第13話 放課後

 そして放課後。僕は真里亜ちゃんと帰ることになった。


大平純:「真里亜ちゃん。アイス何がいい?」


 僕は必死に真里亜ちゃんを諫める。


羽生真里亜:「純君。もう怒ってないから。だからアイス頂戴。アイスの代わりに愛の巣でもいいよ。なんちゃって。」


 真里亜ちゃんはお茶目に話す。


大平純:「今日はいい天気だね。」


羽生真里亜:「ほんとだね。」


大平純:「天気は元気だね。太陽の光がもらえるし。」


羽生真里亜:「純君って、お話上手だね。どうやって覚えたの?」


大平純:「自然に。」


 ここで、自慢せず答える。


羽生真里亜:「純君ってなんか控えめよね。もっと自分を全面的に出そうよ。」


 真里亜ちゃんは出し過ぎだと思った。


大平純:「で、塾のことなんだけど。僕やっと真里亜ちゃんのクラスに編入できるんだ。今まで下のクラスだったから。」


 そう、同じ塾には通ってたけどクラスが違っていたんだ。


羽生真里亜:「純君、よく頑張ったね。私にクラスハイレベルよ。」


大平純:「結構頑張っちゃったよ。」


羽生真里亜:「これって愛の力かなあ。」


大平純:「そうかなあ。」


 と、この放課後は2人のきずなが深まったのだが…。




























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