そのころお姉ちゃんは…



今日も綺麗な景色、これだからVRゲームはやめられないね

リングは森の中でティーセットを開き優雅にティータイムを楽しんでいた。

どれどれリボンの様子は…式紙ネットワークを使ってリボンにつけた式紙が見ている風景を手元の式紙に写した。

あちゃーやっぱり予想通り荒れてるみたいだね…

リボンには申し訳なく思うけどそもそもこのVRMMOにリボンを誘ったのは姉離れして欲しいからだ、もう小学校上学年だと言うのにお姉ちゃんお姉ちゃんといって私から四六時中離れようとしないとはリボンにとっても私にとっても良くないと思う。リボンにはもっと友達とか仲間とかをいっぱい作って家族以外の繋がりや外の世界知って大きくなって欲しいのだ

私が今まで甘やかしすぎた責任もあるしね…

そんなに思いつめなくていいと思いますよ?

わっ!?

こんにちは~

後ろからひょっこりプレゼンが現れた

び、びっくりした…驚かさないでよプレゼン

リングさんが暗い顔してたのでちょっとイタズラしちゃいました~えへへ

えっ…そんなに私暗い顔してた?

ええしてましたよ、また妹さんのこと考えてたんでしょう?

そうだよ、私は結のお姉ちゃんだものあの子ことを考えるのは普通だよ

四六時中ずっと妹のことを考えてるのはさすがに普通じゃないと思いますが…

そうなの?

そうですよ!?私も妹いますけど四六時中妹のことなんて考えたりしませんよ?

え?冷たい…プレゼンおかしんじゃないの?

いやいやいや、おかしいのはリングさんの方ですよ!?

そうかな?

そうです!

うーんじゃあ私のどこがおかしいのか教えてくれる?








  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る