富沢商店に行ってみた。
何回か試したと言ったけれど、その度にカカオ豆を買うのは正直効率的ではありません。皮を剥くのに意外と時間がかかるんです。一番最初にやったときは、慣れていないのもあって二時間弱かかってます。それとお財布にも優しくはないんです……。
粉末にしたカカオを溶かすための試行錯誤なので、できればそう、あらかじめカカオ豆を細かく砕いたものが売っていれば助かるのだけど、と思っていたらありました。助かりました。
先ほど名前をだした富澤商店で見つけたそれはカカオニブと言います。このカカオニブ、今ネットで検索したらスーパーフードとして紹介されていて、ちょっとびっくりしました。チョコレートは神の食べ物なので、きっと栄養価が高いのでしょう。
ちなみにチョコレートが神の食べ物と呼ばれるのにも理由があって、カカオの学名がテオブロマ・カカオと言って、このテオブロマがギリシア語で「神の食べ物」という意味なんです。ウィキペディアの受け売りではあるのだけど。チョコレート専門店のテオブロマの店名の由来も、おそらくここからのはずです。
スーパーフードのカカオニブは、ローストしたカカオ豆の皮を剥いて粗く砕いたものです。それをすりつぶしたものをカカオマスと言って、これも富澤商店に売ってます。
カカオ豆こそ置いていなかったものの、富澤商店はカカオ関連の品揃えは豊富で、後ほど使うことになるカカオバターや、カカオ成分何パーセントみたいなチョコレートもあります。店舗にもよるのだけど、チョコレートを固める型もあって手作りチョコレートの力強い味方になってくれます。
富澤商店はチョコレートに限らずいろいろな食材があって、例えば蜂蜜がさくらんぼの蜂蜜、アカシアの蜂蜜などがあったり、小豆だと北海道十勝産のものや岡山県産丹波大納言小豆などといったものがあったり、店内や通販サイトを眺めているだけでも楽しいです。
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