あとがき
いつも引きを作って終わらせるんですが、今回はとくに大変なとこで終わりましたね。
久しぶりにルリムを出そうかなぁと、ふと思ったら……これは、マズイぞ。
マジでメインストーリーが進んでしまう!
以前、フォロワーさんにメインストーリーをどんどん進めて短めでシリーズを終わらせたあと、番外編の形でふだんの悪魔退治の連作短編を続けるのと、ふだんの話をからめながら、ゆっくりメインストーリーを進めるのと、どっちがいいですかと聞いたことがあるんですが、そのとき、やっぱり、ふだんとメインと同時に進行していくほうがいいという意見を聞きました。
なので、なるべく、そうなるように気をつけながら進めてたんですが……む? むむむ。
これだと本気で神父との三角関係に突入してく流れになるじゃないか。
いや、いずれはそうするつもりだったので、いいんですけどね。
ルリムとの三択の約束がこのままラストに向かっていく展開のトリガーになってしまいました。
不思議なもんですね。
計算してなかったのに、予定していた流れに自然にハマっていくって。
全二十部くらいかなと思ってたけど、これだと十五部くらいで終わってしまうかも……。
意外とキーマンらしいマルコシアス。
ほんとは黒髪の男に化けられるのに、ずっと狼のままで終わってしまうのか?
次回はとりあえず、アルバート(黒川)と対決ですね。そのさい、アメリカへ行くことになってしまうかもしれません。またはイギリス。
果たして快楽の玉はとりもどせるんでしょうか?
エブリの四部のあとがきに書いたんですが、次の次でクトゥルフと対決。
そのあと、神父との三角関係激化。
そして物語は止められない流れに向かっていきます。
いわゆる鬱展開になっていくんですが、最後はちゃんと感動できるラストになってますので、ご期待ください。
これだけ書いといて、ちょっと次回までに間があくかもしれないんですが……。
次回のサブタイトルはまだ決まってません。九部と十部で『組みかえられた鏡』前編、後編にしようかと思ってたんですが、十部はまた新しいの考えるかもしれません。やっぱり前後編にした場合は、いつのまにかこっそりと九部のタイトルが変わってますw
最近、ストックがなかなかたまらないので、過去作をアップして時間稼ぎをしたいんですよね。その場合は、ワレスさんの続編かなぁと。
まあ、何かしらを公開はします。期間限定で異端狩りを出しちゃってもいいかな、とか……。
えーと、今回、龍郎たちは東京へ行きました。
おのぼりさんとひとめでわかる純朴そうなイケメンw 一人で歩いてたら都会の腐女子たちのカモにされそうです。あっ、腐女子なら、二人で歩いてるほうがカモにされるのか。
今までバリだのフランスだの、あちこち行ったけど、東京は一回も行かせてなかった。なぜか?
僕がよく知らないからですw
僕自身も東京は一回しか行ったことないんで……んん、基本、地元から動きません。
前に駅のなかで迷ったとき、東京の人はみんな冷たかった……(´・-・。)クスン
でも、スカイツリーの場面は今後の展開も見越して、美しく書けたかなと思います。いかがだったでしょうか?
では、また次回〜
あっ、今回はオマケありません。
すいません。
宇宙は青蘭の夢をみる9(旧題 八重咲探偵の怪奇譚)『アザトースと賢者の石編』〜組みかえられた鏡〜 涼森巳王(東堂薫) @kaoru-todo
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