第12話 不機嫌真里亜ちゃん

 友美ちゃんが自分に告白してくれた日、真里亜ちゃんと話すのが気まずいなあ、と感じたけれども、真里亜ちゃんは僕のところにやってきて、


羽生真里亜:「純君一緒に帰ろ。」


大平純:「山下さん何か言ってた?」


羽生真里亜:「純君。聞いたよ。このモテ男。でも、振ったんだよね。だから許してあげる。」


 許すって僕は悪いことでもしたのであろうか・・・。


羽生真里亜:「純君は。悪いことしてないからね。悪いのは友美だからね。」


 と言って、真里亜ちゃんは僕の耳たぶをつねる。


大平純:「いたた・・・。真里亜ちゃん機嫌悪いの?」


羽生真里亜:「別に怒ってないから。」


 と、怒っていた。


大平純:「真里亜ちゃん。今日アイスクリームおごってあげるから一緒に帰ろ。」


羽生真里亜:「アイスで許してあげる。」


 と、僕は今日の放課後真里亜ちゃんと一緒に帰ることになった。














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