カカオ豆が溶けない。

 カカオ豆と砂糖があればチョコレートが手作りできるそうです。参考にした本にそう書かれていたし、ネットで「カカオ豆 手作り」と検索すると体験記事がいくつかでてきます。

 手間はかかりそうだけど、作り方はそこまで難しくなさそうです。ローストしたカカオ豆の皮を剥いてすり潰す。すり潰すのもフードプロセッサーを使えば簡単で、その後、砂糖をまぜて湯煎で溶かしていく。細かいところは違うけれど、ネットで見た情報ではだいたいそんなふうに書いてあって、カカオが溶けていく──はずなのだけど全然溶けてくれない。結論から言うと、何をやっても溶けてませんでした。

 フードプロセッサーでカカオ豆が液状になると書いてある本もあるのですが、なりません。わたしが使っているフードプロセッサーが低スペックなのかもしれないけれど。

 湯煎は四十五度キープなのだけど、いつまでたっても溶ける気配がないから温度を上げてみたけれど溶ける気配はなく、電子レンジで温めたりしたけれどまったく溶けず、湯煎してるときのお湯が入ってしまったときだけ少し溶けました。お湯が混ざって溶けたのは論外なのでカウントしないけれど。

 何回か試したけれど結果は変わらなかったので、カカオ豆と砂糖だけでチョコレートを作る方法は諦めました。もしかしたら何か方法があるのかもしれませんが、カカオ豆は溶けないというのが、わたしの結論です。

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