第12話
『願わくばこの箱が、永遠に開かれんことを』
『あなたに、永久の幸福を』
『――あなたの友 森の魔女より』
『――わたしの友 永遠の翼へ』
****************************
【TIPS】
◆ファッションとしての宝石
この世界においてお金持ちや貴族、王族のシンボルは、宝石ではなく黄金である。
よほどの理由がなければ、身分を示すために身につけるアクセサリーの類には、黄金の装飾品を用いることをお勧めしよう。
なぜなら、いわゆる加工された宝石は、ほとんどの場合何らかの魔法が込められた魔道具――即ち、武器、兵器、神器の象徴であるからだ。
そんなものをジャラつかせて大出を歩くというのは、ナイフをチラつかせながら歩き回るのと同列。即座にその土地を管理する治安維持組織によって逮捕されることになるだろう。それも、生死を問わず……。
◆???
墓標、役に立ったでしょう?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます