編集済
此度、ご参加ありがとうございました!!!
このプロットをサスペンス風に仕上げたこと、そしてサスペンスに挑戦されたことがまず大きな意味だと思います。
3話以降のスピード感もとても良くて、これだけ気になる要素だされたら前にいくしかないだろー! という(笑)
やはり気になったのは2話における文章の粗さですかね。整理することで、重要な描写をしつつ、もっと物語をドライブさせることができると考えます。構成上、3話まで読ませてしまえば勝ち、1話を読んだら2話を読むに決まってる。ならばこのお話の峠は2話です。ここでスリップ&コースアウト谷底ヘブンさせないため、作家として最も洗練されてなければならない箇所と考えます。再度読み直した時に、一瞬でも目が止まる場所はすべて直すくらいの心意気で良いかも知れません。
あるいは、一話でわざとらしく死者が一名であることをより強調しておく、とかですかね。そうすれば3話まで読むでしょう。
エンタメはわかりやすい方が多くの人に楽しんでもらえるかと思います。
個人的には、最後のアオイの一言、これは「これから何かやられる!」と取っちゃいましたね。むしろ名言してすっきりさせてほしかった!と思いました。
サスペンス的な濁りを残すなら、冒頭一話の表現はよりシックなものの方が良いと思うんですよね。一話のテイストがエンタメによっているので、エンタメの心意気で読み進めていて、ならば最後はスカッと胸の支えが取れるほうが良いように思いました。
「これから私はブレーキを踏まない。……これはライブなのよ。あなたの悲鳴と私の悲鳴、どっちが楽器として優れているか、聴き比べてもらいましょうよ。――あの世で待ってるツカサにねえ!!!!」
くらいのことを待ち構えていたのでwww
あとはまぁ楽器として比べるならどっちの方がよく鳴k ←
クズ発言すみません。持病が。
とてもドキドキハラハラで楽しめました。
とはいえ、やっぱり、ゆうすけさんの作品だな、と感じる味の整え方は、やはり光る個性なのだなぁと思った次第です。
いつもご参加ありがとうございます。
これからも、何卒、よろしくお願いいたします。
作者からの返信
そこまでゲスい発想は俺には出てきませんでした。笑
いいですよねー。「鳴いてこその楽器なのよ!」とか「エージングはばっちりなんだから!」とか。
このお話の反応で面白かったのは男性は「アオイとユキエは仲直りできてよかった」、女性は「アオイはきっとユキエになんかするつもりだ、怖い」と評価が分かれたところなんですよね。
それとこのお話、指定のレギュレーションを決定的に踏み外してるんです。「ツカサが手紙を書いて心情をアオイに伝える」という部分ががっさり抜けてまして。
今回はそういうことのないようにしますので引き続きよろしくお願いいたします!
こんばんは。作品を読ませていただきました。
第1話で、なんでツカサしか亡くならなかったんだろう?一緒にいた女性は一体誰だったんだろう…?と不思議な気持ちで読み進めていましたが、まさかユキエと浮気していたとは想像もできませんでした。ゾッと怖くなりました。
何よりも、こんなにひどい事をされてもユキエを責めないアオイが1番怖かったです。
ゾクゾクしながらも続きが気になってあっという間に読んでしまいました。面白かったです。
作者からの返信
三山さま
あ、ご丁寧に読んでいただいてありがとうございます!
このお話はゆあんさんの自主企画「筆致は物語を超えるか」に参加したお話でして。あらかじめ決められたプロットから小説を作るという自主企画なんです。
今回のこの作品はすこーしプロットの指定を踏み外してしまった失敗作なんですよ。もっと上手にプロットを消化した作品がたくさんあります。
くわしくはこちらをご覧ください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918454924
この自主企画、定期的に開催されています。今は「空に走る」が終わったところです。次回開催されたらご参加されてみてはいかがでしょうか。とても面白いですよ。
ちなみにこちらで他の方の参加作を紹介してみますので読み比べてみるとさらに楽しいかと思います。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054896159046/episodes/1177354054921235271
峠を登って、向こうの高級温泉宿で、ふたりはどんなことに?
