3.内容を書いてみよう
項目名が決まったら項目に沿って内容を書く段に入ります。
前章で上げた3つの項目について書く内容は下記の様になります。
・概要
概要は発刊/公開の時期や作者/監督(もしくは主演俳優など)の基本情報の紹介をします。その際にちょっとしたトリビアを入れておくと相手を引き込めるかもしれません。
・あらすじ
あらすじはそのままストーリー紹介ですね。ただストーリーを全て紹介していしまうとネタバレ以前に話を聞いて終わりになってしまいますので、ここは序盤の内容にとどめておくと良いと思います。またプレストーリーが有り、その内容がネタバレにならない場合はプレストーリー込みで説明しても良いかもしれません。
・好きな点
好きな点はそのまま「その作品のどこが好きなのか」を書けばいいのですが、実は一番注意しないといけない点でもあります。
「このシーンで誰それがとったこの行動がすごく素敵でよかった」と具体的に書いてしまうとネタバレになる可能性があるからです。
具体的に気をつける点については次項にて説明しますが、好きな点を書く際には具体的な内容を書くよりは大まかな流れや雰囲気について書くほうがよいと思います。
これらの内容は目安としてPowerPointならスライド1~2枚で収まる程度がよいと思います。
前述したとおり自分は各項目2分程度に収まるように考えて考えていますのでこれ以上長くなると時間内に収まらなくなる可能性があります。
またプレゼンでは内容の要約も必要になります。作品が好きな人同士なら好きなところについて延々と話していられますが、その作品を知らない人に興味を持ってもらうには短い時間で相手に聞いてもらう必要があります。その点からもやはり1項目2分程度がよいと思いますが、要約するにも緩急が必要になります。
ここで言う緩急は、全体から見てどこに重点を置くかと言うことですが、単純に好きな点に重点を置けばいいと言う訳でも有りません。
好きな点を推したいのは自分も同じですが、好き嫌いは個人の主観である事も意識しないといけません。つまりは趣味とかと同じで他の人にも必ず刺さるという訳はなく、また好きな点を語って他の人に好きにもらうのって存外難しいものです。(自分は学生時代にTRPGの面白さを級友に語ってドン引かれた経験があります。まぁ説明がうまくなかったせいも有るのでしょうが……)
ですので例えば概要の説明で製作者の他の(世間的に良い意味での注目を集めた)作品を上げて「この作品を作った人の〇〇年の作品です」の様な他の人が興味を持ちそうな事に重点を置くのが良いと思います。
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