終章
第24話 薄汚い幕を下ろせ
人が嫌いだ。
春の後ろにいれば済む話ではあるがそうだとしても、人はいるだけで誰かと摩擦を起こす。
だから、正しく言うなら、人間関係が嫌いだ。
すべて煩わしい。うるさいほどに擦れる。望まないのにかかわる、ビリヤードの玉みたいにはねて、連鎖する。
気持ち悪い。
誰と誰が話していようが自分には関係がないのに、どうしてこちらにまでやってくるのか。
わからなくて、気持ち悪くて、吐きそうで、怖くてたまらなくて、憎くて、
おぞましい。
死ねばいいのに。
全員、跡形も無く。
すべてがまっさらなことになればいいのに。
それを口に出せば、春は成すだろう。それを口にするのはできなかった。
なぜだ。
橋場和人の欠片は、今から行うことを理解している。
数億が死ぬ。人間関係がすべて。リセットが始まる。
数万が生まれる。こちらとあちら、世界は溶け込む過程で帳尻を合わせる。
いるはずの命、いないはずの命。死んだ人間、死んでない人間。
すべてはランダムに、いや、魂という強さによって漂白され、今一度生まれることになる。
弱い人間に価値はないのか。わからない。だが、起きることはすべて人が生きるという席を奪い合った結果だ。
空に亀裂が走る。本当に微々たる亀裂が走る。
人を一人、生かすことができない世界。
世界は本当に滅びるのか。
本当に生きていいのか。
試すときが来た。
試すまでも無い。死ぬべきだ。
食堂には変わらず騒がしさがあった。
ブルーノが作り置いた食事を奪い合う白銀は見慣れたもので、紫苑は慣れた様にひょいひょいと器用に避けて皿を取る。
センジはすでに食べきっており、外にふらふらと出て行っていた。
いつもと変わらない、毎日起こる騒がしい食事の風景。喪失も何もかも覆い尽くすような喧騒。
紫苑がトーストを頬張る。その隣の席に、皿が一つ置かれる。
席は空いている。エドガーさんだろうかと視線を滑らせる。
黒い洋服。やはりエドガーだと思い、椅子に座ったものを見て、紫苑は目を疑う。
彼は、溶け込むようにそれを一口食べて。
「やっぱり、俺の料理はうまいな」
食堂から騒がしさが消えた。誰もがそいつを見て、色を失ったような衝撃を受けた。
白い服についた一点の黒い染みのような、そんな存在感。
「みんな、どうしたんだい? 食べなよ」
ほら、と恐怖の魔人はまた一口、ブルーノが作った料理を食べる。
「自分で自分の料理のことは早々褒めないんだ。褒めてくれる女性がいるからね。ねだることもない」
「貴様、何をしに来た。いや、どうやってここに……」
L2が構えながら問うと、ヴィルヘルムは何だそんなことかと落胆をあらわにする。
「いいさ、答えよう。君達が装備を整えるまでの時間稼ぎに付き合う」
食堂にいない白銀のメンバーには即座に伝達がいきわたり、準備をしている。食堂のメンバーは全員距離を取り、武器だけを手にしていた。
「まずはここへの来方。これは単純だ、アキバにはもう結界がない。だからというわけじゃないが、堂々と正面から来れる。でもこのギルドビルには入れない、と思うだろう」
それがそうでもないとヴィルヘルムは自らのステータスを他人へと見せつける。
「オレは、ブルーノと同一さ。システムが、世界が、ゾーンが、オレを俺だと認めた。だから簡単には入れる。今からブルーノを出禁にしたっていいぜ、そうでしてもオレは入り込む」
そしてもう一つは、
「世界の崩落が始まったということさ。もう誰にも止められない」
「なんだと?」
ブルーノが語った、才天の目的。
崩落、崩壊、災害、合致。
二つの世界を融合させるという最悪の喜劇。
L2が声をあげ、窓の外を見た。
何も起きていない。世界はいつもと変わらず、大災害の最中にある。
でまかせ? いいや、違う。
「はあ!?」
念話をとったオブリーオが素っ頓狂な声をあげた。急いで飛び出して、昇るのは屋上。
アキバ直上、空に、亀裂が走っていた。
小さく小さく。
ぱらぱらと何かが零れていく。ガラス片みたいにきらきらして、周囲の風景を反射している。
少しずつ、大きくなっている。
もう始まっている。
「もしかして、敵の本拠地に殴りこんで崩壊の術式を止める、なんてことがあると思ったか? それは残念だったな。ラスダンなんてないもんさ」
さて、とヴィルヘルムは飲み物をどこからか奪い取って、杯に注いだ。
