第3話 雄太のお姉ちゃん問題。

終業式がおわり、帰りのHRで急遽雄太の家にお泊りすることが決まったので雄太は悠人と貴洋が来る前にある問題を片付けおかないといけなかった。

「ただいま」

「お帰りなさいユウ君。お風呂でする?ご飯食べながらする?それとも普通にする?」

「そんなプレイしないし普通にする気もない。お姉ちゃん、今日友達が泊まりに来るんだ。だから今日と明日だけお姉ちゃんの家に帰っててくれないかな?」

問題とは雄太のお姉ちゃんの梶原恵のことである。

この梶原恵は雄太以外の前では容姿端麗、勉強もスポーツもでき地元では有名な美人大学生なのである。しかし雄太の前では一転、ただただくそエロいブラコン大学生なのだ。ちなみに大学が夏休みなので実家に帰省している。

「お姉ちゃんユウ君以外とえ○ちするのはいやよ。お姉ちゃんはユウ君の物なんだから」

「そうなんだありがとう。今日は裸エプロンなんだ」

「そうよ。昨日はメイドコス、その前はナースコスよ」

どんどん肌の面積が広くなってる気がするけど。

「そんなことより友達が泊まるんだ2人」

「悠人くんと貴洋くん?」

「あ、うんそう」

泊まりに来るのは初めてではないので名前を覚えていたらしい。

「今回もお姉ちゃんの姿を見られたくないんだ。だから頼むよ」

「ユウ君ってば束縛激しいすぎてお姉ちゃん興奮しちゃう。でもいいわよ、お姉ちゃんちゃんとユウ君との約束守るわ」

「ありがとう」

雄太は恵のことを悠人と貴洋に教えていない。ましてやお姉ちゃんいることも言っていない。なぜならお姉ちゃん、恵を見ると欲情する2人の姿が目に見えて想像できるからである。

「今回も何事もなく終わってくれよ……」

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男子高校生の夏休み。 サネッティ @sanenenene

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