第6話 魔法訓練
次の日
「中佐殿。放課後になりましたので、本日の訓練を・・・」
「あ、うん。えーと、6年だっけ?」
「はい。」
大尉は、何事もなかったかのように、朝から仕事をしていた。大人のメンタルってすごいんだね。さすがに一クラスずつだと、ものすごく時間がかかるんで、1学年ずつにしておきました。
「さてと、6年生は?」
「はい、教室にそれぞれ待機してもらっています。」
「オーケーじゃ、校庭にでてもらってて」
「分かりました。」
十分後
「こんにちは~~~6年生の皆さん。私の名前は、せーの」
「・・・・・・」
6年生&教師
「「「「怖い」」」」
「やだなー昨日までいっしょに学んだ、仲じゃないですか。もう一度、せーの」
「・・・荘野先生」
「は~い。よくできました。それじゃ、無駄な前置きは置いといて、適当に1列で並んでくださ~い。魔力を呼び起こしますよ」
私が、そういうとすぐに並びだした。やっぱり、みんな魔法をつかいたいんだなぁ(勘違い)先生も混ざってるけどま、いっか。そして、私はそれぞれの手を握って魔力を流した。呼び起こされるのは静電気程度の、痛みを伴うがまぁ、大丈夫だろう。そして全員終わった。ふー疲れた。さあ、ちゃちゃっと終わらせよう。
そして、私は先生&生徒に、一辺が五センチ程の銀色の箱を渡した。
「これに、自分の魔力を流してください。水を流し込むイメージです。」
すると、箱の上に様々なマークが出てきた。
魔法の属性には、大きく分けて4つある。
火、水、土、風これらを『親』として様々な『子』が生まれる。親しか持っていない者もいるがそれは、滅多にない。親しか持たないものは、その親を持つ子の属性を全て使うことができる。その力は物凄く強力だ。まあ、私は例外だが。
さて、いい感じに人数が分かれているようだし、次に進もう。
「はーい、皆さん箱のマークが同じ人同士で、集まってくださーい。」
先生方は、火と風だった。
「そしたら、ステータスと言ってくださーい。自分のスキルやらなんやらが出てきます。友達には、見えませんからあんしんしてくださいねー」まあ、子供には関係ないと思うが主に大人が・・・
「よし!確認はできたかな?今から自分の属性のボールをつくりまーす。イメージは、まあできるでしょ。わからなかったら、いってくださいねー。」
ボールを作るなんて、アニメの中では簡単そうだが・・・
「うおっ、われた!」
「うーん、なんで四角?」
「ば、爆発する!!」
そう簡単には、行かないんだなーこれが。難しいのなんのって。ま、死なないように結界は、張ってるし大丈夫でしょう。
「さ、皆さん今日はこれができるまで、返しませんからね。頑張ってください。私は、仕事してますので何かあったら職員室まで。あ、大尉よろしく」
「え、なんでわた「なんか文句ある?」
「・・・いいえ」
「結構、結構じゃ、がんばってねー」
そうして私は、職員室へし・ご・とをしに行った。まあ、休憩も仕事のうちだしねー
軍人少女、日本の学校で魔法教師になる。 猫月 林檎 @catmoonapple
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