第11話 重圧
薄暗がりでも、どんな道でも足音は聞こえる。体感というのだろうか、体感としての音だ。体に響く自分の音。色々な音がする。雑音であったり
裏声、震え声、産声と他人には不快で
重低音は体を
慎ましやかな夕暮れ。音の潮騒。流されていった私の異体、残されるのは遺体。魚がつつく異なる体、遺された体は鳥のもの。本体は無い。
私を
高きより飛び降りるごとき心もて、この
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます