サークルジアース

小幡信一

第1話 20xx年4月1日(日)エイプリルフール

 今日は20xx年4月1日(日)である。信一は今日も張り切ってサークルに挑んだ。今日のサークルには信一を除く男性2人女性3人といった感じである。

 男性の名前は、高橋伸男、横山輝、女性の名前は、石井友子、前橋美奈子、近藤春菜、である。

小幡信一:みなさんこんにちは今日は4月1日なのでテーマは「嘘」です。まずは嘘を言うことからはじまします。皆さん思いついた嘘を言ってください。私はうそをつけないので答えませんというのは嘘で、私が先陣を切らしていただきます。今日は、非常にいい天気ですね。

石井友子:曇ってますよ。

小幡信一:といった感じに誰かが嘘を言ったら突っ込むというものです。今日の第1テーマは「嘘」と突っ込みをしましょう。では、誰か言う人いますか?

高橋伸男:私は一生の中で嘘をいったことがありません。

石井友子:いや、すでに嘘でしょ。

小幡信一:他の人は?

横山輝:織田信長は本能寺の変の後、脱出してヨーロッパにいた説がある。

小幡信一:それは知的で素敵なうそですねえ。

石井友子:私は200歳まで生きるんだ。

小幡信一:それは、100%嘘とは言えないなあ、もし生きていたら。

横山輝:ありえないでしょう。

石井友子:じゃあ、私が200歳まで生きたらどうする?何かくれる?

横山輝:もちろん。

小幡信一:その「もちろん」は嘘でしょ。横山さんがその歳まで生きていないでしょう。次嘘言うのは前橋さん。

前橋美奈子:わたしAKB48のメンバーで紅白でました。

横山輝:これは明らかに嘘だ。

小幡信一:でもかわいいうそだね。

高橋伸男:信一さんさりげなくポイント上げていませんか?

小幡信一:そんなことないよ。で、最後春菜さんね。

近藤春菜:私は実は男です。

高橋伸男:え、本当なの?すごいショック

近藤春菜:嘘です。

横山輝:え、嘘なの?すごいショック・・・というのも嘘。



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