2ページ目 中央寺補夢羅
2月20日
「はぁ〜」
今日1日何もいい事なかった。それだけなら許せるが、車に敷かれそうになったり不良にからまれそうになったり……
「まぁ……人生そんなもんだよね」
俺の名前は
今は学校からの帰る途中。部活が終わり帰る時間は驚異の8時、他の人から見るとそんなに凄く無いかも知れないが、俺にとってはヤバイのだ。
人気のない道……。
「おかしい……」
疑問には思っていたけど……道間違えたのかな?
「——すぐに引き返そう」
いつもならとっくに家に着いている時間だろう。だが目的地に着くことはない、それどころか…。
「ここ、さっき通った場所な気がする」
明らかにおかしいなことが起こっている。
「はぁ〜どうすればいいんだ!」
(お腹すいた....)
足取りが重い、めんどくさくなってきた。
「4回目だ、この道通っ」
突然の頭痛が男を襲う
「がっ..痛い痛い痛いぃぃぃ」
地面に膝をつく。額がおちる。意識が消えた。
ピピピッ!
「……モルモットを捕獲しました——ボス」
暗い暗い真夜中で、ただ一人の不気味な男の声が響いていた……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます