内容まとめ_1章8節(50~54枚目)に相当

 本文は以下の構成になっており、それぞれの内容について、内容をまとめています。

 また、ここで言及しました作品固有の用語・陣営・登場人物などは解説集として、別枠で投稿しています。

 詳しい内容はそちらでご確認のほど、よろしくお願いいたします。

 ただし解説集は各章の最新および全体の最新に合わせた内容で更新しています。

 ここで語る以上のネタバレを理解した上でご確認のほど、よろしくお願いいたします。それを望まない方は解説集の閲覧を御遠慮ごえんりょしてくださいますよう、よろしくお願いいたします。


【構成】

・本編-文庫本換算ページ数

・本編-大まかな内容

・屋敷敷地内の戦況

・ホコアドク外の戦況

・ホコアドク外(西の港町に通じる森)の様子


【本編-文庫本換算ページ数】

 43ページ。


【本編-大まかな内容】

 仮面装属ノーブル仮面暴徒ブレイカーが戦い始めてから、しばらく経過した戦況を描いています。

 またその戦場の外の様子も描いています。


【屋敷敷地内の戦況】

 開戦と同時に仮面暴徒ブレイカー仮面の適合者バイパーあり仮面の適合者バイパー10体が消えたことで形勢は仮面装属ノーブルに傾きつつあった。仮面の適合者バイパー同士の戦いが動かないため、一般武装兵が勝っていた、仮面装属ノーブル仮面暴徒ブレイカーを押していた。

 しかし倒れていたあり仮面の適合者バイパーが全員起き上がったことでその形勢は覆った。

 仮面暴徒ブレイカー討伐部隊の総司令官、キハル・ソンシャンから指揮官の権限を委譲されたレック・レーフェンが部隊を動かして対処していたものの、形勢が逆転した。仮面の適合者バイパー同士の戦いに加わらず、壁役として仮面暴徒ブレイカーを阻んでいた一般武装兵を片付けることで仮面装属ノーブルを苦境へと追いやった。

 しかし戦線は崩壊していなかった。

 仮面の適合者バイパー同士の戦いに決着がついておらず、また狒々ひひ仮面の適合者バイパーでもあるレックの働きにより、仮面装属ノーブルは立て直す機会が残されていた。

 レックの指揮の下、部隊が時間稼ぎをしている間に仮面の適合者バイパー同士の戦いに決着をつけ、その戦場に駆けつければ、持ち直すことができる。再び優勢に事を運ぶことができる。

 そういう望みがあったため、仮面装属ノーブルは劣勢に追いやられつつも、仮面暴徒ブレイカーと戦っている。


【ホコアドク外の戦況】

 ヴィンヴィロード・アマステマイの策略でホコアドクの外にいたセリュ・トーリとキハルの前にクーシャたちが現れた。

 クーシャは運動能力に特化したぬえ仮面の適合者バイパーに姿を変えていた、セリュを相手取り、その戦っているすきにその横を過ぎ去ったレオレ・トフィーとピルク・トフィーはルートの1つ、絶交の仮面の適合者バイパーに姿を変えていた、キハルを相手取っていた。

 前者の戦いは、拮抗状態だった。開戦一発目はセリュが入れ、クーシャを吹き飛ばすことができたものの、その後はまともな一撃は入らなかった。彼は自身が得意とする怒涛どとうの攻勢で仕掛けたものの、彼女にいなされていた。その彼女は攻勢に打って出なかったから、お互い、決め手が欠ける戦いに発展していた。

 後者の戦いも拮抗状態だった。鍵認証キーセンス精緻挙動オペレーションによる出力向上で攻撃に徹するピルク反発の仮面の性質・鍵認証キーセンス精緻挙動オペレーション鍵認証キーセンス外拡機能エクステンションで防御を向上させて守備に徹するレオレは連係して、キハルに戦いを挑んでいたが、片手剣を2刀携えて、時には流し、時には切り込む彼は数的不利をしのいでいた。


【ホコアドク外(西の港町に通じる森)の様子】

 昼過ぎ、所有の仮面と占貌せんぼうの仮面とその使い手たちと仮面暴徒ブレイカーが所持する仮面を隠し通したまま、仮面暴徒ブレイカー討伐部隊が布陣する場所から西の港町に通じる森へと移動した、ヴィンヴィロードはその場所から仮面装属ノーブル仮面暴徒ブレイカーとの戦いに介入していた。

 交信の仮面の性質で戦場に波を飛ばし、周囲の状況を掴み、さらにガクウに倒されたあり仮面の適合者バイパーを操り、劣勢になっていた仮面暴徒ブレイカーを援護していた。

 自身のため、外出するための口実作りと愉悦ゆえつに浸るための検体の生産、そしてこの状況下にける両陣営の足掻あがき模様を楽しむため、遠い場所から動いていた。

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