第5話 校長魔法を練習する。

質問タイムは、2時間にわたった。

正直に言う、マジ疲れた。大尉と答えることで少しでも楽しよう作戦だったのに、大尉の方に行ったのは、ほんの2,3人で(しかも後からこっちに来た)結局全部私が答える羽目になった。あ~~~~~疲れた。よし!こういう時こそ、

「大尉。」

「はい。」 

「言わずとも、わかっているよな。」

「・・・・・・・・・・・・・はい。」

やばい中佐キレテイル。口調もいつもと違う。

「よしよし。今日は泊まり込みだな。あ、安心しろ仕事は終わるまで待ってやる。それに時間は止めるからな。」

「・・・・・・・中佐それはどれぐらいですかね。」

「ん~~~~そうだな、1週間ぐらいだな。多分。もちろん、寝ずに食べずにだぞ。それでも死なないんだから。」

「!!」

「何をそんなに驚いているんだね。当たり前ではないか。明日(現実)までには、教えれる程度まで行ってもらわねばならないからな。基礎から、応用までやることは山積みだ。早く今日の仕事終わらせろよ。私は終わったからな。ガンバレ。」

そういって中佐は自分の席へ戻った。そして何やら、ゲームをしだした。スマホで。・・・・・・・・・・・頑張ろう。

そこから、さらに3時間ぐらい経ってようやく仕事が終わった。ここから、一週間も、訓練なんて地獄すぎる。やだ、やだ、やだ、やだ、やだ、中佐絶対厳しいだろうし。うう・・・・・言いたくない。 

そんなこんなで、悩んでいると、 

「お、終わった?」

「はい。」

「そうかそうか、それじゃ、異空間へレッツゴーーー」

「・・・・・はい。」



「大尉どう?」

「体が重いです」

「そうか、じゃもうちょっとだね」

「え。」

今、私は体力が残っていない、はずだ。なのに中佐殿はまだ、訓練をすると言っている。夢でも見ているのだろうか。私は今の今まで訓練をしていた、体で魔力を感じられるようになるのに2日。魔力を体に流して体を強化する、いわゆる身体強化だ。それを徹底的にして1ヶ月、そう、すでに1ヶ月もの間訓練しているのだ(確か1週間ほどと言っていた気がするが)魔力を流していたおかげか、疲れなかったが、さすがに1ヶ月もやっていると、当たり前の?ように疲れる。だというのに、中佐殿は、まだ訓練続行しようとしている。頭がいかr))))殴

「ほらほらさぼってないで。」

「はい」

そして、さらに1週間私はついに倒れたのだった。

「ほら休んじゃ、って倒れちゃったか。まあ筋はよかったしこの期間でよくやったか。魔力制御はできてたし、あと少しかな、【ヒール】」

「はっ」

「さあ、ついに魔法使えるよ、大尉の属性は、・・・・・・・・・大尉って中二病だった?」

「へ!」

「その反応は・・図星か」

翔太の見た目は、爽やかな草食系男子な見た目、顔つきは大人というより子供だ

「・・・・・・・・は、はい」

う、うう恥ずかしい。

「と、ところで中佐殿、わ、私の属性は、何ですしゅか。」

うわ、盛大に噛んだ。気にしないでおこう。

「えっと、たぶん子供たちから人気あるよ。炎属性しかも漆黒の炎、それでいてスキルが【ブラックフレイム】」

「・・・・・・・・」

「え~~と・・・ステータス見る?」

「はい。」

これは、ステータスを見せた方が、よかったかもしれん。そう思いながら、開き方を教えた。

「ステータスって言ってみて」

「ステータス」



ステータス

 

性別 男 

種族 人間 

年齢 24歳 

称号 魔法使い軍人第1号(魔法使い軍人1号)

属性 [火]漆黒の炎 

レベル 10(5)

HP 150(50)

MP 100(100)

スキル ブラックフレイム


「ちなみに()の中に書かれてるのは、追加されたやつね。追加されたら音が鳴るよ」

「・・・・・・・」

「・・・別に恥ずかしいことではないよ」

「・・開き直ることにします」

「・・・うん」

「ちなみに、中佐殿のステータスは・・」

「う~ん・・また今度ね。」

「はぁ・・・?」


そして、青水らは、現実世界へと帰ってきた。


「まさか、本当にそのままだ」

「大尉、帰っていいよ。」

「あ、はい。ありがとうございます。中尉殿は・・・」

「ああ、仕事が残ってるからさ」 

「わかりました。お先に上がらせていただきます。」

「うん。また明日」

そうして、翔太は、帰っていった。


「・・・・・こんなの見せれるわけないじゃん」


ステータス


性別 女

種族 人間(仮)

年齢 15歳(仮)

称号 世界の理を超えている者 神より憎まれ愛されている者 時を歪めし者

属性 理

レベル オーバー

HP オーバー

MP オーバー

スキル 理

 

その言葉は燃え盛るような夕日に吸い込まれていったのだった。

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