「誰も止められはしない。ヘレルやブルーノ、和人でさえ。なあ、お前達だって悪くないだろう? 現実じゃあ負け犬、いいことなんかなにもない、ゲームの中では英雄、小説の空想に現実を忘れ、漫画という娯楽に溺れて、アニメなんて言う虚構に縋りついている。きらきらしたものなんて何一つ持っちゃいない。戻ってどうする? 五日間仕事に行って、足りない二日で泥のように寝床に倒れて、また五日間無駄にする、二日無駄にする。滑稽じゃないか、何もできない、何もしない、何も見れない、何も触れない、何も得られない、何も、何も」
くすくすと、魔人は笑う。
「負け組の諸君、どうだい。あっちとこっちは交わる。そうすればお前たちは冒険者で勝ち組だ。虐げてきた奴、蔑んで来た奴、憐れんで来た奴、ああ、もちろんそうしてないやつらも、みんな尻尾をふる」
愉快な光景さ。
「残念ながら、私は負け犬ではない」
エドガーがヴィルヘルムの真正面に立った。
「生まれながらの勝ち組だ。そしてその恩恵を最大限生かす義務がある」
「へえ、それで?」
「なに簡単だ。今回貴様を否定する理由はただ一つだ」
誰もが武器を取った。言葉で揺れても、意思は一つ。
「貴様はむかっ腹が立つ」
動く。が、がくんとエドガーが体勢を崩した。何だと見れば足が動いていない。
正確には、影が動かず、縫い付けられていた。
「ま、なんでもいいさ。どうでもいい。突然、ある日、世界の終わりはやってくる」
L2が氷の槍を編み、
「その前に。魂に触れた冒険者たちよ」
影が爆ぜるように広がった。
「――――――!!」
食堂ならず、一階部分を冒険者ごと吹き飛ばし、黒い槍は当たりの建物さえ串刺しにした。
通りがかった大地人、冒険者、関係なく、傷付けていく。
「死ね」
大災害から一年弱を過ごした本拠地は呆気なく基幹を破壊されたことにより、大量の土煙を吐き出しながら、九龍城が如く増築された白銀は沈んでいく。
「これで死んでおけばいいのに」
がらりと瓦礫をどけ、白銀の頂は雄叫びをあげた。
魔人と白銀。
黒と白が激突した寸前、アキバではもう一つ、破壊の音が響く。
すらりと大神殿の前で、刀が一つ抜かれた。
街の中での抜刀。パフォーマンスなどかと誰かは目を向ける。
刃を抜いたのは白く長い髪を一つにまとめた吸血鬼。
冒険者じゃなかった。モンスターだと誰かが叫んだ瞬間、
「遅いって」
嘲笑と共に、斬撃が羽ばたいた。
刃が走った先にあるのは大神殿。
街の心臓、冒険者の心臓ともいえるそこはモンスターの一撃によって呆気なく二つに切り裂かれた。
上がる悲鳴、戸惑い、叫び、怒りの声。
「お前、何して……モンスター!?」
「やあ、冒険者!」
武器を取った冒険者まで一足で移動し、頭蓋を掴む。
「あ、ぐ……!」
ぎりりぎりと軋む音がして、段々と血が滲んでいく。
「今死んだら、君はどこで目が覚めるんだろうね」
びくりと冒険者の体が痛みなどではない恐怖で振るえた。
「いま大神殿は僕が壊したから、どこに行くんだろう。きちんとおきられるかな。登録された場所が使えない場合、どこにいくんだっけ。ひとつ前? ホーム? いやいやそのホームが壊れてるし」
まあ、いいさ。
「ちょっと確かめてきてくれ、冒険者」
「や、やめっ」
赤い果実みたいに弾ける。また悲鳴が上がる。白い外套が血に染まったのを見て、バートリーはため息を吐く。
汚れてしまった。初めからこれとはついてない。
だけど、まあいいか。
逃げ惑う人々。立ち向かおうとする冒険者。伝達はすぐになされて、軍靴のように勇ましい音がどこからか響いてくる。
「今日は世界最期の日だ。楽しんでいこう」
「ふざ、」
一人の武者が大上段から刀を振り下ろす。
「けんな!!」
バートリーはそれを容易く弾き、白い武者を横目で見た。
「ええと、君は、あ、そう、センジ」
「大将と同じ顔すんじゃねえよ」
切っ先を向けるとバートリーは興味を失ったように移動を始める。
「無視すんな!!」
一騎駆けで追いつくがまた防がれた。器の格が違うのだ。冒険者というのは集まってこそ力を増していくように設計されている。
二十四人集まらなければ、同じ土俵にすら立つことはできない。
だからどうしたと絶えずセンジはバートリーに攻撃を仕掛け続ける。すべて防がれ躱され、視線をやることすらできないが続けないよりましに決まってる。
「こっち見ろよ!!」
