第7話 8月2日
今日は8月2日、真里亜ちゃんと唯一会える日であった。この日、真里亜ちゃんのうちに瞳ちゃんと遊びに行くのである。
真里亜ちゃんの家は大きかった。どうやら金持ちみたいだ。
大平純:「真里亜ちゃん。こんにちは。」
と、ぼくは、何も知らないふりをして話す。
羽生真里亜:「純君。怒ってる?」
大平純:「え?」
羽生真里亜:「瞳ちゃんから聞いたよ。純君。私と豪くんと一緒にいたのを見たって。」
そうか。この前の男の子は豪君って言うんだ。
羽生真里亜:「ごめんね純君。豪君に告白されて、ちょっとだけ話したのよ。でも、純君の方がいい。」
大平純:「・・・・・・。」
上条瞳:「真里亜ちゃん。純君は傷ついたんだからね。」
大平純:「真里亜ちゃん。僕、真里亜ちゃんと一緒の塾に行くよ。塾で勉強する。」
羽生真里亜:「え?」
上条瞳:「何かまずいの?」
羽生真里亜:「いえ、全然大丈夫だよ。でも、純君。勉強について行ける?」
大平純:「ついていくしかないよ。」
羽生真里亜:「わかった。解らないところがあったら私が教えてあげる。」
僕はほっとした。しかし、進学塾の難しさは半端じゃないと、これから気づくのであった。
8月2日は、この日は真里亜ちゃんと瞳ちゃんと思いっきり遊んだ。トランプや人生ゲームで、楽しんだ。
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