機龍世紀3rdC：暗黒時代～黒髪の騎狼猟兵

World Building 12 アストと仲間たち

●はじめに：

　主人公であるアストとその仲間たちの能力値及び特徴などを解説いたします。

●能力値の見方：

　能力値は、ＳＴR、INT、TEC、MAG、ＥＸＰ、ＤＥＳ、の6種です。

　そして、いずれもＳ（高い）～Ａ～Ｂ～Ｃ～Ｄ～Ｅ～Ｆ～Ｇ（低い）というランク（※）であらわされます。

　それぞれの意味は以下のとおりです。

『ＳＴＲ』：肉体的な能力の高さ。筋肉の力。

『ＩＮＴ』：精神的な能力の高さ。知性の高さ。

『ＴＥＣ』：技術的な能力の高さ。各技能の基本値。

『ＭＡＧ』：魔力に対する適正の高さ。

『ＥＸＰ』：戦闘経験の豊富さ。

『ＤＥＳ』：天命力。運命力。困難を切り開くための力。

※　各ランクの示す能力の目安は以下の通り。

S＝人外。人類種を超えた超生物。

A＝人類の限界。

B＝超人クラス。現実ならオリンピックメダリストやノーベル賞学者。

C＝英雄クラス。アスリートや学者。

D＝英雄候補生。運が良ければ英雄になれる。

E＝一般人の平均値。

F＝一般人の弱者。

G＝ある意味人外。小動物など。

●キャラクターデータ：

◇アスト：

名前：神凪（カミナギ）　明日人（アスト）

通称：アスト

性別：男

年齢：18歳

誕生日：ソーディアン大陸では不明。

人種：人間族（異邦人、地球型人間族）

出身地：地球・日本

身長・体重：162㎝・56kg

外見：黒い髪・黒い瞳の黄色人種。容貌はそこそこ良い。髪型は自然に伸びたものを適当に切っているだけのぼさぼさ頭。

口調：普段は礼儀正しいですます調。切れると乱暴になる。

一人称：俺

癖・しぐさ：考えるときに顎に手をやる。

性格：礼儀正しいが若干切れやすい。共同体主義。

好き：狼乳酒。刀の手入れ。

嫌い：個人至上主義。

ＳＴＲ：Ｄ/ＩＮＴ：Ｄ/ＴＥＣ：Ｃ/ＭＡＧ：Ｂ/ＥＸＰ：Ｄ/ＤＥＳ：Ａ

装備：クメン+1（魔法剣）、ランダ、ガルガンド、パオ、狼笛、騎獣（＝ゲイル）

解説：

　本編の主人公。黒髪の騎狼猟兵。姉を探すために旅をする異邦人。

　能力値的には一般の希少なる魔龍討伐士と同じであるが、魔力に対する適正（＝MAG）と天命力（＝DES）が異常に高いのが特徴である。

　戦闘経験さえ積めば一気に成長が望める逸材である。

　幼いころに異世界に飛ばされたために、日本人としてのアイデンティティが乏しく、ソーディアン大陸の人間にもなり切れず、自身の足場を得るために人々に奉仕するような行動をとる。

　自分さえ良ければいいと言う個人至上主義が大嫌いで、個人の意思はある程度尊重するものの、共同体の善を超えるような行為は嫌う。

　基本礼儀正しいが結構短気である。

◇リディア：

名前：リディア

通称：リディア

性別：女

年齢：16歳

誕生日：大陸歴974年4月12日

人種：黒の部族

出身地：ボーファスの大地

身長・体重：143㎝・38kg

外見：銀の髪・金の瞳・黒い肌。角と尻尾。長い耳。容貌は美しい。髪型は後ろに長く伸びた髪を三つ編みに結っている。

口調：若干子供っぽい口調。誰に対しても特に変化なし。

一人称：私

癖・しぐさ：行動がいちいち子供っぽい。

性格：ブラコン

好き：お兄ちゃん

嫌い：孤独

ＳＴＲ：Ｅ/ＩＮＴ：Ｂ/ＴＥＣ：Ｄ/ＭＡＧ：Ａ/ＥＸＰ：Ｄ/ＤＥＳ：Ｄ

装備：祭器（短槍）、巫女服、精霊固定具×2

解説：

　本編のヒロイン。雷神の魔女。ブラコン義妹。

　魔力に対する適正が種族的な理由もあって最高値である。

　幼いころに家族を失い、その直後に義理の兄アストを得たために、それに執着している感が強い。

◇リックル：

名前：リックル

通称：リックル

性別：女

年齢：不明

誕生日：不明

人種：無色の民

出身地：不明

身長・体重：125㎝・24kg

外見：茶色の髪、茶色の目、わずかにとがった耳。容貌はそこそこ可愛い。髪は両側で結っているいわゆるツインテール。

口調：誰に対しても友達であるかのように話す。

一人称：あたし

癖・しぐさ：マジ。

性格：一般的な無色の民と違い、義理人情を重んじる性格。

好き：酒。自由。義理。

嫌い：束縛。

ＳＴＲ：Ｄ/ＩＮＴ：Ｃ/ＴＥＣ：Ｃ/ＭＡＧ：Ｂ/ＥＸＰ：Ｃ/ＤＥＳ：Ｄ

装備：短剣×2、皮鎧、精霊固定具、騎獣（＝ロバ）

解説：

　本編のサブヒロイン（？）。ソーディアン大陸の案内役。

　能力的には極めて平均的な無色の民の旅人である。

　結構謎が多い遊撃兵。外見がまるっきり8歳前後の幼女だが、それを利用して何かをするようなことはしない。

　無色の民にしては珍しく、義理人情を重んじ、悪戯なども滅多にしない、ある意味変わり者である。