第2話 

今の世は【日本の美しい精神】など、とうに半分崩壊している!


戦後GHQにより廃止された日本の教育


徹底した【修身教育】


修身20則

1.うそを言うべからず


2.君のご恩は、忘れるべからず


3.父母のご恩は、忘れるべからず


4.師のご恩は、忘れるべからず


5.人のご恩は、忘れるべからず


6.神仏ならびに長者(徳の高い長老者)を粗末にすべからず


7.幼者をあなどるべからず


8.己に心良からざることは、他人に求めるべからず


9.腹を立てることは、道にあらず


10.何事も不幸を、喜ぶべからず


11.力の及ぶ限りは、善き方につくすべし


12.他を省みないで、自分の好きなことばかりすべからず


13.食するたびに、過食の艱難を思うべし、すべて草木土石にても、粗末にするべからず


14.ことさらに着物を飾り、あるいはうわべをつくろう者は、心ににごりあるものと心得おくべし


15.礼儀を乱るべからず


16.何時何人に接するも、客人に接するように心得おくべし


17.己の知らないことは、何人にても習うべし


18.名利のために、学問技芸をするべからず


19.人にはすべて能・不能あり、いちがいに人をすて、あるいは笑うべからず


20.己の善行を誇り顔に人に知らせるべからず、すべて我が心に恥じざるに務むべし


日本軍は勇猛果敢で強かったのは、世界一規律が厳しく!

占領地で略奪や暴行がほとんど起きなかったのは

徹底した【精神教育】のたまものである!



流石に一ヶ月目にはこの【修身20則】を皆、理解することになる。

【心は純度100%の日本人】の人型モンスター達である


戦闘以外でも全てのことで応用が利くことになる!

欲望や本能、利己的に自分を優先するだけの考えを改めさせた。


(ぶっちゃけ日本も西洋化が進み半分は守られていないと思われる)

(人のことは言えない!!)


どこに派遣されても自衛隊が諸外国から褒められるのはこれの精神が大きい!

【明確な悪意のある攻撃】以外は


「おおらかに構え腹を立てずに対処」している


停泊中の護衛艦に豪華客船(クィーンエリザベス)が追突したさえも!

謝罪に護衛艦を訪れた方に対して


「女王陛下にキスをされて光栄です!」

そうとまで冗談を言い返したほどだ!




それからは眼鏡さんが必死に部隊に「【JOJO立ち】を教えている」


「これが手本だ!やってみろ!!」


【これから最精鋭になるうちらだけの整列だ!!】


人型モンスターは必死に頑張るがあまりに高度な技術でできない!!


だが、【一人形になるものが現れる!!】


「オイ!お前出て来い!」


怒られるものかと思いビクビクして出てきたら!]【褒められる!】


「お前は筋がいい!皆を導いてやってくれ!」


【統括 学生長(生徒会長)】の誕生の瞬間である!


【金貨を3枚】握らせ「頼んだぞ!」と肩を叩く


よくわからないのだがモンスターは猛烈に感動している!



その後、「俺も続くぞ!」と

数日かけて頑張り!できるようになったものに、

良い装備品を渡していく!


【学徒兵】の精鋭【騎士団の誕生】である!


『学生長』用の【JOJO立ち】と『一般学生』の【JOJO立ち】が完成する



至る所で【JOJO立ちの待機の命令】が下ることになる

モンスターは苦痛を感じるどころか、ドヤ顔でJOJO立ちをする!!


とにかくなんでも良かった、できたものには報いる褒美をやる!


規律や褒美の飴である!良いものは褒めて伸ばす!





元々はダンジョン内改革を「イシュタル」(校長)や「ロザリー」「ルーク」

(ヴァンパイア先生)がしていたのだが、

地上の技術で発展を進めることになる!


果物の成る植物モンスターに水をあげたり

生ゴミを土にしたものを栄養分のある土をまいてあげる


あと、食用モンスターの養殖!



食材の数を増やすために外の世界まで進出していく!

途中から、人間の侵攻をくらい、人間は悪い奴!

そう言う知識も吸収する!




人間の300名【第六次侵攻】では、【学生の本分】としてダンジョン防衛のための戦いに赴く!


ダンジョン防衛 【学生 Aランク任務】


戦闘で局所的に崩壊して皆が我先に逃げ出す中、

命令が下るまで、逃げ出さず、必死に支える【学徒騎士団】が見られ

高く評価される!


駆けつけたミントにより【ヒーリング+プラス】範囲回復がかけられ

眼鏡さんの突撃で押し返している!


よく支えたと【眼鏡さんですら感心した!】


追撃を阻止して仲間を逃がし、戦線を押し返すことに成功する!


こういう【忍耐や精神】を徹底的に【眼鏡さんに教育されていた】からである!


精神修練の日本の【修身教育】は凄まじい!





敵の本隊が来てからは、ルーク(先生)やイシュタル(校長)が戦場に出て一掃して仕留めている!


ルークが敵を翻弄して空間を渡り殺し周り、


敵が部屋に溢れたところで、校長先生の


イシュタルが右腕を振り上げただけで空間がひねり潰される!



今回の敵は雑魚ね、【第3段階】の化物はいない!


そう校長先生がつぶやく!


(校長先生が規格外の存在【第3段階である】)



その後、敵の武器防具が全て回収される


【防衛のお礼】に【雛の手により】全ての住人に硬貨やアイテムで支給される!


手柄のお金とは別に均一で皆に支払われる


めんどくさい作業で行列ができるが、【雛の威光が輝きまくる!】


一人頭、金貨10枚結構な額だ!


娼館すらタダで解放されている!


防衛戦の時は生き残れば椀飯振舞だ!


国防が最優先、陥落したら積み上げた全てが無くなる!!





撃退はしたが!当然死傷者が出る!



【学徒兵】や知り合いや食堂の仲間、従業員


賭け施設の仲間でさえいくらかは失われる!


【学徒騎士団の戦死者】には街中の多くの仲間より数多くの花が添えられ

燃やされ土に戻された!


今までいた【同期の学生が消失】し皆で悲しんだが


大規模戦闘の後には、【学徒騎士団】の中でランクUPしたものがあらわれる!


LV99と【キルカウント】が規定数超えればなるらしい!


コボルト→コボルトリーダー 2名

ゴブリン→ゴブリンリーダー 2名

オーガ→ハイオーガ     1名


生き残り15名のうち 5名がランクUPしている。


とりあえず【上級生】と呼ぶことが決まる

ミントと眼鏡さんは【特待生】とか呼ばれている!


ランクUPで部隊長に格上げする!その中に

初期の【統括部隊長 生徒会長】のオーガも入っている!

そのまま兼任の形になる!



そこで部隊の補充に入り、騎士団に憧れて募集に応じてきた

【訓練学生】200名を入れて容赦なく振るいにかける!


【修身教育】に耐えれないもの、食料の獲得をサボる者

いつまでたってもJOJO立ちのできないもの!


半分の訓練生は脱落する!正直【一期生】よりかなり厳しく審査した!

だが、精神的に大人になれるもの非力であってさえ入隊させる!

(後にそれがゴブリンプリースト シャーマン(魔術師)に化ける)


これで総勢115名が【純日本人としての教育】を完了する!



眼鏡さんは考えた!【ランクUP】したものには褒美を出すべきだ!

大規模戦闘後に溢れた武器が武器屋にあるはず!


うちらでは作れない、人間の隊長格の一番良い武器を

お金に糸目をつけず5本購入して!


【ミスリルのロングソードX5入手】

魔法金属 軽くて硬く切れ味も良い


ミスリル銀 銀には退魔の力も少しある


皆が整列する中、【ひとりひとり褒め称え】5人に配っていく!

あえて差をつけて悪いが、皆の向上心につなげて欲しい!


悪いが今までの武器、使い慣れていたかもしれないが

下の者に譲ってやってくれ!と回収して


部隊長が使っていた【幸運の武器】として願掛けをする!

叡智の書により切れ味や重さをホンの少し良い状態にしてもらう


次の日に


皆が欲しがる中、多分直ぐにランクUPしそうなものに


【幸運の武器】渡す!

この武器は皆で次々回したほうがご利益があるだろう!


モンスターの中ではこの武器を持つ者はランクUPする

もしくは、手柄が立てられる!死にづらい生き残れる!

いろいろな憶測が飛ぶようになる!




大規模戦闘の後、本気を出したのが、「眼鏡さん」

ダンジョンの内部建築に乗り出す!


ダンジョン内部の水、地下水脈から引き4層から流れていることを知り

【せき止めて任意の場所の水責め】や



フロアごと崩落する仕掛けを作り下に【酸の池や底なし沼】を作成

(叡智の書で水を酸に変えて作成!!)

「重武装の騎士」は重さで行動不能になる!



【平和主義者】のミントの計画がすごかった!

誰もこんな簡単なことは思いつかなかった・・・


【ダンジョンの入口封鎖】相手は大勢で来る以上兵糧や疲れが蓄積する

時間をかけて撤退に追い込む!


酷い時はワンフロア ダンジョン拡張用の瓦礫で埋めてしまう!

地上への秘密の抜け道も作成



さらに防衛ラインを押し上げる!

ダンジョンの外にも村を作り、小規模進行なら潰せて

大規模侵攻でも嫌がらせができるようになる!


ダンジョンに属さない魔物の地方部族の取り込み!

