第6話 7月の夏休みのある日のこと

 ある日、僕は商店街を歩いていた。とそこに真里亜ちゃんがいた。声をかけようと思ったけど、隣に一緒に歩いている男の子がいた。


大平純:(だれだろう)。


 後ろから2人を尾行した。

 

 すると、2人は同じ塾に通っていたんだ。


 僕は結構ショックを受けた。


 これを瞳ちゃんに報告する。


上条瞳:「嘘でしょーっ。」


大平純:「本当だよ。誰なんだろう。気になるんだよね。」


上条瞳:「じゃあ、誰だか聞いてみようか?」


 僕の心臓の鼓動が早くなる。


大平純:「じゃあ、今夜教えてね。」


上条瞳:「うん。」


 そして僕は家に帰って母さんに言った。


大平純:「塾へ通いたい。」


大平美奈:「え?いったいどうしたの?」


大平純:「勉強したいだけだよ。」


 勉強したいだけというのは嘘である。でも、このままじっとしてはいられない。


大平美奈:「じゃあ、父さんに相談ね。」


大平純:「うん。」


 と、この日父さんに言ったら、


大平聡:「いいぞ。」


 と、2つ返事でO.K.だった。


 恋のバトルが始まろうとしている


















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