第28話 アリステア達の会話
それから これを・・私からのお礼です」アリステア
「これは?」差し出されたのは小さなマスコット 犬の人形
「探しの物をする魔法の犬の人形です」
「何か エルトニア姫の物はお持ちですか?」
「丁度 エイルのハンカチがある」
「お借りします 捜しものだよ わんこ」
犬の人形に ハンカチを近ずける
「わんっわん」
犬の姿に変身して こっちと右側を向き そちらに向かう
「探し物を見つけたら すぐ元の人形に戻ります」アリステア
「そうか すまん 助かった有難う」アーシュ
「いえ とんでもない こちらこそ・・お会い出来て光栄でした
伝説の偉大な王」アリステア
肩をすくめて くすぐったそうに笑うアーシュ
「テインベリーの果実はエイルとアルの好物だ 喜ぶよ」
「えっ・・アルって 水の女王アルテイア姫!」
「ここに来て 一緒に捜してるよ・・アルの事も伝わっているのか・・そうか・・」
「じゃあな」後ろを向き 軽く手をふって立ち去るアーシュラン
「お気をつけて!」「気をつけてねええ」大きく手をふるリアとナジュナジュとアシャアシャ
「すごい人だったね・・でも子供の姿だったけど・・」ナジュナジュ
「何でも 一説には 一時 魔法薬か何かの魔法で子供の姿になって
身代わりや 変身の魔法玉で 正体を隠し続けて
数年後 元の姿に成長したという話がある 本当だったのだな」リア
「さあ 我々は
巨大カモミールの花びらで 虫歯になった竜を治してやらないと 行くぞ」
「それから 今度の美術展
伝説の王達の肖像画展 私が連れて行ってやろう」アリステア
「ええ!いいですか」 「やった」 「わあ~い」
喜ぶ リア ナジュナジュ アシャアシャの三人
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