第21.5話 設定公開 真斗 志帆 森 神山 ジャック 

いつも読んでいただきありがとうございます。


浮遊都市2章 元宮高校編はこれで完結です。


今回はスキル詳細とキャラ詳細を中心に解説させて戴きます。

多少ネタバレはあるかもしれませんがストーリーには問題無いと思います。


(ネタバレもなにも、まだ続きを書いていないのですが。いま次回のネタを考えているので今回は章の完結記念ということで誤魔化されてください。お願いします。)


アンジェリーナは前回しっかりと解説したので、真斗から解説を。




藤岡 真斗

変身スキル(ドラゴン)

コミュ力お化け、元サッカー部

成績優秀運動神経最高。


超高スペック、スキル以外は主人公以上です。主人公がいなかったら真斗が主人公決定です笑


真斗は最初からいるサブ主人公、相棒キャラクターとして考えました。今でこそヒャッハー主人公の松ちゃんですが、隠キャ街道まっしぐら主人公を支えるために作ったのがきっかけです。


変身スキルはモンスター、伝説の生き物を中心に様々種類があるので考え次第でいくらでもネタを作れる万能スキルです。


そして変身スキルの上位に位置するドラゴンへの変身は今から考えるとチートすぎます。


ドラゴンはこの世界でも最上位ではないものの、強いモンスターに分類されます。竜弾は石の壁を破壊し、大きな巨体はそれだけで驚異です。


そこかの作品で“空飛ぶ戦車”と言っていましたが、まさにその通りだと私も思います。本当は前話の話ではドラゴンを倒させる気はなかったのですが、お口の中にごっくん竜弾を思いついた瞬間、倒させることにしました。


20話のドラゴンを倒すシーン、設定では悲鳴を上げている途中なので、真斗の竜弾は肺を爆破して潰しています。心臓も爆発にかなり近かったので、そのままでも時間が経つと死んでいました。


ドラゴンネタはもっと後半で使う予定でした。ですが、ヌワラエリア・パートナーズと別れた後、いいフロアボスのネタが思いつかなかったのでぶっ込みました。


今回活躍の多い真斗ですが、普段はあまり強くはありません。


変身スキルは変身しなくても一部の能力は使うことができます。


変身スキル(ドラゴン)では竜弾は吐くことができませんが、火を吹く、翼を出して空を飛ぶ。普通の人間よりも力持ちで打たれ強いと言った一部特性は変身なしで使えます。


力があるので真斗の武器は重い大剣なのです。





森 勇大

怪力スキル

いたずら好き、一言余計が多い


初めて登場したのは主人公とアンジェリーナの転校の日ですね。このキャラは初恋相手に告白したが、告白と認識されなかったという過去を持ちます。

相手は薄々気づいている人が多いと思いますが、ここでは書きません。そのうち過去外伝を書きますので。その時に答え合わせを笑


怪力スキルという強力なスキルを持っているのにダンジョンに行かなかったことからわかるかもしれませんが、臆病な性格です。しかしいつもはしっかりと隠しています。人を楽しませるのが好きなタイプで主人公の髪を輪ゴムでライオンにすることもありました。


森は初め、武器を大剣の二刀流にするつもりでした。それは某アニメもあってありかなと思っていたからです。

しかし調べてみると、剣道の二刀流は少なく、難しいとありました。確かに刀の2本構えるのは難しそう。斬り方も1本ならまだなんとかなるかもしれないけど、剣道の経験もない人が二刀流なんて不可能だと気づきました。


その代わりに出したのが、ダブルハンマーです。

怪力スキルにぴったりな装備だと思います。


怪力スキルはただ筋力が上がっただけではありません。スキルの本質は骨、筋肉を含める肉体の強化にあります。よくある肉体強化魔法と同じようなスキルと考えると簡単ですね。


怪力スキルは変身スキル(ドラゴン)の変身前よりも強化レベルが高く、体のバランスさえ崩さなければ巨大ハンマーだって振り回せます。


日常でもかなり使い勝手の良いスキルですね。


怪力スキルの特徴、それはレベル制ではないこと。

レベル制ばかりで面白くない。


その結果生まれたスキルでもあります。


能力を使わずに筋トレすれば、能力は上がります。つまり、このスキル。ダンジョン攻略でのレベル上げ要りません。これを森は知りません。


以上でーす笑




玉城 志帆

スキル:トレード

タマグスク シホ と読みます。この漢字でタマグスクと読めた人は少ないと思います。沖縄に住んでる人や沖縄に詳しい人なら読めるかもしれません。


沖縄では城のことを方言でグスクと言います。

それでタマグスクと読むのでしょう。


沖縄の方の苗字です。

志帆というのは海に関する名前です。沖縄は海が綺麗ということで海に関する名前にしました。


沖縄の離島、北大東島出身です。


島に高校がなったので、親戚の藤岡家を頼って元宮高校に入学しました。元宮高校ですが、元宮...実はモトミヤと読むのではなく。モトミです。モトミ高校。ふりがな無しなのでそう読んでる人は作者くらいだと思います。物語になんの支障もないので、あえて書きませんでした。なお実際に元宮高校は存在しますが、そちらはモトミヤ高校と読むみたいです。あとから気づいたことなので、この物語とは一切関係ないです。


