第8話 新しい命の価値 ⑥
アリアを部屋から掃き出しベットに横になった。
今日は何かと忙しかったなぁ…
リリーネとのデートと皇女様…ユリと友達になったし…アリアには…ね…
あ,ステータス見てみるか。
ここで突然だけどこの世界にはステータスがある。神界でリリーネが教えてくれたのだが…最近まですっかり忘れていた。
生まれたと同時にステータスカードというのが神々から1人に一つ与えられる。そこに自分のステータスが刻まれている。
僕のステータスは…
[ステータス]
○ モロハ・ガン・アストラリン 8歳
(元 宮水諸刃)
HP 5000 MP 100
スキル
(D級)俊敏 跳躍 剣術 弓術
(C級)炎魔法 風魔法 水魔法 魅了魔法
(B級)身体強化 物理攻撃軽減
ユニークスキル(現在使用不可)
(SS級) 限界突破 [ロック中]
(SS級) 成長速度増加 [ロック中]
固有スキル
(A級) 悪魔召喚
称号 限界を知らない者 神の使徒
人間族と敵対する者
こんな感じになる。
僕のステータスは歳の割にはいいステータスらしい。
スキルは、EからSまである。
そしてユニークスキルはA級からSSS級まで…
ユニークスキルを保持する人は少ないらしい。
そして固有スキル。
人間にはなくエルフ、ドワーフ、ビースト、デモンズには種族で決まったスキルが割り振られる。魔族の場合、悪魔召喚でCからSまである。
ざっと説明したが、この世界はステータスが重要ということが分かっただろうか?
僕はリリーネからプレゼントしてもらったユニークスキル。成長速度増加を調べていた。
成長速度増加
〜人を倒した時、モンスターを倒した時に得る経験値を最大で千倍するという恐ろしいスキルだ。そんなありがたいスキルをくれたリリーネに心でありがとうと伝えておいた。
一つ気になることがあるそれは【人間族と敵対する者】のこと。
別に敵対するつもりないんだけどなぁ、
また今度人間界にもいってみようかな…
僕は部屋の明かり落とし、就寝することにした。
翌朝、
「おい、なんでこうなる」
布団をあげるとそこにはパジャマ姿のアリアが寝ていた。
アリアが5歳になってからずっとこれだ。
やめてくれと言っているのにやめない。
僕のことが好きだからとか言ってくるがただからかってるだけじゃないのか?と思えてくる。
脚にまとわりつくアリアを引き剥がし朝ごはんを食べに食堂へと向かった。
◇
時間は遡り昨晩、城内では…
『ユリアナは!ワシの可愛いユリアナはどこに…どこなのだ!!』皇帝
「お父様,落ち着いてください!警護のものたちが必死になって探してありますから!」エリシア
「そ,そうだな…取り乱してすまん…だが…ユリアナが…」皇帝
「呼んだ?」ユリアナ
「「いたーーーーーーーーーー!!」2人
「ユリアナ、勝手に外に出たらいけないと言っただろ?お前は一国の皇女なのだぞ?」
「ゴメンなさい…」
「ユリアナ?もうこんなことしちゃダメですよ?女の子なんだしいつ襲ってくる男の人がいるかわからないんだから、ね?」
「いやだ、」
「それはなんでだ?ユリアナ」
『友達に会えない』
「友達?今日できたのか?」
「うん。可愛い」
「それは良かったねユリアナ、女の子の友達だったら安心ですね!」
「違うよ、男の子」
「「なんだって…??」」
_______________________________
後半話していたのは皇帝とユリの姉とユリです。横に名前を添えときます!
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