第11話 初めての冒険
快々晴々を壊滅させたことで魔王の評価を上げるという目的を達成し、パスタが初心者っぷりを遺憾なく発揮してストーリーを楽しんでいた頃。
魔王城でハチコはモヤモヤしていた。
「…冒険したぃ…。」
きっかけはともかく、ハチコは冒険家である。
本に囲まれて図書館に籠る日々が好きだ。
しかし、様々な地を訪れること…その地について考察し、研究し、知ることの楽しみも知ってしまった。
そして、魔王城から見下ろす景色には前人未踏の地が広がっている。
「見たこともないワクワクが詰まってるんだろうな…。」
世界図鑑に突然に未踏の地の記述が増えれば怪しさ満点であるため、世界図鑑には記述できないものの、個人で使用している手帳に書き記したいという欲望が徐々に水温を上げている。
ハチコは冷静になって考え直す。
実行すること自体は不可能ではない。
ここに荷物を預ける機能を設置して、死亡時の所持品喪失を想定して貴重品を預ける。
魔王城からパラシュートで降下。
眼下に広がる森を起点として隠密能力をフル活用、冒険を開始。
現実的に可能なプランだ。
しかし、無視することのできない懸念点も多い。
まず、世界図鑑の情報拡充のためにしてきた冒険と異なり、事前の情報が全くない。これまでは他のプレイヤーが記述した警戒すべき情報を前提にしていた。
次に、敵が強すぎるために隠密を見破るモンスターがいれば、防御力のない自分はその時点で死亡する可能性が高い。
そして、地続きにセーフゾーンが無い可能性があり、休む暇がなければ冒険を書き留めることができない。
結論としては、ハチコの目的を叶えるためは情報と装備、そして能力値が不足している。
ちなみに、冒険に出て死亡して帰るパターンを繰り返すというのは、自身の思う冒険ではなく「攻略」であるために除外している。彼女にとって冒険はあくまでも旅なのだ。
「はぁ…。冒険したいな。」
ため息交じりにペットもとい配下の『暗黒童話集』をひらいてみる。
暗黒童話集はアイテムのように収納できないため、魔王城にいる間は大事に抱えている。
白いページに文字が浮かび上がる。
『御用でしょうか? 四天王ハチコ様。』
魔王はモンスターを秘書として設定できるが、四天王にも同じことができるため、ハチコはこのモンスターを使っている。
一瞬、冒険にこの秘書を連れて行けば護衛役になるかもしれないと考えたが、もしも喪失したらショックが大きすぎるので却下する。
「…ううん。なんでもないわ。」
『かしこまりました。魔王軍に勝利を。』
ハチコの返答を受けると、会話の終了を認識した秘書はページにお決まりの文句を表示する。
そしてインクを徐々に薄くして消していく。
ハチコは心の内で嘆息する。
この冒険欲を1番手短に解決する方法が無いわけではい。
同行者がいればいい。自分と仲の良くて、とびきり強い人物。
魔王軍という文字を見る。
…そんな人物は一人しかいない。
彼と一緒に旅をしたら楽しいだろう。
見慣れた地ですらガイドしたいと思いたくなる。
しかし彼には初心者として楽しむ時間がようやく与えられたのだ。
それを自分のワガママに付き合わせるわけにはいかない。
彼にメリットがない。
ハチコはこうも難しく考えているが、本来ゲーム内の友人というものはワガママに付き合ってもらえる関係である。
相手の役に立てる自分を喜ぶ事もゲームの醍醐味ではあるが、ハチコは他のプレイヤーとの交流が少ないためにその点に気付かない。
ハチコは消えていく「四天王」の文字を眺める。
「あれ…?」
ふと、文字が消える刹那に流星のような閃きがあった。
閉じかけた暗黒童話集を再度開きなおす。
「四天王の業務と権利を表示して。」
『承知いたしました。』
ハチコの命令に応え、白紙だったページに高速で文字が記載されていく。
数秒で何ページにもわたってびっしりと書き込まれた状態へと変化するが、ハチコはそれに負けない速度で読み始める。
「…業務…ううん強制じゃない。でも、待って。これなら…」
ブツブツと論理を組み立てながら何度もページを行ったり来たりする。
ハチコが特に注視しているのは「領地」の項目だった。
四天王には「領地」と呼ばれる縄張りを設定する機能がある。
勇者の進軍を阻むために設定されるそれは、いわば「自分を倒さねば魔王のもとには辿り着けない」という主張に等しい。
そして、例えば「炎の四天王:フレイム」というプレイヤーがいれば、似合う場所は間違いなく火山であるが、その人物が草原を欲すれば草原に設定できる。
もちろん四天王が欲しても無条件で手に入るわけではなく、条件がある。
「コレを活用すれば…!」
ハチコの表情に喜びが浮かぶ。
この条件こそハチコの閃きの中身。
一つ、魔王の許可が要る。
二つ、該当する領域を行き巡り、マップのエリア踏破率が80%を越えさせること。
三つ、エリアに存在するボスモンスターを討伐し、領域の覇者たる資格を示す事。
一つ目の条件は現時点では考えなくていい。
二つ目の条件は問題ない。問題ないどころかコレは冒険そのもので、目的とも言える。
そして三つ目の条件。自分では到底達成できない条件こそがチャンスを与えてくれる。
すなわち四天王の業務という建前があれば、同行者として魔王に協力を要請できるのだ。
「よし! 準備よ!」
ーーーーーーーーーーーーー
数日後。
「では、いきましょうか。」
「ええ、出発!」
魔王城という名の浮島の端で、2人のプレイヤーがまさに飛び降りようとしていた。
この2人は言わずと知れた魔王と四天王。
「冒険を楽しむこと」
そんな冒険家のアドバイスに従って装備を整え、アイテムを揃え、遠足のような心持ちで互いに時間の取れるタイミングを設定した。
ウキウキと喜びを滲ませるハチコだが、その実、ヌルも楽しみにしていたし、このように魔王として戦う機会を待ち望んでいた。
ヌルは過日の快々晴々壊滅を見て、彼らは自分の未来としてなりうる形だと認識していた。
確かに今の自分は強い。
ほとんどの相手を即死させるほどの攻撃力だ。
しかしそれは能力値が飛び抜けているだけで、経験やテクニック、知識が圧倒的に不足している。
魔王のパラメータという名のぬるま湯に浸かっているに過ぎない。ヌルだけに。
例えば『受けるダメージを跳ね返す相手』が来ても、知らずに圧縮合成すれば自分が大ダメージを受けてしまう。
囮のような役割の相手に引っ掛かってしまう事もあるだろう。
結論としては早急に実戦経験を積みたかったのだ。
しかし、ハチコのお膳立てによってパスタとしてプレイする機会を得てしまった。
ゆえに「パスタをお休みして、魔王としての修行がしたい」と言い出す事もできず、パスタとしてストーリーを楽しみながらも心に引っ掛かっていたのだった。
ゆえに、控えめに魔王として何かできることはないかと尋ねたヌルと、四天王の業務のために魔王城の下に広がる大地を探索したいというハチコは、まさに思惑が合致したのであり、ヌルはすすんで護衛役を名乗り出たのだった。
念のために落下ダメージを軽減する装備をつけたハチコ。もちろん秘書の本はお留守番だ。
ヌルは彼女を抱えて飛び降りると、前回同様に触手をクッションにして着地したのだった。
クレーターが出来たものの、互いに無事であることを確認する。
ヌルに下ろしてもらったハチコが号令をかける。
「では、これより冒険…ンンッ! 探索を開始したいと思います。目標はこの森林の周囲6箇所のエリアです。まずは予定通りこのまま西に向かいましょう。」
「わかりました。自分が先頭に立つので、方角のズレがあったら教えてください。」
「ふふふ…。コレがあるうちは迷子とは無縁です…!」
秘密兵器と言わんばかりの笑みを浮かべたハチコが、懐中時計のようなアイテムを取り出すとスイッチを押す。
宙空に2枚の映像パネルがハチコを囲むように出現する。
片方のパネルには自分を中心とした地図。
もう一方のパネルには地名・天候・移動距離から周囲の魔法の影響や音波に至るまで、さまざまな情報が細かく表示されている。
冒険家専用装備「宝の地図Lv.105」。
Ver.2時代の最も難しいボスを討伐した際にまれに手に入るアイテムで、最高峰の性能を誇る。
しかし、超のつく不人気職である冒険家の専用装備であるため、投げ売り価格で取引されている。
それでもハチコには手が出せない値段であったが、ギョンが稼いだものをヌルが正しく軍資金として支給してくれたお金で購入したのだった。
「ハチコさん、自分のマップが真っ黒です。どっちに進めば…?」
「そのまま真っ直ぐで大丈夫です。目的のエリアとの境目はまだまだ先ですし、私のマップはしっかり表示されています。それでも地名が表示されないということは森自体にジャミングの能力があるみたいですけど。」
「やはり自分の名前が隠されてるみたいに、魔王城に近いとジャミングされるんでしょうか?」
「そうですね…その可能性も考えられますね。森自体の仕組みの可能性が高いように感じますが…。」
本来このような状況下ではほとんどのプレイヤーはマップ無しの状態で探索するか、消費する探索用アイテムを使用することになる。
しかし、冒険家のメイン装備は高性能な索敵能力があるためハチコには常に詳細な地図が表示されている。
「あれ? 少しいいですか?」
やがて不意にハチコが立ち止まる。
ヌルも同意して止まり周囲の警戒をするものの、怪しいものは見当たらない。
「宝の地図」があればモンスターの位置もわかるのだが、ヌルはレーダーに映らない敵や、1人で活動する際も想定して警戒の手は抜かずにいる。
やがてハチコがヌルに駆け寄る。
「ごめんなさい、やっぱり先にこの森林について探索したいです。」
予定を切り替えることにハチコが謝罪する。
当初は魔王城から見えていた砂漠に向かう予定だったが、何か興味のある点があったのだろう。
「あ、はい。もちろんです。」
この森はハチコの領地になる可能性があるし、別の四天王の領地となるにしても探索は無駄ではないことから同意する。
「この木を見てもらっていいですか?」
ハチコが一本の木を示すが、ヌルには他の木との違いがほとんどわからない。
「葉っぱを見比べるとわかるかもしれません。」
言われた通りに葉を一枚むしると確かに形が他の木のものと違うことに気づく。
「魔法樹のC型…ええと、魔法やスキルの力を阻害する木の一種かもしれません。あ!」
そういう木があることを初めて知ったヌルを置き去りにハチコがはしゃぎ始める。
「だったら…やっぱり! あっちにも生えてる! 行きましょうヌルさん!」
行きましょうと言われたらついていくだけである。
「やっぱり等間隔に配置されてる…! こんなにたくさんのC型を配置しても効果は変わらない…。いったいどんな理由が…!」
ウキウキと跳ね回り、突然立ち止まると考え込む少女のようなハチコを、ヌルは少し可愛らしいと思う。
相手のいろんな面が見れるのは親しくなった証拠であり、この繋がりを大事にしようと決意を新たにする。
「こっちの木は─…。」
ハチコがさらに魔法樹を発見し、駆け寄った瞬間にモンスターが出現する。
『Lv.101 ガーディアンインセクト』
人と同じくらいの大きさの二足歩行するアリのような見た目で、盾と槍の武装をしている。
「えっ…。」
突然の接敵にハチコが呆気に取られる。
その点、警戒を怠っていないヌルの行動は早かった。
(修行の成果を見せる!)
まずは敵に「気付け」のスキルを使用する。
触手が相手に伸びて305! とかすめる程度のダメージを与える。
これは序盤に覚えるスキルで、本来は味方の混乱や睡眠を解除するために使用するものだが、あえて敵に使用したのだった。
効果はヌルの想定通りで、ガーディアンインセクトの狙いは何もしていないハチコから攻撃をしたヌルに切り替わる。
「キシイイイィィィッ!!」
武器をかまえて直進してくるガーディアンインセクトに対して、ヌルは「邪気充填」という魔王用の戦闘スキルを使用し、パラメータを上昇させる。
さらに物理カウンター技である「渦の型」によって、槍での攻撃に合わせて反撃を繰り出すことでガーディアンインセクトを倒すのだった。
流れるようなヌルの対処に、ハチコが賞賛を送る。
「すごいですね! まるで歴戦のプレイヤーのようでした!」
「ありがとうございます。実は攻略動画を見たり、行動指南を見たりして修業したんです!」
「なるほど…。じゃあまさにその成果が出たわけですね。」
「ええ。ですが、それでも守り切れるとは限らないのであまり離れないでくださいね。」
ハチコに褒められてうれしいが、それでも伝えるべきことは言っておく。
「ごめんなさい、…あっでも今のモンスターはちょっと特別かもしれません。」
特別? と首をかしげるヌルに対し、ハチコは自分の「宝の地図」のマップを示し、ハチコを中心とした青色の円を指す。
「野生のモンスターが出現する場合、必ず5~10mは距離があるので、この範囲内には基本的に出現しません。
でも、いまのモンスターはわたしの目の前に突然出てきました。ここがモンスターの巣でも、姿を隠すタイプでもないのに、です。」
ヌルは確かにと首肯する。
パスタとして冒険をしていても、遠くからこちらに気付いたモンスターが接近してくるパターンがほとんどであった。
「ということは、この森はモンスターが特別に近くに沸くエリアなのでしょうか?」
「たしかにその可能性はありますが、今の時点では断定できません。私の推論ではもっと別の仕組みの気がします…。」
マップや詳細情報を見比べつつハチコが周囲を見渡し、考え始める。
ヌルは警戒を続けつつも自分なりに考えてみたが、特別なエリアという答え以外は浮かばなかった。
「この形…。その可能性があるなら…。」
やがて何かの結論を出したハチコがヌルに向き直る。
「ヌルさん、確かめたいことがあるので実験なんですけれど、あそこの魔法樹に向かってみてもらえませんか?
