第2話 20xx年4月1日(日)ボケ大会

 そして次の話題に移った。

小幡信一:で、次は、ボケ大会です。では、始めましょう。・・・・・。で、何やるんだっけ?

高橋伸男:もうボケたい大会始まってるの?

前橋美奈子:いえ、終わりじゃない?退会だから。

横山輝:いやこれは明らかに嘘だ。

小幡信一:嘘の話は終わってるって。

高橋伸男:いや、それは嘘だろ?

小幡信一:嘘です。

近藤春菜:えー。

石井友子:何驚いてるいてるの。

近藤春菜:だって話の脈絡が・・・。

小幡信一:と、みなさん、こんな感じです。わかりましたか?では、これからボケたい会を始めましょう。

横山輝:もう始まってたんじゃないの?それもボケ?

前橋美奈子:でも、ボケるって結構楽しいね。

小幡信一:そうだね。ご老人になっても楽しみが増えたね。

横山輝:まだ早いんじゃない?

小幡信一:いや、今は昼過ぎてるよ。

横山輝:いや、今の早いは今日の時間じゃねーじゃん。

近藤春菜:ボケるのもたまにはいいね。

高橋伸男:じゃあ、アルツハイマー病は怖くはないの?

近藤春菜:嫌に決まってるじゃん。

高橋伸男:じゃあ、嘘じゃん。

近藤春菜:でも、今日はいいんでしょ。

小幡信一:じゃあ、どういう病気が好きなわけ?

横山輝:いや、好きな病気がある人はおそらく世界中探してもいないと思う。

前橋美奈子:絶対ですか?

横山輝:ということは美奈子さんは病気が好きなんですか?

石井友子:いや、ボケてるからボケの病気は多少なりとも好きなんじゃない?

 と、話は続く。


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