14勉強会③
少しの間更新出来ていませんでしたが、またよろしくお願いします。
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みんな俺の料理に期待してるみたいだったな。期待に添えなかったら嫌だな。
まあいいか。今日は何を作ろうかな。
冷蔵庫に何が入ってたっけ?
そう思って冷蔵庫を開けたら、
「げっ、」
思わず声を出してしまった。
何故かというと食材がほとんど無かったのだ。
最近買い出し行ってなかったから俺のせいだな。今度からはもう少し注意しよう。
それでどうしようかな。麺とかパン系は無いから作るなら米料理かー。
んー。チーズもあったし今日はチーズリゾットにしようかな。
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チーズリゾットの材料
⚫︎米…2合
⚫︎オリーブオイル…大さじ4
⚫︎ブイヨン…6カップ
⚫︎白ワイン…大さじ2
⚫︎バター…40グラム
⚫︎チーズ…大さじ4
⚫︎黒胡椒…少々
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よかった。調味料とかは全部あったし料理を始めよう。
まずは鍋にオリーブオイルと洗っていない米を入れて中火にかけ、また別の鍋でブイヨンを温める。
次にお玉2杯分のブイヨンを米の鍋に入れて炊き始める。その後にもブイヨンを継ぎ足しながら20分炊く。
そうしたらだんだん米が膨らんできて粒が立って艶々してくる。火を止めてバターとチーズを入れて、余熱で溶けたら塩で味を整えて黒胡椒をかける。
最後にお皿に盛り付けたら完成。
後はシーザーサラダを作ろうかな。
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シーザーサラダの材料
⚫︎レタス…120グラム
⚫︎ベーコン…40グラム
⚫︎クルトン…適量
⚫︎サラダ油…大さじ2
⚫︎塩…少々
(ドレッシング)
⚫︎おろしにんにく…2グラム
⚫︎マヨネーズ…大さじ4
⚫︎ヨーグルトドリンク…20ミリリットル
⚫︎粉チーズ…10グラム
⚫︎胡椒…少々
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まずはドレッシングから。
ボウルににんにくを入れて、マヨネーズ、ヨーグルトドリンクを混ぜる。途中で粉チーズを加えてざっくりと混ぜて、胡椒で味を整える。これでドレッシングは完成。
次にサラダ。
最初はベーコンを5ミリの幅に切って、フライパンでカリカリするまで炒めたら、ザルにとって油を切っておく。
次にレタスをやさしく一口大にちぎり、水切り器などで水をしっかりと切る。
そのレタスにさっき作ったドレッシングとベーコン、クルトンを加えて和える。
最後にお皿に盛り付けたら完成。
よし、40分ぐらい待たせてちゃったけどやっと終わった。3人は俺の部屋でなんかやってるだろうしそこで食べちゃうか。
そう言って俺の部屋まで運んだ。
「うまそーーー!」
「美味しそう!!!」
「うまそうだなおい!!」
3人は口を揃えてそう言った。
「大袈裟だよ。はいはい、冷めちゃうから食べて食べて。」
「斎藤くん!これ写真撮っていい?」
「全然いいよ。」
「ありがとー!」
浜辺さんはインスタとかにあげるのかな?
俺はやってないからそういうのわからないけど、インスタ映えっていう言葉だけは知ってる。
「「じゃあいただきます!」」
俺は3人の食べている姿をぼーっと見ていた。
食べ物って作るのは時間かかるけど食べるのってすぐ終わっちゃうから少し悲しくなるね。
でも自分が作ったものを他の人が美味しそうに食べてるのを見るってやっぱりいいな。
「これって本当に斎藤くんが作ったの!?お店のやつって言われても違和感ないんだけど!!」
出してから10分も経たないうちに食べ終わった柏木さんが言った。
「ま、まあね。」
「こんなに美味しい飯食べれるなんて村上くんいいなー。」
「もうふぁいふぉうだよーー!」
「蒼太、飯は逃げないから食べてから話せよな。」
「ふぉめんーー」
「それもな。」
そんな感じで話してたときちょっと浜辺さんの方を見たら、
まだ半分ぐらいしか進んでなかった。
あれ?まさかリゾット苦手だった?それだったら申し訳ない。
「浜辺さんリゾット苦手だった?そうだったらごめん。」
「あ、そういうことじゃ無いの!」
だったら美味しくなかったのかな。
「え、じゃあやっぱり美味しくなかった?」
「いや全然!!めっちゃ美味しいよ!!そうじゃなくって。。」
「そうじゃなくって?」
「わたし食べるのがおそいの。(ぼそっ)」
「ごめん聞こえなかった。」
「恥ずかしいもう言わない!!だからこの話もう終わりー!!」
俺が浜辺さんを怒らせちゃったな。謝らなきゃ。
そんなこんなで今日の勉強会は終わった。
「じゃあ斎藤くん今日はありがとうねー!」
「…………」
そんなに怒らせちゃったのかわからないけど浜辺さんはまだ無言だった。
ちゃんと謝らなきゃな、そう思った。
「今日もありがとうな、拓人。またいつか食いに行くわ。」
「一応言っておくけど俺はシェフじゃないからな。」
「わかってるって。じゃ、また明日!」
「また明日。」
そう言って3人が歩いていく姿を見ていた拓人だった。
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拓人が作っていたチーズリゾットは私も好きなので是非皆さんも作ってみてください!
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