北大東島ですが、実際に行って確認したわけではないですが、実際の島でも高校はなかったはずです。


志帆は雄大な海と森の中で育ち、サバゲーの達人です。島には自然が多く、サバゲーもメンバーがいればやりたい放題でした。


と、想像して作りました。


サバゲーで鍛えられた動き方と射撃、森を駆け回って鍛えられたサバイバル能力。冷静な攻撃判断。


自衛隊が欲しがるに違いない笑


胸ペッタンで、ほっそりしていて背が小さく、完全幼女体型です。なお本人は一切気にしていません。主人公妹のことを自分の方が年上なのに、さん付けするのは妹の方が年上だと思っていた名残です。


作品内では出てきませんが、小さくて軽い体はバク宙はもちろん、壁キックからの宙返りだってできます。真斗ドラゴンとダンジョンに潜るくらいですので、スキル無しの近接格闘はゆりちゃんの次に強いと思います。


几帳面な一面もあります。真斗とタッグを組んでた時からダンジョンノートを作り、モンスターの属性研究には余念がありません。アンジェリーナの情報収集先に志帆も含まれたりします。今回の事件はこのノートが盗まれたところから始まりました。




ジャック・ミュレイ

スキル:不明


このキャラ。ギルドホールにキッチンをつけたところから温めていた早く仲間にしたかったキャラです。なかなかタイミングがなかったので、無理矢理出しました。


やっぱりコックは細いでしょ!冒険に欠かせないのはコックだ!


女子たちに毎回料理を作らせるのが、シーン的に書きたくなかったので作りました。はい。


スキルははっきり言って強力です。怪力?ドラゴン?そんなものカスリもしません。ですが能力を全力で使わせる気は...ちょっとあるけど基本なしかな。


そのレベル。


料理に使えるスキルで、もしかしたら、さらりと本編に書いてるかもしれませんが、記憶が正しければ書いていないはずです。


料理人ならこのスキル、欲しいですね。


ジャックのために作ったスキルです。


そんなジャックですが、フランスの有名店のシェフでした。自分のスキルを知ったその日にお店を飛び出して、スキルレベル上げの旅に出ています。しかしパリで戦闘無し荷物持ちとして雇ってくれる人はいませんでした。


そこでやってきたのが浮遊都市です。

ジェームズとは長くはありませんが、浮遊都市が一般開放されてから、ずっと同じパーティーです。美味しい料理を作ることに余念がないジャックの料理にジェームズも惚れたのでしょう。なんだかんだで、経験値稼ぎに付き合ったに違いありません。


今ではジェームズは最果てレストランのお得意客です。


そのうちジャックの両親がレストランにやってくる話・ジャックとジェームズ達の冒険何処かで書きたいと思っています。




神山 静

変身スキル(ウンディーネ)

静と書いて しず と読みます。

面倒見がいい性格で、森とはよく言い合いをします。

日本語を話せないアンジェリーナに一生懸命話しかけて、日本語を教える面倒見のよさ。困った人を助けたくなる性格です。特に子犬や子猫など可愛いものや、可愛い反応をする人には全力で助けます。


学級委員みたいな性格の部分もあります。


変身スキル2人目のキャラです。

始めは変身内容はウンディーネではなく、人魚の予定でしたが、地上でピチピチされても仕方がないので。急遽変更しました。


本来のウンディーネは小さいですが、それでは使いにくいので、それよりは大きい人間と同じ大きさで変身します。


妖精なので、変身時は空を自由に飛べます。そして水属性攻撃は自力でできます。今回のドラゴンの弱点は水属性だったので相性も良かったです。


妖精なので、重いものを持って飛べない。乾燥に弱い。風で吹き飛ばされやすいと弱点も多いですが、浮遊できる時点で有能な能力でしょう。


人間の時は泳ぎが早くなったり、少し水を操れたりとあまりできることはありません。


変身すれば良い話なので変身前は能力低めです。









今回のキャラ紹介はこれくらいでどうでしょうか?


主人公の松ちゃんですが、そろそろ限界なので本名が出るかもしれません。


あと、そろそろ主人公の父と母を出したいところです。


ここから先はこの先三章での世界情勢を書かせていただきます。

(登場人物の設定を見直していたらアイディアが浮かびました。)


あまり面白くないようです。飛ばしても物語には全く影響ありません。


中国

間違いなく、ダンジョン関連に関しては先進国です。それはダンジョン管理者を1人確保できていること。ダンジョン数が一番多いことが要因でしょう。次章が始まる7月中旬では、世界連合アナザーワールド委員会でも大きな発言権を持っています。

ダンジョン管理者を確保できている中国ですが、1番の問題は実は研究サンプル不足。

自国で研究することを重視しているため、浮遊都市や浮島で出土するアイテムが少なく、そちらの研究になかなか手が出てない状況にあります。

今中国政府が探し回っているのが、イギリスで発見されたような浮島の管理者です。



アメリカ

ダンジョンが世界に現れて、一番焦っている国はアメリカです。ダンジョンがロサンゼルスとニューヨークしかありません。研究を進めるも、本格的な研究は浮遊都市が有利で、人材はどんどん浮遊都市に行ってしまいます。人の移動を無暗に制限できないアメリカのダンジョン研究は浮遊都市の研究を頼るしかない状況。さらにアナザーワールド委員会や世界連合の本部が浮遊都市に移ったこと、浮遊都市がドルと切り離され、世界で通用するダンジョン通貨を採用したので、関われない状況が続いています。

しかしIT関連では元々技術があるので、ダンジョンのおかげでどんどん新発明が増えています。

アンジェリーナの論文を知ってからはアンジェリーナについて直接接触はないものの、日本尾行調査などはしています。アンジェリーナの日本での行動、家庭ゴミに捨てられたアンジェリーナのメモ、ダンジョン内ではエージェントが追尾不可能な事を多々するので、あまり追尾できていませんが、頑張っています。


なお、アンジェリーナは大事な研究は全てギルドで、ギルドルールで秘密を守る工夫、いろいろしているので、それほど問題にはなっていません。主人公に堂々と研究内容を言っていますが、すべて秘密の呪文に守られています。1人の時でも秘密の呪文は有効なので。


ある意味ギルドはアンジェリーナの秘密の隠れ家です。


日本

この国はダンジョンを持て余しています。

東京ダンジョンはダンジョン遺産産出が多く、探索者も多いです。しかし、スキルやダンジョン関連の法律も遅れ、アナザーアイテム関連の物流が法律よりも先にできたので、国は必死に国民の反感を買わないように法律を作っています。

助かったのは基本銃などは禁止だという事で、武器販売も自ら自重したことなど、人目を気にする企業や店が多かったことです。

なので、法律よりも簡単に作れるガイドラインを大量に発行し、日本はそれに沿って動いています。


研究は意外と進んでいます。情報もアナログが多いおかげで余り漏れていません。企業はファックスや社内のみのネットワークなど、物理的に情報ネットワークから秘密を切り離しています。政府が一番に示したガイドラインなので、多くの企業がこれを採用。お金もかからないこの対策は今のところ成功を収めています。言語の壁もあり、人材の流出が少なく、変なところで独自性を発揮し始めた日本に注目する企業は多いです。一番の問題はダンジョンアイテムの確保です。ゲーム大好き人間が多いので浮遊都市からの輸送は多いですが、ダンジョン管理者が不明なので産出量が少なく、ここに来て響いています。


EU

日本からの希少ダンジョンアイテムが海賊問題で止まってしまったが、パリとロンドンにダンジョンがあるのが幸して研究を続けられているEUですが、やはり苦労しています。二つのダンジョンのアイテム産出量が圧倒的に少ないからです。

EUは組織的にダンジョン通貨を集め、トレードでそれを補っています。

うまくユーロとダンジョン通貨を共存させてヨーロッパをダンジョン通貨の取引の場にし、ダンジョン通貨が集まりやすい環境を作りました。

EUではダンジョン通貨が普通の通貨のように使えます。レートもほぼ固定で動かず、今ではお釣りにダンジョン通貨が混じるくらいです。


浮島

それぞれ独立国家としての道を歩み始めています。王国のように管理者本人が収める場合もあれば、浮遊都市のように管理人を設定して収めさせている場合もあり、完全民主制をとっている浮島もあります。共通しているのは通貨がダンジョン通貨ということ、そして大国からの干渉を警戒していることです。浮島によっては国と認められずにいるところもあります。例えば北大西洋浮島はイギリスが領土として主張しているため、世界ではまだ国とは認められていません。


南大西洋浮島はブラジルが主権を主張したものの、アメリカが独立を支持し、アメリカと南大西洋浮島政府間で安全保障条約とダンジョンアイテム通商条約を結んだため独立国として認められています。


ここまで読んでいただきありがとうございました。


これで元宮高校編は終了です。


次は公安編を書く予定です。銃刀法なんてって時代ですから出てきても問題ないと思って公安・秘密警察も出しに行きます。伏線も回収しに行く予定です。


事件を起こすものの、まだ解決まで考えていないですが、1日1話では考える暇もなさそうなので、見切り発車したいと思います。


何時も通りですね。


お昼に読めるようにいつもの12:10に明日から公開予定です。


これからもスキル浮遊都市をよろしくお願いします。

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