応援コメント

第11話 無料には気をつけろ」への応援コメント

  • ふと、御作を再読していて思い出しました。

    私が養護施設にいた小学5年生の時のこと。
    私のいた養護施設の若手児童指導員の男性の出身大学(私立理系)の筋から、大学祭の無料券もあるからと招待されました。
    その日は別の国立大学の大学祭もあり、そちらの鉄道研究会の展示に行くつもりにしていて、実際、その日も含めて3日間、昼から晩まで通い詰めました。
    その結果、鉄道研究会から「スカウト」されて小学生から例会に通うようになり、大学にも現役合格してそのままOBになりました。
    ちなみに、その養護施設からの大学進学者は私が初めてでした。

    もし、あの日その私立大学の大学祭の招待に、無料券(模擬店のもあったらしい)につられて他の子らとともに行っていたら、そういう運は決してつかめなかったでしょう。

    確かに、無料(ただ)ほど安いか高いか以上に、怖いものはないです。
    その話を思い出して、改めて、ぞっとしましたね。

    作者からの返信

    あがつま ゆいです。
    応援コメントしていただきありがとうございます。

    たまにふと「あの時ああしてればもう少しましな人生だったんじゃないか?」っていう人生の分岐点を考えるんですが、無料だからと遊び始めたらハマってしまう。っていうのもあると思います。

    与方藤士朗さんの例は幸福な事例ですけど、タダほど怖いものは無いって本当の事ですからね。