そういう小説ではありませんね。
事故は帰りだったのですね、それで下り坂だった。
行きじゃなくてよかった。成仏できませんからね。
作者からの返信
カナさん
読んでいただいてありがとうございました。こちらでまとめて。今回はプロットの指定で何か同じことやらせないといけなかったので、とりあえず音楽にしたんですよね。確かにバンド内の恋愛は破局の元。上手く行ってるのを見たことがほとんどありません。上手く行ってるの渡瀬マキぐらいですかね。
さてこのあと二人がどうなるのか。男性と女性で感想が分かれたのが興味深かったです。
レビューもいただいてありがとうございました!
面白かったのですが、心の中に不穏なものが漂っています。
恐らく、最初から最後までアオイがいい人で、三ヶ月で納得して、カナエを気づかいまでした感覚が納得できないからだと思います。
これで、アオイは心の底では一生覚えてなさいぐらいに思っていれば話は別なのですが。
カナエも簡単に流されているのも、悩んでた割りには……とも思いました。
女性って執念深いと思ってるので。
実は三人の関係、二話の後半には想像がついておりました。いろいろなヒントが隠されているのも楽しめました。
気になる二点を書かせていただきます。
葬式中、何で一人で山道を……という話はでなかったのでしょうか?
警察のお仕事なので何とも言えないのですが、ツカサの足取りで車の運転をする前の行動歴として一緒にいた女性の確認もないのかな、という疑問も残りました。警察が事故としてあっさり片付けたのが疑問だったもので……描写を削ったようなら、流してください。
オービスの手紙は虚をつかれました。時間差で来るんですね……気を付けよう。
作者からの返信
アオイ、割り切った感はありますけどね。もう別れるつもりだったんですけど、音楽的なパートナーとしては未練が残っていたんですよね。そこらへんの心理は複雑なんですよ。ユキエに害意はないんですが、ユキエから見たらアオイは恐怖の対象になっちゃってます。
ユキエは一人で山道降りた話は誰にもしてませんから、葬式でその話は出ませんよね。
警察も自損事故が間違いなければその前後の足取りまでは調べませんからね。
オービスは気をつけてください。ダメージでかいですよ。
読んでいただいてありがとうございました!
おや?
オービス経験者でしょうか?
あれ、本当にはっきりと写るみたいですね。
私は未経験です。
しかし、ツカサからの手紙がこれだったとは仰天しました。
これで序盤の痴話喧嘩の相手が判明。
最初からアオイと違うような違和感がありましたがここでスッキリしました。
小さい事ですが、事故の状況がやや不自然な印象があります。
ツカサだけが気絶した事と道路の中央に一時的に止まった事ですね。
ここが引っ掛かりました。
AT車なら何かにぶつかって動けなくなるまで止まらないと思うのです。
なかなか面白かったのですが、さて、この話は一体何だったのだろう。
悪い奴が死んでスッキリしたハッピーエンドで良いのでしょうか??
私にはそういう印象でした。
作者からの返信
レンタカーオービスはダメージが遅れてきますからショック倍増ですよ。精神的にも経済的にも。
最初の痴話げんか、一人称が「私」となっているのでよく読むとアオイじゃないことがわかるようになってます。(アオイの一人称は「わたし」)
事故のシーン、車はエンストして一旦道の真ん中に止まったけど、急坂を自重でずり落ちて行った感じです。エンストしないとクリープで動き続けますけどね。完全に静止したわけではなくてユキエが飛び降りれるぐらいのスピードになった感じで読んでください。
男性陣はそういうハッピーエンドに受け取る方が多かったのですが、女性陣はアオイが何か企んでると取った人が多かったみたいです。この受け止め方の違いは面白い現象でした。ちなみに筆者的にはハッピーエンドのつもりで書きました。
読んでいただいてありがとうございました!星もいただけて超嬉しかったです!
ストリーの構成は面白かったです。
文章もスラスラ読めました。
そして、サスペンスを書くにはゆうすけさんは面白……いや、正直すぎるのかなぁとも思いました(笑
特に騙そうと躍起になっているようには思えませんでしたが、あからさまなユキエの描写はもう少し削ってもいいかなと感じました。
あくまで私の感想ですけど。
面白かったです!
あのプロットでサスペンスに仕立てたアイデアの勝利ですね!
素敵な物語をありがとうございました!
作者からの返信
そうなんですよね。隠すのと伏線まいておくバランスが難しいですよね。
今回は序盤からバリバリです。
プロット的に「死を覚悟した詞が思いを手紙に託す」ところが決定的に抜けてますよね。こりゃ失敗でした。
読んでいただいてありがとうございました!
サスペンス仕立て、面白かったです。
アオイの言動にドキドキしながら読みました。
ラスト、とっても爽やかですが、やっぱりアオイが怖いですね。
ユキエがこれからどうなるのか気になりますが、お友達の彼氏と浮気してたんだから仕方ないかなぁとも思いました。
作者からの返信
一視信乃さま
読んでいただいてありがとうございました。今回少しひねって叙述トリックっぽいサスペンス仕立てにしたいと思って書いたらこんな風になっちゃいまして。
せっかくだったらツカサをもっと外道にして、アオイをもっと腹黒にした方が物語的にはよかったかもですよね。いずれも書ききれなくて印象がばらける結果になりました。
ここは反省点ですね。
とりあえずサスペンスでドキドキしていただけたら最低限の目標は達成できました。
星もいただいてありがとうございました。
アオイとツカサに登場人物を絞っていたので、冒頭の車に乗っていたのはこの二人と思い込んでアオイに濡れ衣を着せてしまいました。ラブホ云々の辺りから「ユキエも殺られる!」とハラハラしっ放しでした……。騙された、悔しい!
構成がとても見事で、何重にも騙された気がします。まず一話で「アオイ(←まんまと騙されている)とツカサが乗った車が事故したのに死んだのはツカサだけ?」となり、すっかりアオイによる連続殺人を観測しているつもりになって「動機は浮気ね」と頷いて……最終的にどんでん返しでストンと収まる。唸りました。
淡々としたアオイから放たれる感情も複雑で濃密で、ものすごかったです。ユキエ、呑気してて大丈夫かな……汗
すっかり没頭してぐいぐい読んだ後に「あれ、骨癌は?」となりましたが、作品としてとても優れていることには変わりないと思います。
素晴らしい作品をありがとうございました! そして道交法は守りましょう!
作者からの返信
そうですそうです。第一話で読者をハメる系の叙述トリックのお話にしてみました。まんまとハマってくださってうしししし、です♡。
とはいえレギュレーション大脱線してるのは間違いありませんよね。ちなみに骨ガンは企画期間始まってすぐにレギュレーションから外されて死因はなんでもいいことになっていましたよ。
読んでいただいてありがとうございました!
ゆうすけ様
あのお題から、こんなサスペンス物を思い付けるとは! 凄いアイデア力です!
アオイが笑う度、ユキエの心にはヒタヒタと迫る恐怖があったと思いました。浮気の事だけでなく、ツカサの死に関する未必の故意がバレるのではと。
全てが明るみになって、空模様もサマーブルー。でも、本当にこれで終わるのかと言う不安定さが、読者の心に残ると思いました。
愛情に関しても、才能を愛する事と、その人本人を愛する事、その境界線の曖昧さ等も描かれていて、極上の心理劇をありがとうございました!
作者からの返信
涼月さま
読んでいただいてありがとうございます。
といってもこの話、レギュレーションをおお外ししてますので……。ちょっと納得いっていないんですよ。そもそも構想に無理があったなあ、と。
もっと突き詰めてアオイを怖い女っぽく書いた方がよかったかもですね。
こんにちは。前に一度拝読しておりますが、再読であらためてコメントさせていただきます。
最初は普通に遠回しに、でもひたひたとユキエに迫っていくアオイに、とにかく凄味がありました…。穏やかな口調、一見あたたかく優しい言葉、なのにユキエの立場で読んでいると凍りそうです。私なら、「泣いてあげて?」と言われても冷や汗がとまらず、彼女の前では泣けないかもしれません…。笑
ホラーでありサスペンスとしてヒヤヒヤしながら最後まで読まされてしまったお話でした。楽しませていただきました。
作者からの返信
岡本紗矢子さま
コメントいただきありがとうございます。サスペンスっぽく仕上げたかったんでヒヤヒヤしていただけたら大成功です。うれしいです。
個人的には叙述に仕掛けのある作品書くのも始めてだったんで、いきなり「これユキエが怪しいんじゃない?」と思われると失敗なんですよね。
まあレギュレーションを大はずししてしまったのは反省点というところです。
今後ともよろしくお願いします!
ううーん。
これはもう、オービスの使い方がとてもよかったです!
そうか、写真ね……。
サスペンスというか、若干ホラーというか。
四話で起承転結をとても上手にまとめていらして。頭が下がります。
……水ぎわの犬話にはホラー要素はないな。
サスペンス?
ちょっとあるかも。
でも主人公は、犬ですから(笑)!
作者からの返信
はい。というわけで読んでいただいてありがとうございました
サスペンス仕立てにしたらレギュレーションのこと忘れてしまっていました。オービスの写真のトリック、ツカサが死に行く自分の思いをアオイに遺していかなきゃならないけど、これじゃあダメですよね。いや、ホント申し開きできません。今回は失敗作ですよ。
四話というか、第一話はプロローグなんでプロローグ+序破急の構成ですね。
水ぎわさんの犬も楽しみにしていますね。
終始不穏な雰囲気漂う、趣きあるサスペンスでした。
ラストシーンでマドンナ達のララバイが聞こえてきそうです。
最後のフォローも抜け目ないですね、お見事です。
因みに僕はインターチェンジ付近のラブホ街の灯りを見るととてもワクワクします。
σ(゚∀゚ )
作者からの返信
シロクマkunさま
読んでいただいてありがとうございました。インターチェンジと言えばラブホですよね(違)
せっかくなのであまり書いたことのないものを書いてみようと思ってミステリーサスペンスっぽく仕立ててみたら、思い切りレギュレーションを踏み外してしまいました。
そのあたり大目に見ていただければ…。
このラストでマドンナたちのララバイが幻聴できるのはかなり昭和な人なのですが…。
それはともかく星もいただいてありがとうございました。
これは、サスペンスホラーってやつですね。物語の途中な感じで終わっちまうのが怖さを残してるんですが、ラストのアオイの言葉にどこかエロスを感じてしまいました。車はどこに向かうんやろうか。
※レンタカーでオービスに引っ掛かるとそんな感じなんですね。忘れた頃にやってくるのは、コワイなぁ。
作者からの返信
もりくぼの小隊さま
レンタカーでスピード違反すると運転していた人を特定しないといけませんからね。借りた人が運転しているとは限りませんからね。長いと半年ぐらいかかるそうです。私の時は3カ月で来ましたよ(笑)。
このあとの二人の関係を想像するといろいろ妄想がわきますよね。
読んでいただいてありがとうございました。
話の先が気になってあっという間に読んでしまいました。クリックする時間ももどかしいくらい!!
私も、冒頭はアオイとツカサだと思いました。最後まで読んで、もう一度読み直すと、あちこちにユキエの後ろめたさが描写されているのに気づき、三度目はユキエとアオイの行動の裏を考えて読み、四度目は使われている曲さえも気になりだし・・・・。
何度読み返しても新しい発見があり、言葉とは自分の情報次第で変わっていくものだと再認識しました。
『生身の女として、歌いたかった』と言ったアオイが、とても印象的です。きっと、ツカサという枷から自由になったアオイは青い空の下、好きな歌を好きなように歌うのだろうと妄想しています。 ハラハラドキドキするような素敵なお話をありがとうございました。
『On a clear day, you can see foreaver』 という曲を思わすググってしまいました。
作者からの返信
一帆さま
そうなんです。一回最後まで書いてから、最初に戻ってユキエの心情書き足したんですよ。で、ツカサが亡くなって虚脱していたのは実はアオイよりもユキエの方だった、という含みなんですよね。
アオイはどちらかというとツカサの束縛がなくなってミュージシャンとしては一段レベルアップできそうなんですが。
On a clear dayはジャズのスタンダードでいろいろな人が歌ってますよね。
読んでいただいてありがとうございました。星もいただけて嬉しいです。
脳内でシーンを思い浮かべながら、読んでいました。
梅雨が明け、夏が始まり、日が照りだし、(イメージなので文中にはないですが)セミの声が響き、葵の淡々とした声が響いていく‥‥。ぞくっとしました。
作者からの返信
夏頼さま
セミの声は第三話でヒグラシ鳴かせています。時間的に夕方で雨上がりですので、ミンミンゼミよりもヒグラシの方がいいかなと思いまして。
なんか書いているうちにアオイがどんどん謎めいた妖女になっていってしまいました。むしろユキエの方がかわいそうな女になってますよね。キャラが勝手に動き出したいい例かもです。
まあ、この作品はちょっとレギュレーション未達の部分が多いのであまり参考になさいませんように。
星もいただきましてありがとうございました。
ラスト、これはすごいです。
どうするのですか? これからって、余韻が素晴らしい。
作者からの返信
アメリッシュさん
読んでいただいてありがとうございました。
アオイ、笑って言ってますけど、この先ユキエが安心して暮らせるとは限らないんですよねー。
ま、そこはこだわりなく普通に接するかもしれませんが。
もう少しアオイの普段の描写を書いておけばよかったですかね。星もいただいてありがとうございます。とても嬉しく思っています。
編集済
風景描写がすごい綺麗!
途中までサスペンスの二時間ドラマみたいにテンポが良くて、ラストの不穏な感じが続くのはホラーですね。読後は、心がザワザワしました。((;゚Д゚))💦
作者からの返信
みいかさん
いつもありがとうございます。
予想外に女性の方にアオイが怖いという感想が多かったです。男性がアオイ怖いというのは分かるのですが、女性から見てもやっぱりこういう女は怖いんでしょうかね。
なお、うちの妻はたぶんこういうタイプです。怖いです。
こんにちは。いいの すけこです。
ひええ……!冒頭からサスペンスを匂わせて始まり、そこからぐいぐいと引き込まれて、あっという間に読み終わっちゃいました。面白かったー!
三角関係の構図は読みながら大体気づきましたが、話がどう転んでいくかわからなくてハラハラしました。
梅雨終わりの雨模様の描写が、物語にうまく絡んで雰囲気を一層盛り立てていて良かったです。
作者からの返信
いいのさん
読んでいただいてありがとうございました。
冒頭は意図的にミスリード誘って、そのあと不安定な天気とからめてサスペンスっぽく書いてみたのですが……。
レギュレーションを踏み外してしまったのが痛恨でした。もう少し丁寧に作りこまないとちゃんとしたミステリとかサスペンスにはできませんよね。もっと練習します。
いつもありがとうございます。
編集済
企画から参りました。
第1話の冒頭はてっきりアオイとツカサのやりとりかと思っていたので、第3話の終わりで「……!?」となりました。
女同士のドロドロした感じが垣間見えつつ、最後は爽やかに終わっていて不思議な感じでした。
でも、これ、この後の展開が少し怖いですね……。アオイさん、まだ何かやろうとしていることがあるんじゃ……。
随所に挟まれる情景描写に目を惹かれました。
手紙の使い方に脱帽致しました。この発想は思いつきそうもないです……。
タグと末尾の註が面白かったです。
作者からの返信
ふふふ、わざと冒頭はアオイとツカサと誤解されるように書きました。しめしめ、です。笑
でも文中では一人称を使い分けてるんですよ。アオイは「わたし」、ユキエは「私」。冒頭の一人称は漢字の私なのでよく読むとユキエだと分かるようにしてあります。
アオイの心情、もう少し突っ込みたかったです。あとツカサはもっとクズなヤツの方がいいとアドバイスもらいました。
手紙は微妙にレギュレーション違反なんであまり参考にならないです。
読んでいただきありがとうございました。
サスペンス・空走!
いやーいいですねいいですね、この女性同士のやりとり。なんというかマウントの取り合いというか、とても人間くさくてイイ!
ゆうすけさんのキャラはほんと人間らしくて凄いです。
ツカサはまぁ自業自得かも知れませんが、しかしモテるって羨ましいぜ……!
そしてあとひとつ。
ゆうすけさん、タグwww
まぁ、あれですよ。安全運転、安全運転ww
さすが、面白かったです!
作者からの返信
商売道具をネタに使ってしまって申し訳ありませんでした。
今回予想外にアオイの怖い面がクローズアップされましたよね。
しかし今回も苦労しました。薮坂さんの派手なアクション物よかったですねー。
次の筆致企画、何が来るかまだわかりませんが、わたしもSFアクション書きたくなりました。
星とレビュー、ありがとうございます!
