第6話

コーラを口いっぱいに含み、ファミリールームに戻る。すると、部屋が暗くなっていた。

「これなら外から見えないからダ・イ・ジ・ョ・ウ・ヴ」

臭い吐息が耳にかかってきた。

そして、僕の手は Aに操られ、 Aの胸の上に…。

僕は理性を保ち、というか、野獣にあらがい、冷静に話をするよう持っていく。

「恥ずかしがらなくて良いのよ。あたしドSだからさ、ね?」

Aは自らパンツを脱ぎ、ド汚い何かをさらけ出そうとする。「触って良いのよ」いえ、結構です。「もう濡れてどうしようもないの」乾かしましょう! 「早く触って」嫌ですね!

必死の抵抗を試みる僕だが、野獣に襲われてそうも行かない。

強制的に手がアソコに添えられ、何かを摘まされる。「ああ〜ん」何だコレ? 「イクー」行ってよし。

よく見ると、 Aのフンが付いたトイレットペーパーの破片が僕の手に乗っている。

100年の恋でもないが、これは冷める! なぜこんなものがここに? 臭え!

どうやら、 Aは大の方をした後に尻を拭き、その破片がアソコに引っ掛かったものと思われた。

女以前に人としてどうかと思う。

だがこれは、紙が、いや、神が止めてくれたのだろう。僕は、そう思うことしかできなかった。

Aはまだ物足りなそうであったが、後はタッテーが上手くやってくれるだろう。タッテー任してぞ!

僕は「帰ろう」といい、僕らはネットカフェを後にした。

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