7章 初めての旅行

ある日のこと

私と彼は本屋さんで旅行の本を見ていた


そして急遽、旅行が決まった

家に荷物を取りに行って、ガソリンを満タンにして車を走らせた


私のビアガーデンのバイト代、約9万

彼は所持金を持っていたか分からない

車は私、運転は私

いざ、目的地も決まってない旅行へ



行くあてもなく、ひたすら車を走らせ

泊まる場所も決まってないため、その日に電話をして泊めてもらえるかを聞く

たくさんの旅館に電話した


どうしても旅館がいいと言う彼


最終的に小さな旅館が空いていて泊まることが出来た


夜はHをする

皆が使うようなお風呂だったため、行為が終わった後こっそり下を洗いに行く

虚しかったなぁ・・・・


私、朝ご飯を食べたい人

彼、朝ご飯食べなくても大丈夫な人


旅館の人に朝ご飯も用意してもらっていて、次の日の朝7時に用意してあった場所へ


美味しいって食べてたけど、彼は食べる気配なし

何だか楽しくない・・・・


お土産も見に行って買って、旅館代は何とか足りて


さて、帰宅かな?と思ったら・・・・

そのまま動物園へ


もちろん動物園の入園料も私のバイト代から

初めて一緒に行く動物園


彼はお腹が痛いといいだしトイレへ


しばらく戻ってくる気配なし

1人で、園内を見ていた


彼がトイレから戻ってきた後、一緒に動物園の中を歩く

動物を見ることも、なくスタスタと歩いて行く彼


何しに動物園に来たんだろう・・・・



こうして、特に楽しいといった出来事もないまま初めての旅行は終わった



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る