My Guitar History #7(2002-2005)
僕のギターヒストリー、第7話です。
ネットで知り合った音楽仲間と組んだバンドは、翌2002年秋より本格的に始動しました。
バンド名は「ナイト・クロウラー」。
ラリー・カールトンとジューダス・プリーストに共通している曲名から採りました。
このバンドでライブを年に2回くらいのペースでやっていました。メンバーの結婚パーティにも2回登場しました。
サウンド的にはオールマンズ、レイナード・スキナード、デレク・アンド・ドミノスあたりのサザンロックやブルースロック。
(僕以外の)メンバーの高い演奏力もあって、十分聴くに値する演奏だったと今も思っています。
しかし、バンドの運営は一筋縄ではいきませんでした。
2年3年と続けるうちに、ひとりのメンバーが(他に掛け持ちしているバンドに注力したいという表向きの理由により)脱退したことが引き金となり、他のメンバーもほかのバンドと掛け持ちを始めたり、セッション活動を中心にしたりするようになり、バンドの結束力は徐々に弱まりました。
結果、2005年の途中より、ナイト・クロウラーは無期限活動停止となってしまいました。
もともと遊び感覚で組んだ企画ものバンドだったこともあり、パーマネント・バンドとしてやっていくのは、どだい無理だったのかも知れません。
そして、将来このメンツで再開することも、おそらくないでしょう。
でも、僕の音楽キャリアの中では、ナイト・クロウラー(通称ナイクロ)はとても重要な位置を占めています。
初めて演奏力のあるメンバーと一緒にバンドを経験したことで僕自身、歌においても、ギター演奏においても大いに成長できたからです。
この時期に入手したギターは、オーヴィルのメロディメーカー。シングルカッタウェイで色はエボニー。
1990年代の日本製ですが、中古品をシモクラセカンドハンズで2002年に購入しました。3万5千円。
とても軽量で、ワンピックアップということもあってキャラキャラと明るい音がします。
あまりブルース向きではなく、どちらかと言えばカントリー・ロック向きのサウンドです。
このメロディメーカーはナイクロのライブでは使わず、ブルース・セッションでおもに使っていましたが、残念ながら5、6年前にネック折れの事故があり、現在ではもっぱら自宅での練習用となっています。
このギターもすでに20年選手。思い出の一品となりました。(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます