04 未踏の地
僕の魂は
永遠と言う名の
大海を帆走し
希望と言う名の
大地を目指した
けれど
その地は僕の肉体に
未知と言う名の
恐怖を刻み込む
そして
僕は逡巡し
大海の水面を漂い
さんざめく光に
瞳を閉じた
ゆるやかに
張られた
曖昧な風を掴みかねていた
遥かな過去より遺された
役に立たない海図を
それでも僕は棄てきれず
そう
これより先は
未踏の地
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます