第7話
疲れた。
あのあと一通り部活連れ回された。わかった事は、この部活の音楽レベルは高い。その辺の音楽高校より技術もセンスもある。この人たちが普通科だというのが不思議でならない。まさに天才の集まりだ。
いくつかあったロックバンドは売れないバンドマンより歌詞もサウンドも良い。
琴などの和楽器をやるチームもあれば、アフリカの楽器を練習してる人もいる。
管弦楽団は各パートに音大レベルの奏者が数人。ソリストを出来そうな人も数人。他のメンバーもアマオケなら重宝されるな。
1番驚いたのは、先輩たちはたくさんのバンドを掛け持ちしている。その上、兼部までしている人もいるそうだ。予想を遥かに越えるレベルの高さ。多彩さ。流石だ。
結局、コンミスの圧に負け、入部することになった。おまけに管弦楽団への入団テストを受けることになった。最初は「誘っといてテスト?」って思ったが、あのレベルの高さなら納得だ。
そして、1つ。彼女は入ってくれたお礼として
「ソリスト探しを手伝う。」と言ってくれた。
そこまで頼んでないのに、あの人はエスパーか?
なんにしろとても助かる。明日から楽しくなりそうだ。
影をつける者 水木 @Dog_wood
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。影をつける者の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます