13章 妊娠 ~両家顔合わせ~

両家顔合わせをする前に、私は1人で彼の両親に会った


優しそうなお母さん、ちょっと気が強そうなお父さん

第一印象はこんな感じだった



彼のお父さんは彼について話し出した

そして彼について初めて知る事実が2点でてきた・・・・


・彼のお父さんとお母さんは再婚同士

 彼はお母さんの連れ子であること

 だから彼は、長男だけど長男ではない


・借金が150万あること



初めて聞く事実


もっと早く知りたかった・・・・


借金があるっていうことは早く知りたかった

結婚を前提に付き合ってという話の前に聞きたかった事実だ

そして彼の口から聞きたかった


借金はどうして返すの?

いつ出来た借金なの?

私にお金を借りてまでパチンコするくらいだから貯金なんてないよね・・・・



彼の父 「かずき(彼の仮名)、借金どうするんや」


彼 「なんとかするって」



私は借金の事実のことで頭いっぱいだった

どうやって返済していくのか気になった

だけど聞けない

聞くのが怖い・・・・彼を怒らせるのが怖い



不安なまま、彼の両親との初めての対面は終わり

いよいよ両家顔合わせ


彼のお父さんは鯛を持ってやってきた


顔合わせで決めること

・結婚式

・住む場所



彼の意見はこうだ


・結婚式は2人でお金を貯めてする


私は意見を言えなかったので彼に従う

2人きりじゃないから怒られないかもしれない

だけど後から必ず怒られる



最終的に、おばあちゃんの意見「結婚式はしたほうがいい」ということに決まった



そして問題の住む場所

彼は長男だけど長男じゃない

ということは同居は出来ない

彼には弟がいるから

同居するとしたら弟の方だ


結果、今は彼が滋賀で仕事しているため私は実家で生活

彼は滋賀で生活


離れ離れで生活をすることに決まった



うまくいったのかは分からないけど何とか両家顔合わせが終わった


借金のことは両親には言わなかった

彼がなんとかするって言ったので、それを信じることにした

















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