久々に、心から面白いと思える作品に出会えました!主人公の復讐を軸に物語が進んでいくのですが、この作品には他の復讐ものの作品とは異なる面白さを秘めています。
その一つが、主人公の復讐に対する気持ちが揺らぐことないということです。色々な作品を読んできましたが、その多くの場合、途中で主人公の気持ちが揺らいで復讐相手に対して情を抱いたり、中途半端な形に終わってしまうということが多々あり、これは読者である私からすれば大変ストレスの溜まる終わり方でした。しかしながら、この作品の主人公は自身の復讐に対して容赦しないという点が大変好感を持てました。
また、この作品は常にほとんどが一人称で進んでいき、多くの作品で見られる状況描写などがダラダラと続くことがないという点も好感が持てます。
最後になりましたが、この作品の1番の魅力と言ってもいいのが、主人公の配下です。常に主人公のことを第一に考えており、その言動は某スライムの配下と似通ったところがあり読んでいて頼もしく感じました。
長々となりましたが、この作品には他作品にはない魅力がたくさんあります。
一度、読んで見てはいかがでしょうか?