冒頭から繰り広げられる熱い「百合」愛に押されて、私にはその趣味はないのですが「おお……」と思って拝見しました。こんなにも最初から熱量をもって語られると、膝を正して拝聴したい気分になります。それなのに、心から愛する百合の関係に介入しなければいけない悲しみ。
序盤三話は、関係者の説明以外はひたすらそこに割かれていて笑いながらもとんでもない展開を予想させてくれます。「ペット」って具体的になにするの? いけないことになっちゃうんじゃないの? これからへの期待が募る面白い冒頭でした。
女の子も王道かわいい系とかっこいい系の組み合わせなので、女性でも「お似合い」と感じられて読みやすいのではないでしょうか。そういう面でもよかったかなと思います。