編集済
裏切りと後ろめたさを車に乗せて走る、サスペンスとミステリ仕立ての新鮮な作品、楽しませていただきました。
筆致企画でさんざん読み親しんできた”アオイ”という存在なのに、なんだかこのアオイさんは腹の底が読めないぞ…とよけいに不穏さをかきたてて、この企画ならではのおもしろい効果を味わえました笑
どうやってユキエだけが助かったのか疑問だったのですが、事故の状況を知って納得です。助けられる時間があって、でもユキエは意志を持ってそうしなかった、そしてそのあと一人で峠を駅まで歩いて帰ったという状況、凄惨でいいですね〜。
> スピード違反のオービスの写真に勇気づけられてやる気が出た人間って、多分、世の中でもわたしぐらいなものよ
このドライな笑いにくすりとしつつ、でもやっぱり底知れなさと不気味さの漂う言葉に恐怖です!笑
ただ一点気になったのが、冒頭、事故の場面を擬音で表現しているところだけ、書き割りのようで浮いて感じるので、視界や体への衝撃などを描写することで衝突やスピンをそれとなく表したほうが、全体のサスペンスの不穏な感じと整合性がとれるように思いました。地の文がない部分なので誰の視点で書くかが悩みどころですが。
追記)
うっすら匂っている、というほうが不気味さが増すので皆さん注意を惹かれてしまうのでしょうね。
確かに描写をしぼった導入場面で、地の文を付け足すのは野暮ってもんですね。自分はつい冗長な描写に頼ってしまう癖があるもので…ご放念ください(><)
紳士服といえばアオヤマ…しか思いつけず検索したらハルヤマさんもあるんですね!笑 このペンネームは、苗字と名前のどちらも苗字、みたいなとぼけた芸名に憧れたのとその他諸々の要素の結果つけたものなので、紳士服に縁はないんです〜笑
作者からの返信
読んでいただきありがとうございました。
アオイの怖さはうっすら匂わせる程度のつもりだったんですが、意外とそこにスポットが当たってしまいました。
冒頭の事故の擬音、やっぱりカッコわるいですよね。いっそのこと削除しましょうか。
ここはダイアログだけで地の文入れないつもりなんですよ。地の文入ると冗長になっちゃいそうで。しかし擬音消すと車がぶつかった臨場感がなくなるし。難しいところです。どうしたらいいかなあ。
ところで東海林さんは某紳士服量販店と何かご関係がおありなんですか?
星もいただいてありがとうございました。
編集済
歌で慟哭するの良いですね。ふたりの関係性と破局が好みです。
手紙が超変化球でしたが、展開に合ってて楽しい部分でした。
私は、この先が不穏だなぁと凄く思いました。
爽やかというより、今後何かあるかも……?
と感じたのが強かったからかも。
女同士の友情描写がもっとあれば怖さが減ったかもです。
別にそれは求めていませんが! 面白かったですよ!
作者からの返信
あ、でもレギュレーションではツカサか手紙書かなきゃいけなかったんですよね。これレギュレーション違反だなー、と思ったんです。
仕方がないからツカサの表情でユキエを振ってることにアオイが気付いて、それで勇気づけられたことにしました。かなり無理やり。今回は規定未達と言われても反論できません。
アオイの怖さはほんのり匂わせた程度のつもりだったんですが、みなさん特に女の人は真っ先にそこにきがつきますよね。
星もいただいてありがとうございました。
編集済
面白かったですー!
仮にアオイの言葉が全部本心だとしたら、「こんな女おるかいなー!」とは思いましたけど。笑
深読みすると今後の展開にわくわくしますね!
空模様と物語の展開の掛け合いが素敵でした。
ちえさんもおっしゃってましたけど、パッチワークに見立てた表現、わたしも好きだなあって思いました。
あ、全体的にところどころ誤字と助詞の間違いが散らばってますよー!
すみません最近人の推敲のお手伝いしてるので、ものすごく気になってしまいました。笑
追記。
どんな女とお付き合いしてきたんすか。笑
女性の感情はそんな単純ではないかなぁ。
だからこそ、女性陣からは「恐い」と受け取られるのかもしれないですね。
強いて言えば、そういうふうに考えるまでに至るには、ツカサの悪行は少し物足りないかな?