モンスターの仲間の増加、

ドワーフを仲間に引き入れ精錬技術の発展により

兵士の武器防具が発展する


【同盟関係だったエルフの森】


エルフの王族は世界樹の種を持っている

世界樹ですらいつかは枯れ果てる

地中を走る大元のゼロと言われる世界樹の根に種から根が付けば

地上に世界樹が生まれる

主に大樹海のセンターに世界樹があることが多い

現在、異世界に世界樹4本が確認されている

もともと寿命に近かった一本が人間により焼失させられる!

人間により森を焼かれて世界樹が消失していく中

【救援部隊を独断で眼鏡さんが派遣】


逃げ惑うエルフの救出を果たした【眼鏡さん】は

エルフから英雄と称えられる!



【世界樹の種と絶世のショタ】がエルフの里、壊滅の引き金


国の発展のため自然を完膚なきまで破壊して

植物動物生態系を狩り尽くし

資源は掘り尽くされ、自然を食い物にして

森林すらなくなり、清浄な水や空気すらもなくなった国



自分の身をもって自然のシステムを理解したが

皆難民として国から逃げようとするのを、

税のため国境で殺してでも止めている国、



それが目をつけたのが世界樹の種、自然を呼び戻し復活させることができると言われている。

それが生まれたところは、大森林や大樹海 恵まれた土地が生まれる。

自国のためならエルフの里がどうなろうと構わない!



平和ボケしたエルフの里 世界樹が老齢のため守護する結界すら綻びがあり

人間に捏造された悪い噂により、今まで武力で後ろ盾になっていた魔王と疎遠になる


そこを突かれ、武力による進行で

勝手な国境線を引かれエルフの土地を徐々に侵略


水源確保 材木確保

挑発行為に耐え兼ねて戦争になるが、


敗北してほとんどが奴隷にされて売られるか殺される、

最後の最後まで世界樹の種の受け渡しを拒否したために、

老齢の世界樹ごと森を灰塵にされる!



一族が死に絶える中、若き姫君とショタ王子自害の間際に

眼鏡さんの救援が間にあう!


生き残りのエルフをまとめあげ撤退する中


エルフの女王が【自分の命を捧げ】最大級の【呪い】を発動させ

死の森、地面から火で燃えることのない禍々しい木の根が

森じゅうを飲み込み2000に及ぶ人間を飲み込み収束する!





姫君から見れば、自害する絶望の淵に現れた

白馬の王子様【眼鏡さん】

ミルトンにエルフ王子の弟共々エルフたちを連れ帰る


ルークの親(ヴァンパイアロード) 

先代の親父とエルフの里の亡くなったエルフの女王は旧知の仲

昔のよしみや縁によりミルトンのダンジョンでかくまう、


(恋仲だったらしいが、お互い種族の長)

(最後まで結ばれることはなかったらしい!)




エルフの王族だけがもつ【世界樹の種】


ミルトンのダンジョン付近に植え、

瞬く間に大樹海が広がりを見せる!

人間の侵攻を防ぎつつ豊かな自然とともに発展していく



【侵攻してくる狂信者】ミントは何度も人間に協調を求めるが聞き入れられない

だが地域の違う人間は交流の余地があることに気づき

【外交の使者として出向くことになる】

判明したことは【一神教の神】を崇拝するところは、交渉の余地がない!


『異教徒と魔物は殺せ!』そういう教育が徹底されている!

神や代理の天使の言葉以外、耳を通さない!


敵の本拠地に乗り込んで法皇の名乗りをあげてもいいが、

めんどくさい!その結果、改宗され神や天使に服従もしたくはない!!

【多神教の神を崇拝】するところは!おおらかで交渉の余地があった!




ミントの称号がすごい

【雛帝の親友】【料理の神】【癒しの神】【学徒の導き者】

叡智の書により、神聖系の魔法は、ほぼ習得してしまう!


【学生】だったはずが【学生教師】という変わった

【学生の本分】をこなしている!

【学徒兵】以外も講義を受けに来る【大人の学生】も現れる



眼鏡さんは部隊の修練や戦での戦術士官として

【学生の本分】を全うとしている!

称号が

【エルフの救世主】【学徒の導き者】【巨剣使い】

【戦術士官】【建築神】【賭博神】


ミントの夢は【学生の本分『防衛』の延長】【世界平和】

眼鏡さんの夢は【学生の本分『防衛』の延長】【世界統一】

全く違うのだが同じ目的で動いていく!




【校長先生】のイシュタル


異世界の人間のスペック、マジパネエwww

驚くことの連続だ!パタメーター能力上昇力と適応力の高さがおかしい!

力だけに頼らず全てのものを利用する!

考えられないことの連続だ!



既に【第二段階】に到達している、

【先生級】と何ら変わりがない、既に教えることが無くなりつつある!

【校長先生】は『女神や魔神』故に

異世界からの【召喚勇者というチート級】の存在が解らない!

この二人は地上の段階で既にかなりの【能力】を既に収めている!


【召喚勇者を超えるチート】の『存在』である!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る