでに、山ほどの歴史的・文化的考察が織り交ぜられており、この遺跡は滅びた伝説の文明であるが、向こうの世界に滅びを免れた末裔がいること、ゲーム内の歴史で数百年前に起きた事件はこの世界と関連していることなど、情報の濁流を乗り越えることに苦労するのだった。


ーーーーーーーーーー


「それじゃあ、また!」

「はい。おつかれさまでした。」

「ヌルさんもあまり夜更かししない様に気をつけてくださいね。」

そう言い残してハチコの姿が消える。

結局、ヌルとハチコは魔王城という名の小屋に帰還した。

ダンジョンが2人では挑戦できない事が理由だが、探索を開始してからそれなりに時間が経っていた事もある。

1人残されたヌルは今日の事を思い返す。

随分とちっぽけな悩みにこだわっていた気がする。

苦しい様な恥ずかしい様な、それでいて悪くない気分だ。

今日の戦い方を完全に身につけるために、もう少し触手の扱いを練習しようかとも思ったが、ハチコに釘を刺されているのでログアウトすることにした。

「がんばろ。」

そう言ってヌルは姿を消す。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る