第6話 急展開ですね〜

お父様のお仕事を手伝ったおかげで何となくこの世界のことが分かってきました。


お仕事の休憩にはお城(?)の図書館に行き

本を読む。

そして、また仕事をする。

その繰り返しです。


最初は、出会った皆さんに驚かれてしまったけど、

今はお話してくれたり、

お菓子をくれたり、

お仕事をくれたり……

…うん、最後のはくれたのではなくて

押し付けられたのか…とほほほ


まぁとにかく、とても色んな人から認めてくれる。

それがとても嬉しくて、

泣いてしまったら、お父様が倒れてしまいました。

…ごめんなさい。


でも、何とかやっていけそうなので、最近は1人で歩くことがようやく許可が出ました^^*


さて、

今日は、何の本を読もうかなー


料理の本も読みたいし、

他国の本も読みたい!

あ!そうだ、もし国外追放になった時のために他国のことを調べておくのもいいわね!


今日は、隣国についての本を読もう!


「あの、エマイヤ様。」

「はい。」

突然呼ばれて返事をしながら振り向いたら

そこにはよく、お話をしてくれるミニヨユさんがいた。

「こんにちは。ミニヨルさん」

「こんにちは。エマイヤ様。

陛下がお呼びです。」

……えっと、お父様をかな?

「ごめんなさい。お父様がどこにいるのか分かんなくて…」

「あ、いえ。

エマイヤ様をお呼びですよ。」

「…私ですか?」

……いやいや、今誰が呼んだって?

陛下って言った?

え?おかしいでしょ。

一応私まだお披露目してないのに…

お披露目は5歳にするのであと3年後にある


考え事をしていたら、なんだか、高級っぽいお部屋の前にやってきた。


……陛下との初対面です

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