21章 怒られる

彼に怒られる

それは何回もあったけど、たけるが産まれてからは頻繁に怒られるようになった


彼からの着信に気づかなかった時

2回目で気づいて急いで電話に出ると



彼 「お前、何してたんや!」



出た瞬間、怒鳴られる・・・・



私 「今、別の部屋にいて気づかんかった」


彼 「一回で出ろや!」


私 「ごめん」


彼 「今、親戚の人が出産祝いもらって来たでお礼の電話しろや

   電話番号言うで

   本当は顔見せたかったんやけど、お前実家にいるで見せれんしな」



電話番号を行った後すぐに彼は電話を切った

私は急いで彼の親戚に電話をする


出産祝いを見てない

何を貰ったのか分からないし、これではお返しを送ることが出来ない・・・・

だけど、彼に何を貰ったのか聞くことが出来なかった

また怒られると思って怖かったからだ


いつ彼から着信があるか分からない

すぐに出ないと怒られる

私は常に携帯を持っているようになった

たけるの世話をしている間も、いつ着信があるのか分からないから携帯はそばに置いていた


だけど私はやってしまった

また出なかったのだ・・・・

たけるとお昼寝をしていたら、彼から電話があった

起きたら着信が残っていて急いで電話した



彼 「何してたんや!」


私 「ごめん、寝てた」


彼 「また寝てたんか!

   お前はいいよな、いくらでも寝れて」



そんな嫌味を言って彼は切った

用事があったんじゃないの?

嫌味を言いたくて電話したの?



この時から、1回で電話に出ても彼は私に「また寝てる」と言うようになった

だから、お昼は起きてようって思った



そして、私は家のチラシを集めるようになった

早く実家を出て3人で住んだほうがいいのではないか?

そんなことを思うようになった

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