主人公はたぬきのポン太。タイトルの通り、両親のお墓参りに行きます。
不思議なことに、このお話ではお墓を通して亡くなった両親と会話をすることがでるのです。よって、会話から母親が息子を心配しているのが伝わってきます。
そして母は「生きているうちに、息子の結婚相手と孫を見たかった」と言います。きっと心残りだったのでしょう。
しかし、一方で父親は「かわいい嫁さんとめんこい子が見える」と言うのです。
さて、ポン太の結婚相手と子どもが、父には見えて、母には見えなかったのは何故だったのでしょうか。読むと、ポン太には両親に言えないある秘密があったことが分かります。
その秘密が何だったのか、気になった方は読んでみてください。きっとポン太の優しい気持ちに触れることができると思います。