「やだよ、疲れる」
足が向く先はギルド会館、タウンゲート。街の大切な臓器。それらを潰していく。
「てめえ!!」
がぁんと音がして、バートリーが歩みを止めた。
センジが止めたという思い上がりはない。正面に編成された冒険者の一団があるというだけのこと。
「対応が早い。眼鏡かな。いや違うなぁ。形式的だもんねぇ」
D.D.D.の鴉かとバートリーが呟くなり、タンクが前進した。守護戦士、一番硬い職業。ウォークライでバートリーを引きつける。
陣形が展開され、遠距離が上を取った。最初の一合が交わされ、受け止めた守護戦士と指揮官、ヒーラーはその一撃で確信する。
フルレイドクラス。そんなものが街中に入り込んだ。明らかな、敵意をもって。
これは侵攻だ。すでに大神殿は破壊されている。だがここで撤退などできない。するにしても時間稼ぎがいるのだ。
故にもう一度守護戦士は叫び、敵を引き付けようとして、バートリーは素通りした。
「あ……?」
今、たしかにヘイトを。
稼いで。
消えたかと思えば、バートリーは指揮官の前にいた。
「ヒーラーはどこ?」
「は……?」
意思疎通ができないはずのボスが言葉を使う。
理性ある瞳でこちらを見ている。
「え……?」
理解不能。吸血鬼は失望して、指揮官ごと一隊を切り捨てた。
建物が沈む、人が飛ぶ。
「無理だ……こんなの……フルじゃ……レギオン、じゃ」
逃げる冒険者の背中に腕を振るとそれだけで千切れる。
吸血鬼は悲鳴に塗れていくアキバをわがもの顔で歩く。
「そうだ、忘れていた」
と、突然立ち止まり、バートリーの足元から九つもの大きな何かが飛び出した。
「十四番目の幻想は新生しているらしい。僕はやってないんだけど気に入ってるイベントがあってね、一年かけた世界の滅びだ」
九つのそれが立ち上がる。屍の属性を帯びて、産声を上げた。
「安全な町にさえモンスターが湧く。とても素晴らしい、滅びだろう?」
放たれたレイドボスモンスターが動き出す。
誰もがどうしても、何をしても抗えないほどの滅びはほとんどのアキバの人々にとって、予測できない形である日突然、災害よりも凄まじい恐怖を与えて、やってきた。
「なに、あれ……」
才天による暇つぶしによってアキバの街が壊されていく中、逃げようとしていた大地人の一人が空を見上げた。
空のひび、亀裂に何かが吸い込まれていく。
「え……?」
暴れ狂う九つの怪物がいることも、二つの厄がいることも忘れて、一人が足を止めると、二人目も足を止めた。
「おい! 何して――」
続く三人目が声を失う。冒険者が三人の大地人に声をかけ、避難を促そうとして、やめた。
「嘘だ」
大神殿の残骸が、破壊された街の痕跡たちが、空の亀裂に吸い込まれていく。
それに応じてか、亀裂が大きくなっていくようにも見えた。
「あ、あ…………」
それはぱらぱらと粉みたいに落ちて、広がる。
「シロ!」
場所は離れて、とあるギルドビルのその一室、眼鏡のギルドマスターがいるその場所に一人の戦士が駆け込んだ。
「直継、すぐに準備を――」
言葉の途中で、ふと影が差した。
大きな大きな影が、三つ。二十四人のこびとが集まって、時間をかけてようやく殺せる、大きな影。
「逃げ――」
それが届く寸前、その付与術師は誰かの名前をつぶやいた。
「ブルーノさん?」
誰だっけ、思い出せない。
ぐしゃりと叩き潰された。完膚なく、執拗なまでに、三つの影は小さな小さな外記を殺す。
瓦礫が空へ舞い上がる。
亀裂に落ちていく。枝からもがれたリンゴが空に落ちていくみたいだ。
やがて、浮くものは増えていく。壊れて存在が薄くなったものから、砂とか細かいもの、小さく軽いもの、手で抱えられるもの、両手で抱えられるもの、胴をこえるもの、子供、大人、鎧を着た冒険者、壊れていない建物たち。
どんどん、大きくなっていくのは誰もが見当がついた。
悲鳴が上がる。
怒号が響く。
誰もかれもが離れようとする。
急いで急いで逃げて逃げて。
走って走って、空から目を背けて、地面にうつる大きな影をよけて。
だから現れた同じような大きさの影と死体に気付かず殺されていく。
冒険者が戦う。冒険者が逃げる。もう嫌だと膝を抱えるものが多かった。
最初の時みたいだ。
違うのは、悲鳴があって怒号があって、感情はよりグロテスクに露出しているということだけ。
おぞましい、気持ちが悪い、吐き気がする。
