第5話 変わりゆくシブヤ!?

翌日。

「新ゲームだって。やる?」「当たり前だろ」「先を越されてなるものか。」と、学生中心に、アプリがダウンロードされた。「どれがゾンビだ?」と、適当に撃っていると、動きが止まるものが現れた。「あ、お前いいな。何か目印でもあるのか?」「いや、たまたま。」

「あらかた、片付いたな。」

NeWSの腕章をした局長たちは、死体を回収して歩いて回った。

「あ、ニューズの人ですよね。お世話になってます。」

「どうも、こちらこそ。通勤前に片付くなんてついてるなぁ。君たち、学校は?」

「突然のゾンビ騒ぎですもん。気にしてませんよ。」

 朝日を浴びて、汚物を処理する。これも国の。自分たちの街を守るためならしょうがない。それに、腐食部分からはみ出したゾンビチップを1枚手に入れたしね。

「じゃ、ゾンビは交番において、私達は帰るとしますか。」

「解析楽しみ~。」

「レベルは、5段階。4以上は危険。でも、これ、Wi-Fi食いまくりですよね。」

「まだ、夜ならいいんだけどな。」


「「「!!!」」」


「まさか、俺たちがターゲット!?」

 NeWSの活動は、Wi-Fi会社への投資で成り立っている。投資といっても、Wi-Fiをばらまかせてもらっているからなのだが。そうか、Wi-Fiを弱めればいいのか。と、これが油断だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る