あとがきとかの蛇足
あとがき、という名のなかがき
改めまして、本作品を執筆させていただいた芋メガネと申します。
この場をお借りして、改めてシナリオ製作者であり本作品の執筆の許可をくださったケイ様、GMを務めてくださったたかはるさん、PLとして共に同じシナリオを駆け抜け本ノベライズにおいて許可や様々な資料提供をしてくださったでろんちょさん、lolyさん、O太さんの皆様、そして本作品を読んでくださった読者の皆様に感謝を申し上げます。
正直書き始めた頃はここまで多くの方に読んでいただけると思っていなかったので、本当に驚きと感謝の連続でした。
シナリオ作者のケイ様を始めとする皆様が広めて頂き、本当にいろんな方の目に留めていただけたお陰です。
元々は身内卓内での記録に書き残そうかなくらいであったのが、この様な形で多くの方に読んでいただいたのは本当に励みとなっておりました。ありがとうございました。
正直堅苦しい文を書くのは苦手というのもあるのでここからはゆるくいかせていただこうと思います。
さて、今回のノベライズでは実は結構省いてしまったり流れ的に改変してしまった部分があります。他にも改めて読み返してるとふふっとなる様な場面もありました。ですので今回はその辺の裏話を紹介させていただきたいと思います。
寝台特急マリンスノー(第1話〜第4話)
・オープニングで前日譚をそのまま引用された
そもそもあの前日譚、自分がエレウシスの秘儀が楽しみすぎてオープニングフェイズとエレウシスの後半のSSを読んで勢いで書いたものだったんですよね。
まさかそれを使用されるとは思わず、当日は地味に画面の前で悶えていました。
・垂眼「鬼滅じゃねえんだぞ」
小説本編では思っクソ伏字にしてましたが完全に鬼滅です。入れるか悩んだ結果、これ入れた方が垂眼君らしさが最初の方から伝わるなと思い入れました。鬼滅の公式や鬼滅のパクリとして見つからないかだけが心配です。
・禅斗「ほら、そこにシャンパンがあるだろう。もう開けちゃっていいよ、盃を満たそう」
ボツにしようか悩んだセリフの一つ。いや、まだ任務終わってないです支部長。仲間を信頼してくれてるのは嬉しいですがまだ開けちゃダメです。他にもちまちま色々入れて盛り上げてくださっていただいていました。
少女、イリスとの邂逅と触れ合い(第5話〜第10話)
・ほぼ最初で最後の会話を交わした黒鉄とマリアさん
ログを読み返すと実は蜂蜜の時以外会話をしてなかった二人。マジで探しても殆ど会話がなかった。
・ずっと後ろから見てるPC一同
観客席で暇なPC達が色々とわちゃわちゃやってましたし、ちょっと離れたところから見てたら該当シーンのPCに気づかれるとかそういうイベントもありました。ただし会話の内容が中々に酷い。
・店員がHGなレイザーのカフェと、とにかく明るい履いてる遊園地スタッフ
たかはるさんの当時のTwitterを参照していただくと一瞬ですが、スタッフの立ち絵がそれでしたので観客席がカオスなことになっていました。正直ログはかなり酷い状態になってます。
・突如カラオケに行くMM地区支部チルドレンズ
禅斗支部長とイリスが富士山に行くまでの道のりで見失った一行はカラオケに。いや勤務時間内だし、なんならマリアさんもいました。
・実は先に一杯やってた禅斗支部長とアイシェさん
本小説ではエレウシスの秘儀戦の直前に約束を交わしただけでしたが、実はドライブから帰還した時に既に二人で一杯飲みに行ってました。せっかくだったのでこのシーンは彼の帰る理由として後に使わせていただきました。
vsヴァシリオス(第11話〜第12話)
・出目が荒ぶった垂眼くん
本小説でも垂眼くんが主役なのに散々な目に合っていましたが、達成値の最大値が14でした。それも回避されてたりと中々不遇な感じでした。ただある意味これがその後のRPに繋がったという感じです。
・謝る黒鉄
いや、マジですんませんでした。ヴァシリオス戦のトドメ刺すつもりなかったんです。出目がちょっとよくなっちゃったんです。思わず垂眼くんに謝るという謎RPをしました。
・ランドマークタワーにテレポートして先に祝杯をあげてしまった支部長
帰ってきてください!!まだ終わってないですよ!!
結果的に最後の自爆技を受けずに生き残るというファイン(?)プレーを成し遂げ再度ヴァシリオスと立ち回るという。
垂眼くんの再起、そして皆の決断(第13話〜第17話)
・垂眼と黒鉄
長回しのRPを実際にでろんちょさんと二人で回させていただきました。ヴァシリオス戦後で一度セーブした時に、でろんちょさんから「垂眼くん、再起できなさそう(意訳と要約)」と伺っていたので、結構練ってから挑みました。ちょっとだけ迫真のRPでした。ああいう風に励ませることをパッと言えるような人間になりたいですね(願望)
・ちょっとゲスト出演のうちの子
赤レンガ倉庫の前で黒鉄と会っていたのは思っクソうちの子です。実際のセッション中ではたかはるさんが“海"に突入直前に出してくださってたのですが、出番を減らしつつ少し印象を残す感じに変更しました。
・マジで即答のマリアさん
葛藤する間も無く鬼切の古太刀を手放すことを選んだマリアさん。貴方、イリスのためにそこまで……と正直改めて読み返して自分が勝手に惚れました。
・禅斗とヴァシリオスの小説オリジナルシーン
実はあのシーン、今回のノベライズにおいてオリジナルで追加させて頂いたものとなっております。
元々禅斗支部長の並行世界と繋がってる設定は伺っていた上、ヴァシリオスとは友人である世界線の方が多いと仰ってた事もあったので今回改めて追加したシーンでした。二人のリーダーが語り合うの、個人的にはセッションでも見たかったし、改めて後続の作品でも書きたいなぁと思いました。
決戦、エレウシスの秘儀(第17話〜最終話)
・出目が荒ぶるよ垂眼君(上振り編)
卓は生きていると思わされた出目の数々。今度は上振りで明らかに出目もよく完全に覚醒していました。流石ヒーロー……
・殺意高すぎ支部長
命中45、ダメージ59の火力を叩き出した覇王幻魔眼。HPを半分近く削るとは同卓してる自分も思わなかった。
・殺意高すぎマリアさん
達成値70、ダメージ66という驚異の出目を叩き出したマリアさん。殺意高すぎます。てか、二人でほぼ殺しきらないでください(真顔)
以上、セッションにおける裏話でした。
本当に上記の変更点以外は殆ど卓の時のまんまを小説にさせていただきました。本当にこの作品を作る上で、ケイ様の完成度の高いシナリオや、GMのたかはるさんの卓越したマスタリングや、皆様の全力のRPで成り立ってるのをログを読み返しながらしみじみと感じました。
そして最後に改めてここまで読んでいただきありがとうございました。
芋メガネの書くエレウシスの秘儀ノベライズは一先ず完結しましたが、まだもう少しちょっと続きますので今しばらくお待ちいただけると幸いです。まだサブタイトルの〜Flower of Hope〜の回収もできてないですし。あ、フリージアではないです。止まるんじゃねえぞ……ではないです。
まあですので今回は、「あとがき、という名のなかがき」というわけですね。
卓か小説か、いずれかの形でお披露目させて頂くつもりですので、その時は温かい目で見ていただけると幸いです。
それでは、また。
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