第1話 私は…

……ここは

「知らない天井だ、」


…言ってしまった、言ってみたい言葉上位に、君臨する言葉を言ってました。


ここは、、

私はベットから体を起こして周りを見回した。


おっきい

綺麗な、まるでお姫様みたいな部屋。


綺麗な女の子?

う?

こ、これは、私?!


綺麗な淡いピンク色の髪の毛、

瞳は透き通るような黄緑色、

肌は白く顔全てのパーツが素晴らしい、


なんということでしょう


生まれ変わったら、とんでもない美少女になってました。


ガチャ


急にドアが開きビクッとしてしまった。

窓のところにはメイドさん?


「あ、あぁエマイヤ様、」

エマイヤ?

私の名前?

なんか、聞き覚えが…


「はっ、これは失礼しました。

おはようございます。

体調の方はいかがでしょうか、」


体調…って、


「先日から高熱が続き苦しかったことでしょう。なにか食べれそうですか?」

「っあ、じゃぁ、スープで…」


メイドさんはニコッと笑い、分かりました。

と姿を消した。

…エマイヤ、略してエマ。

この人は、この人は、クイーンザ・ワールドの

悪役令嬢だぁ、、


そう、私の前世、凜の時に空いた時間プレイしていた乙女ゲーム、クイーンザ・ワールド。その悪役令嬢エマイヤになってしまってる。


エマイヤは、

1,家族に殺される

2,婚約者であった殿下に婚約破棄され、

殿下が雇った人に殺される

3,国外追放される


忙しくて、まだ全部は出来てないが、覚えているのはこの3つ。

…命の危機じゃん。




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