第6話 女神様の加護は絶大!
商品の情報が漏れないなんて有り得ない!ってきっと思うだろうけどさ、女神様の加護?がやっぱりあったらしくてスキルがなくても出来ることが山のようにあったりした…
こんなのアリ?って私でも思ったのが魔法スキルとして貰ったものでも後天的に取れるものも実はあったりする、もちろんスキルとして貰ったものの方が本来なら強いはずなのだが、私には関係なかった。
鑑定、付与、空間魔法などなど定番スキルは大抵イメージするとすぐ使えたりした。
もちろん両親にはほとんど話してない、巻き込んで取り返しのつかないとこになるのは嫌だったので。今回学校に来るついでにこっそり作った魔道具がさっそく役に立ったのだが手紙の転送装置!
本当は電話とか作りたかったんだけどさすがにやりすぎかなって、でも連絡取れるようにはしておきたかったのでパパだけにこっそりこの装置をプレゼントしてきたの。
とりあえず大人になって私が独立する頃には本格的に商会を作れたらとは思っているんだけど、それまではこういうやばめのチートはねむっていてもらわないとだしね。
なんだかのんびりライフするつもりがなかなかスケール大きくなってきてるのはどうしてだろうとは思いつつ楽しんでいるのでしばらくはこのままでもいっか!と思ってるアンだったりする。
一方、領地でさっそく娘から託された魔道具が急に光りビックリして椅子から転げ落ちた父、ライオネル・ウェルズ
説明は受けていたが、初めて届いた手紙に期待して読んでみるとそこには懸念していた事がやはり実際に起こったとの事で、取引停止の手続きをさっそく済ませる。
我が娘ながらスキルを授かってから別人のように色んなものをつくりあげ、爵位と領地までもぎ取ってしまった手腕には舌を巻く程だったりする。
「しかし、あの子なりに考えがあるんだろうが、よくもここまで無事で済んでいるのか不思議でしかないな…」
王都にの方角にぼんやり目を向けながらライオネルはボヤくが、実はアンシャンテの特製魔道具スパイ防止装置、悪意拒否装置、暗殺者防止アクセサリーなどなど盛りだくさんでスパイや暗殺者から身を守っているとは誰も知らないのだったりする。
ちなみに雇用している人には秘密保持契約の魔道具をこっそり使っていたり、工場には結界まであったりと、目に見えないところではチート全開と言う有様だったしもするのはご愛嬌??
そんな訳でライオネルの心配をよそに、今日まで無事に工場は生産を続けており、アンシャンテのお小遣いは順調に増えているのであった。
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