あ、空模様と心情のコントラストはわたしは大好きって思いましたよ!
作者からの返信
えー、別れようと思ってた男が事故で死んだら「せいせいした」と思うような女性いません?実際アオイは別れる寸前でしたからね。せいせいしたは言い過ぎですが、目の前からいなくなってくれた(後味は多少悪いけど)とか思った、ってのはおかしいですかねえ。
時間の経過と心情変化を梅雨の終わりの空に例えてみたんですが、どうでしたでしょう?自分的には始めての試みです。
あ、誤字と助詞のミス、できるだけなくすようにしたんですけど、まだありましたですか。見直して来ます。失礼いたしました。
いつもありがとうございます。
ひゃあ。
女同士のこの感じ、これはのちのち危険ですよ。流してしまうにはあまりにお互い背負うものが重いぃ……。そもそも浮気はあかんですが悪魔の囁きにのるのもあかんです。かあ、人間ってやつぁ。
……と、すっかり入り込めました。
シリアスな雰囲気の冒頭なのに「えっ」と言ってちょっと笑っている自分が不思議でした。(笑)
作者からの返信
そうなんですよ。のちのちゆすりのネタを提供してしまったユキエ。一生アオイに頭が上がりませんよね。
そのあたりの微妙なヤバさがこのお話のキモでもありました。読み取っていただけて超嬉しいです、が、今回はちょっと筆致企画のレギュレーションから外れすぎたなあと反省しています。
星もいただけてありがとうございました。
編集済
3話の『空には青空のかけらがパッチワークのように散らばって――』の表現が素敵。
あと、エピソードタイトルも素敵でした。なんか好きです。
ラストは印象がけっこう分かれてるっぽいですね。
わたしは、アオイの笑顔が危ういというか怖いというか、どこか不穏な明るさにサスペンスな余韻を感じました。
が、しかし。またもやタグと、そして最後の注意書きにぜんぶ持っていかれました。笑笑
作者からの返信
誤字指摘ありがとうございます。訂正しておきました。
難産の末、こんな話になってしまいました。まさに参加賞狙いです。笑
しかもレギュレーションふっとばしすぎですよね。ツカサ、自分の死期を悟ってないといけないし、そもそも自分で手紙書いてないし。
エピタイは全部JPOPの歌詞からのいただきものです。気付いていただけて嬉しいです。
いつもありがとうございます。
執筆お疲れ様でした。
一気に読ませていただきました。
アオイとユキエ、二人の関係に微妙なしこりは残らないでしょうか?
複雑なものを感じましたが、最後は新たな世界が幕を開いていくようにも感じました。
作者からの返信
微妙にしこりは絶対残りますよね。
で、どっちかっていうとユキエの方がゆすられるネタ持たれてるから立場弱いですよねー。
これをネタにアオイがお金恐喝しそうですよね。
ちょっとそのあたりの不安定な部分を梅雨空にひっかけて書いてみました。レギュレーション的に致命的に間違ったところがあるのですが、それは書き終わってから気が付きまして。笑
和希さんの青春ものの方がとっつきやすかったですよね。
いつもありがとうございます。
酷暑にはちょっと心冷やすサスペンスがいいですね! 峠道のひんやりとした空気がただよってきました。追い詰められていくユキエの緊迫感。アオイの笑顔はどこか明るすぎる。彼女のハンドルに自分をたくしてもいいのか。危険な、破綻を予感させる香り。浸りました!
(読み違ってたらごめんなさい!)
作者からの返信
このアオイは怖いですよねー。
口では許したようなこと言ってますけど、のちのちこれをネタにユキエをゆするようなこと、やりかねませんよねー。
今回はサスペンスにしてみました。
いつもありがとうございます。
最後まで読みました。
終わりにも読者が考えられるほどの余白があって、とってもよきでした!
そしてプロットが決まっているものを書かれたんですね。それでこの仕上がりって……すごすぎませんか?
この自主企画おもしろそうです(*´▽`*)
作者からの返信
読んでいただいてありがとうございました!
この「空に走る」は去年の企画です。今ちょうど「初夏色ブルーノート」を開催中ですので、穂刈さんも是非ご参加ください!