わたしが陰キャで何が悪い!
光川もみじ
第零話 星
「やっぱり星は綺麗だなぁ」
私は
今は家のベランダで流星群を見ている。
はあ、今日も疲れたなぁ。
家族、友達、先生以外の人と話すときはどうも緊張してしまう。
明日急にそれが直ってたらなあと思いながら空を見つめる
あれ、あの流れ星随分と長く光ってるな?
その瞬間、その星が近くの山に落ちた。
ドカーンという音とともに。
え?
ドカーン?
完全に爆発した音だよね?
それなのに誰も騒いでないよね?
どゆこと?
そのまま見てたら絶対なにかあるよね。
近づいてきて口封じされるとか、
宇宙レベルのヤバイことに巻き込まれるとか
いやだ!
わたしはモブとして生きていきたいんだ!
とりあえずすぐ寝よう。
私はベランダから中に入った。
それがこんなことになるとは、そのとき誰も思っていなかっただろう。
わたしが陰キャで何が悪い! 光川もみじ @mitukawa-momizi
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