憎たらしくてたまらない。
それでもと戦う冒険者たちは少数。どうにかして逃げようと惑う者たちは多い。
飲み込まれないように誰かが声を張り上げて、破壊の音に飲み込まれる。
他の都市へと逃れようとして何騎もの飛行生物が飛び立つ。ひとまず安心だ。念話をする者が、他の都市へとつなげ、渇いた笑みを浮かべる。
ミナミもススキノもナインテイルも、浮遊は始まっていた。
全部、全部、このセルデシアの大地に既に、滅びがやってきている。
でも、それだけではない。
その日はやっぱりいつも通りで、トーストを食べて、学校にきて、授業を受けて。
終わって、帰って、課題をやっつけて、終わりのはず。
そのはずなのに。
泣き叫ぶ声が聞こえる。
崩れる音がした。
今まで聞いたどんな花火よりもすごく大きくて恐ろしい腹の底からえぐりとっていくような音。
校舎が壊れた。
崩れた。
何人もの声が聞こえる。
教師も生徒も関係ない。
暗い夜に溜まるみたいだ。お昼のはずなのに。
何もしてないのに。
何も悪いことはしてないのに。
突然、ある日、それはやってきた。
校舎が落ちる。
がくんと明らかな浮遊感を得て、真っ二つに折れた。
落ちたとわかったのは、下が見えたからだ。
暗い暗い井戸みたいな。
大きな虚。
深い深い穴。
ありえない。
そんなものあるわけないのに。
穴は広がって。
飲み込まれる。
いくつも声が重なるけど、穴に吸い込まれて消えて行った。
落ちていく。
日本も、世界も関係がない。
崩落が始まる。
大災害が塗り替えられる。
みんな落ちる。
落ちる。
落ちていく。
空へと落ちていく。
アキバに根差し、未だ落ちていない銀葉の大樹に、俯瞰する男がいた。
白い髪、赤い瞳、黒い外套。
二つの世界を落とした人間の欠片。
月から大陸へと降り注いだ天よりの災いではなく。
災厄にして、最悪の才天、ヘレル。
一切の感情を推察できない。すべての理解をはねのけるように彼は存在している。
「今更やってきたか、ブルーノ」
後ろに足音一つ。
やはり白い髪で、赤い瞳。白い外套を身に着けた男は剣を握っている。
「止めるにしては遅すぎる」
「ああ、どうでもよかったからな」
人が死ぬのも生まれるのも、世界が燃えるのも落ちるのも滅ぶのも。
「好きにすればいい」
「お前の本音はそれか」
ヘレルの存在がそうであるように、ブルーノの否定がそうであったというだけだ。
誰もが自分のことしか見ていない。
当たり前のことなだけだ。
「十年使用」
剣に虹の奔流が宿る。急速に色あせていく視界。
「森羅変転ほどの大魔術を行使したなら消耗してるだろ」
ならばそのまま、
「死ね」
いつまでも橋場和人の内側に鳴り続ける言葉をはいて、ブルーノが疾走した。
巨大な木の枝の上。滅びいくアキバを眼下に記憶が消える。
ヘレルは応えるように剣を引き抜き、静かに呟いた。
「十八年使用」
言葉と共に極光が突き立つ。
太陽が爆発したような光が大樹からあふれて、アキバを照らす。
真っ白な世界。
それもすぐさま消えて、何が起きたと辺りを見渡す地上の人間は、ばきばきととてつもない音をまき散らしながら、折れていく大樹を見た。
「その記憶は、自分のものだけだと思っていたか」
半ばから断たれた大木が落ちていく。緩慢な動きで、巨大なものがアキバの街にたたきつけられた。
衝撃波が駆け抜けて、瓦礫も何もかもが巻き上げられ、舞い上がる。
「っ……! お、まえ……」
「驚いた。まだ原型があるのか。いや、そうか。そうだったな、お前の特性はそうだった」
虹による回復。それだけじゃない。共感子の運用は誰にもできて、卓越していただけのこと。
否定ともう一つ。
「再生だ」
相反する二つの特性。
「丁度いい」
ヘレルの手が伸びる。
「俺になれ」
本能が危険を叫んだ。自分が自分という危機的状況。いや、それよりも恐ろしいことが起きるという直感だ。
「一年!」
剣を呼び出し、その手が踏まれた。
「無駄なことをするな」
剣が飛んだ。空間跳躍。ワープだ。それが目指すのはヘレルの首だ。
「くたばれ」
首が刎ねた。
ヘレルが灰に――ならない。
「まだ、生きて」
どくんと心臓が跳ねる。
眩暈がする。
そのまま暗い闇の中へと、ブルーノはすりつぶされた。
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