第2話


動乱(第三部)2


音に気づいたみたいで、真っすぐ近付いてきます、潜水して岩陰に隠れると、真上に来て止まりあたりを探しています、新一は、

警備艇の後ろから近づき、そ~と乗り移り、機関銃を持っている兵士の口を押えて当身を食らわすと、へなへなと座り込んだ、

ので、


機関銃を奪い空に威嚇射撃をして、ロシア語で動くなと言って、指揮官の将校に銃を突きつけで、武器を置けと言うと、みんな、

が機関銃を置いたので、バンドをはずし後ろてに縛り、水中にあいづすると広田が浮上したので機関銃をわたし、水中バイク、

をくくりつけたのです、


操舵室に行きエンジンを、かけて巡視船に向け航行すると、無線で何か発見したのかと入ったので、いや大きな魚だった多分、

イルカだろうと言うと、了解したと無線は切れたのです、将校がおまえは誰だと聞くので、日本の特殊部隊の神崎だと言うと、

ロシア語はどこでと聞くので、


捕虜収容所だよと言うと、愕いたロシア人かと思ったと苦笑いするので、お前たちは開放するので心配するなと言うと、何と、

大胆な事をするのだと言うので、もともとは領空侵犯していない自衛隊機を先に攻撃したソ連に非がある、拘束しているパイ、

ロットも開放してやる、


明日戦闘機で送り返すよと言うと、そんな事了承するものかと言うので、かかってくれば全機撃ち落としてやると言うと、

いつから自衛隊は交戦しても良い事になったのだと聞くので、わしが今度統合幕僚長になったのだ、全部隊に全部の武器を、

使かい交戦しても構わないと命令したのだと言うと、


軍の幹部がみずから救出に来るとはと言うので、チョット挨拶にきたまでだよと笑ったのです、巡視船につき、武器の弾を、

すべて海に放棄して、バンドをはずして、武器を返しそれでは開放すると言うと、次は油断しないぞと言うと敬礼するので、

答礼して、


何も見なかった事にすれば、処罰は免れるぞと言うと、苦笑いしてエンジンをかけて警備艇は戻って行ったのです、津田が、

お見事でしたと言うので、報復に何かするかもしれん、十分注意してくれと言って、ヘリにのり旭川に戻ったのです、広田、

がありがとうございましたと言うので、


良く一機撃墜したと言うと、ハイ、処罰は覚悟していますと言うので、正当防衛だ処罰はないよと笑ったのです、司令官が、

上手くいきましたね、さすが海軍一の戦略家ですと敬礼するので買いかぶりだよ、明日はもっと面白いぞ、私はT-33にソ連、

の少佐を載せていく、


全てペンキ弾にしてくれと言うと、旧式で二人乗りですよと言うと、中野が心配ない先生はプロペラ機でもソ連は勝てないよ、

と言うので、中野はサポート役だ、手は出すなと言うと、承知していますと返事したのです、それでは料理屋に案内しますと、

言うので着替えて、


シャワーを浴び、総理に無事救出した事をしらせると、大喜びしたのです、町に出て料理屋に入り、ビールで乾杯すると中野、

が私にもやらせて下さいと言うので、そうだな、それでは片一方だけペンキ弾にしろ、多分二機でくるから、一機は譲るぞと、

言うと、


喜んだのです、川上がわたしも松山航空隊の生きのこりです、中野空将の配下でした、神崎一佐は私の分隊長だったんですよ、

と言うので、ほう腐れ縁と言うわけだと、笑ったのです、ジンギスカン料理が来たので、みんなで鍋をつつき盛り上がったの、

です、


翌日は少佐を後ろに乗せて離陸してソ連の領域に行くと、二機のミグが飛来し、ここはソ連の領空だと言うので、南カラフト、

千島列島は日本の領土だ、従ってここは日本の領空だと言うと、領空侵犯により撃墜すると言うので、やれるもんならやって、

みろと言うと、


一機が上空からかかって来たので、急上昇するとソ連機はバカ目と言って、後ろに着き45度になり銃撃すると、新一の機体は、

どこにもありません、宙返りをして水平にすると、風防に後ろから赤いペンキがバシ、バシと音を立ててふり注いだのです、

新一がそれはペンキ弾だ、


実弾ならお前は蜂の巣だぞと言うと、どうやったんだと聞くので、僚機に聞いてみろと言と、もう一機が今度は俺の番だと、

言うと、中野が貴様は俺が相手だと言うと急降下したので、慌てて左にバンクして暫くすると中野の後ろに着き、もらった、

と言って、


銃撃すると曳光弾が左に走り、ハズレたのです、中野はスロットルを絞ると、ソ連機はぶつかると思い目を瞑ると衝撃はなく、

忽然と視界から消えたのです、中野は左シフトして真後ろに着くと、ペンキ弾を発射したのです、バシ、バシと音がして、

ソ連機の風防が黄色にそまり、


中野が一機撃墜だ、次は実弾をおみまいするぞと言うと、なんと言う腕だとあきれると、これよりカラフトの基地に少佐を乗、

せて行く案内しろと言うと、拘束されるぞと言うので、ミグを盗み逃亡するので問題ないと言うと、わかった、これより誘導、

すると言うので、


追尾して、南カラフトのソ連軍基地に着陸したのです、続いて中野も着陸すると、武装した兵が取り囲んだのです、機を降り、

ると司令官室に案内したので中野と二人で部屋に入ると、イワン少将だと手を出すので、久しぶりと握手すると、あいかわ、

らず無茶をしますねと言うので、


少佐は引渡す、我々を拘束するのかと聞くと、いや、こちらの戦闘機二機は簡単にやられたそうではないか、それを拘束すれ、

ば世界の物笑いとなる、自衛隊のパイロットは気の毒な事をしたと言うので、昨日私が救出したと言うと、どうやってと聞く、

ので軍機なので答えられないと言うと、


全て聞きましたよ、まつたく、前回の脱獄とおなじに手際が良いですなと言うので、処罰はされなかったのかと聞くと、ええ、

閣下の調達した食料のおかげで褒められましたよと笑ったのです、少佐が申し訳ありませんと言うと、いや、日本とは境界、

がはっきりしていないので良いのだよ、


今回は処罰はなしだと言ったのです、イワンがわが国は今回の事は発表しないと言うので、日本政府も発表しないと言うと、

今後この様な事がないように、あの地域は緩衝地域としてわが軍は立ちいらないと言うので、日本もそうしょうと言うと、

統合幕僚長になったと聞いたがと言うので、


あれは嘘だよわたしは引退したのだ、今回は傭兵として政府にやとわれたのだよと言うと、それならソ連は安心だ閣下は何、

するかわからんからなと笑い、練習機の後ろに、ウオッカ、イクラ、カニを積んでおいた、私からのお土産だと言うので、

それはありがたいと言って、


これは中野空将でこんど、航空自衛隊幕僚長になったと紹介すると、貴方も中々の腕ですなと握手したのです、それではと言、

うと基地を離陸して旭川に向ったのです、基地に着陸して、総理にすべて終わったと連絡すると、ご苦労様でした、今日は、

ゆつくりと打ち上げして下さいと言ったのです、


中野にそれでは東京に帰るぞと言って、司令にこれで領空は侵犯しないだろうとむ言うと、ハイ、しつかり監視しますと敬礼、

するので、答礼してF104に乗り込み離陸して百里基地に向ったのです、百里基地から総理官邸にヘリで飛び総理に面会すると、

総理がお世話になりました、

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