第5話 変わりゆくシブヤ!?
翌日。
「新ゲームだって。やる?」「当たり前だろ」「先を越されてなるものか。」と、学生中心に、アプリがダウンロードされた。「どれがゾンビだ?」と、適当に撃っていると、動きが止まるものが現れた。「あ、お前いいな。何か目印でもあるのか?」「いや、たまたま。」
「あらかた、片付いたな。」
NeWSの腕章をした局長たちは、死体を回収して歩いて回った。
「あ、ニューズの人ですよね。お世話になってます。」
「どうも、こちらこそ。通勤前に片付くなんてついてるなぁ。君たち、学校は?」
「突然のゾンビ騒ぎですもん。気にしてませんよ。」
朝日を浴びて、汚物を処理する。これも国の。自分たちの街を守るためならしょうがない。それに、腐食部分からはみ出したゾンビチップを1枚手に入れたしね。
「じゃ、ゾンビは交番において、私達は帰るとしますか。」
「解析楽しみ~。」
*
「レベルは、5段階。4以上は危険。でも、これ、Wi-Fi食いまくりですよね。」
「まだ、夜ならいいんだけどな。」
「「「!!!」」」
「まさか、俺たちがターゲット!?」
NeWSの活動は、Wi-Fi会社への投資で成り立っている。投資といっても、Wi-Fiをばらまかせてもらっているからなのだが。そうか、Wi-Fiを弱めればいいのか。と、これが油断だ。
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