第5話 テンプレですね...
異世界物語の定番!
チートを使って無双!
確かに色々やらかしたのよ?そして、成金並に儲かっちゃって内心ウハウハだけどさーこれまでテンプレじゃなくていいよね…
「ちょっと聞いていますの?」
ちょっと周りでキャンキャン吠えているお嬢様たちを見ながら呆れてしまっていた…
「えっと、つまり成り上がり男爵令嬢は、お偉い古参貴族様より目立つな?って事でよろしいでしょうか?」
事の発端は、学校内での男子達のおべっか?だったりする。
うちの領地で私がやらかした異世界チート関連グッズはなかなか手に入らないプレミア商品もありそれを持っていることが貴族のステータスに繋がるって事で、高圧的だったり、ゴマすりのようだったり様々だったが、とにかくオンナなんて簡単に丸め込める!って感じのギラギラ感丸出しで取り囲まれた…
それを特に気に入らないのが王都に家を持っている上位貴族令嬢たちらしく、今度は彼女らに囲まれてさすがにうんざりしている所だ。
「分かっていればよろしくてよ!金輪際このような事にならないようになさいませ!」
どうやら公爵令嬢を中心に取り巻き達がキャンキャン騒いでいるようなのだが鬱陶しいことこの上ない。
「よく分かりました。ご丁寧な自己紹介付きで先き程の皆様も貴方様方もご紹介して頂きましたので。金輪際関わらないように気をつけさせていただきます。それでは話が終わったようなのでコレで失礼致します。」
とりあえず貴族令嬢として最低限のマナー?はしてさっさと逃げよう。
そして領地にいる父へめんどくさい連中の名前を手紙に書いて関連商会の取引停止を急いでしてもらう事にするとしましょう(笑)
正直前世ではクズに近い両親にこき使われつつ何とか奨学金で大学を出て、両親共に早死してくれた事に安堵して普通のOLしてきた経験がある!
あんなプライドだけ高いおじょー様たちにキャンキャン言われても正直痛くも痒くもない、多くの貴族は不満ながらも我が家の商品が欲しいので今のところ下手に出つつスパイを送って情報を盗もうと躍起になっているくらいだが、簡単にはしっぽは出しませんけど!
とにかくコレであとは鬱陶しいことが無くなることを期待しよう…
多分無理だろうけどさ。
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