過去

ゲームとかで麻痺や毒なんて物はすごくロマンがある。だから昔から好きだった。そんなある日、交通事故にあった。2人同時にだ。そんな臨死体験からか、ボクには異能力が身についた特異体質になった。だから自ら進んである孤児院にお世話になった。そこで出会った少年の言葉によって自分の生き方が決まったと言える。

「人と異なるならそれなりに自分を演じればいい。多分、それがソレらしいんじゃないか。」

それこそがこの金山琉奈(かなやまるな)の新しい生き方、狂月の魔術書(ルナティック・グリモワール)だった。

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