おそらくある程度まで近づくと、さっきと同じようにモンスターが出現すると思います。」
ヌルは同意して指示された木へと移動する。
あと2、3歩という距離まで来たところでヌルの真横に『Lv.103 ブラックピンチ』という巨大なムカデが出現する。
「うわぁ!」
モンスターが出現する可能性を教えられていたが、大きなムカデという見た目のインパクトに驚いたヌルは触手で無造作に殴りつける。
ムカデは触手の一本一本から数千というダメージを受けて耐えきれず、バラバラにちぎれ飛んでいく。
ヌルは急遽襲われたときに使うスキルと立ち回りを思い出し、まったくその通りに動けなかったことにやや落ち込んだ。
ハチコのもとに戻ると、彼女は納得した表情をしている。
ビックリしたことが若干恥ずかしいヌルが先に声を掛ける。
「ハチコさんの言った通り、モンスターが出ましたね。」
「ええ。」
「それで、確かめたいことって言ってましたけど、何がわかったんでしょうか?」
「もちろんです。」
ムカデに驚かされてしまった手前、なにも収穫が得られないのではビビらせられ損である。
ハチコはニヤリとする。
「おそらくですけど、このエリアのボスがいるであろう位置が割り出せました。」
「は?」
何かの冗談かとヌルが疑う前にハチコが説明を開始する。
「まずこの図形を見てください。」
ハチコがマップの表示されているパネルに、森の地図とは無関係な画像を追加する。
教科書に載るような図形であり、円の中に数十か所の赤い点が打ってあり、それらをつなぐように線が引かれている。
「ええと、魔方陣ですか?」
「ええ。その通りです。この魔方陣は”五里霧中の陣”といって、純粋な魔術の陣というよりは忍術の陣です。」
魔方陣は触媒を置いて図形を描くという条件を満たせば、ヌルのような魔法を使用できない種族でも使用できる仕組みで、陣の範囲内に効果を及ぼす。
「五里霧中の陣は、内側にいると索敵能力が大きく減退してしまう効果で、人同士のチーム戦で相手の司令塔の人物に使うそうです。」
世界図鑑の受け売りだが、誰が書いたにせよ世界図鑑に載っているということはハチコの知識ということだ。
「この部分に注目してもらえますか?」
ハチコはパネルを操作すると五里霧中の陣の一部に線を引き、丸く囲う。
「そしてこっちが今いる森林で確認できた限りの魔法樹の配置です。」
マップ上に魔法樹の位置が映し出される。
ヌルは「あ!」と声を上げてしまう。
魔方陣の触媒の配置と、魔法樹の配置が同じ形をしている。
「似てますよね?」
「はい。」
ハチコはマップを示す。
「さらに、この木とあっちの木では近づいたときモンスターが出現しましたが、先ほど通って来たこの木では出現しませんでした。」
うんうん。と授業を受けるような態度でヌルはうなづく。
「地図と魔方陣を重ねるとこのようになります。この木に向かって移動する、つまり魔方陣でのある場所に向かって移動しているときにモンスターが出現したということになります。」
ビシッ! と魔方陣と一部分を指さす。
「魔方陣の核に当たる部分です。ここにエリアボスがいるものと思われます…!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時を同じくして、とあるビルの一室。
「あちゃー…まじかー。」
運営チームの内、魔王と四天王のピクニックをモニタリングしていた人物が呻く。
彼は趣味でヌルとハチコを覗き見をしているのではなく、新しいエリアにプレイヤーが到着した際の様子を確認し、不具合に遭遇していないかの確認が仕事だ。
もっとも、魔王はイレギュラーのかたまりなので新しいエリアでなくても基本的に誰かしらはモニタリングしている。
「どうしたー? ヌルさんがまたバグ出しちゃった系?」
別のメンバーがモニターから顔を上げる。
ヌルに不具合があれば深刻な事態なのだが、呻き声から緊急事態ではないことが窺える。
「いや…。ホラ、例の3DFの森あるじゃん。」
「ああ、リッキーパイセンの自信作のギミックのやつな。俺も迷子になる自信あるわ。」
「そうそれ。…なんだけど、図書館の英霊にエリアボスの位置がバレたわ。」
「は? マジかよ。あの人何やってんの?」
「いやー。やっぱハチコ・リードさん普通じゃないわ。冒険家とかいうマイナージョブ選んだだけあって適確に位置を割り出しちゃったもん。」
「うへへ…。リッキーパイセンに電凸しようぜ。たぶん昼寝してるだろうけどすぐにこっち来るぞ。」
このあと、マップ制作担当メンバーの一人の絶叫が響き渡ることになり、運営チームのハチコに対する印象がさらに深いものとなるのだった。
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